'17年4月に行われた『日学・黒板アート甲子園』で、屋上の風景を描いた作品が優秀賞に選ばれたことで話題になった、坂戸高校。その後も公立の普通高校でありながら、全国大会で入賞するなど実力が知られるようになった美術部の部長さんに、取材してきたよ!

♥部長の鈴木咲良ちゃん(高2)

黒板アート甲子園でも話題! 埼玉県立坂戸の画像_1

美術科の高校に負けない実績を残す、普通科の坂戸高等学校美術部。そこで部長をつとめる咲良ちゃんにお話を聞いたよ。

「もともとは粘土や彫刻など立体作品が強い学校だったのですが、油絵に強い先生が顧問になり、絵画部門でも全国大会に出られるようになりました! ’17年は、先輩の黒板アートもSNSで話題になったりして、少し注目されるようになったみたいです」


◆咲良ちゃんが美術部に入ったきっかけは?

「幼稚園の頃から落書きみたいなことは好きだったのですが、中学では吹奏楽部に。高校に入学して、あこがれの女子の先輩を追いかける形で美術部に入部しました!」


◆将来はどんな道に進みたい?

「うーん。全然分かりません。もちろん美大はあこがれるし、なんとなく自分が一般企業でバリバリOLしてる姿は想像できないし……。芸術を続けたいけど、まだ悩み中です!」

♥埼玉県高校美術展で3名が入賞、全国大会へ

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♥美大卒の顧問の先生が油絵を直接指導

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黒板アート甲子園でも話題! 埼玉県立坂戸の画像_4
じゃがいもの油絵を描いているところ。先生から、色相(赤、青、緑のような色みの違い)や濃淡について細かく助言されてたよ!
4月から高校へ入学するコも、今まで経験のないジャンルでも、興味があったら部活見学や体験入部をしてみると、思いがけない才能が開花するかもしれないよ! せっかくなら、やりがいのある部活を見つけられたら、高校生活もより充実するよね。
撮影/冨樫実和 構成/杉浦麻子 (Seventeen2月号)