あのバブリーダンスをおさえて優勝! 同志社香里高等学校ダンス部
部活女子のみんなは、今年度の3月まで、もうひとガンバリのときだね! さらに、4月から高校に入学するコにとっては、何部に入ろうか、すでに悩みはじめているかも!? そこで、今回は、指導の先生なしに、部員だけで創りあげた創作ダンスで第10回(2017年)日本高校ダンス部選手権で、見事優勝した高校のダンス部に取材したよ!
部長&副部長に取材♪
㊥部長 川口紗依ちゃん(高2)
㊨副部長 福山楓乃子ちゃん(高2)
㊧副部長 橋本里香ちゃん(高2)
●ダンス部に入ったきっかけは、「小さい頃から興味はあったけど、高校受験のために参加した同志社香里高校のオープンキャンパスでダンス部の練習場面を見て、カッコよすぎてとりこに!! 絶対に入学したくて、猛勉強しました。あこがれのダンス部に入れて幸せです!」と橋本さん。
第10回(2017年)日本高校ダンス部選手権で優勝!!
『黒薔薇』をテーマにした創作ダンスで、圧巻のパフォーマンスを魅せ、見事全国優勝! 指導コーチはおらず、作品は部員たちだけで創作するそう。
「曲を決めてから、いくつかのパートに分けて担当をふり分け、それぞれがダンスを考えます。どの場面も細部の表現までとことんこだわりながら、全員で作り上げました」(川口さん)
「当初のテーマ候補は〝台風"で、方向性も全然ちがうものだったんです。でも、高3の先輩何人かが〝黒薔薇"を推していて、衣装や踊りのイメージ資料を作って熱烈にプレゼンしてくれて。それがすごく素敵で、変更することに!」(橋本さん)
【ある日の部活に密着!】1ストレッチ
まずは、各自で柔軟→続けて、体の動かす部分を意識した全員そろっての本気のストレッチ(アイソレーション)
2ウォーミングアップ&1人ずつフリーダンス
ヒップホップ・ロック・ハウスなど、曜日ごとにジャンルを決めて基礎練習→後列の先輩が、前列の後輩にアドバイスをして、精度アップをはかっていたよ。その後、みんなで円になり、1人ずつ中心でフリーダンス。やっぱり緊張するらしい!
3作品の練習
この日はここまでですでに約1時間半。そこから、作品のプログラムなどの練習→確認へ。フォーメーションも完ぺき。一糸みだれぬパフォーマンスを目指して猛特訓!
4全体ミーティング
部長さんからのお話。この日は、部活がテスト期間で休みになる間の心がけについて伝えていたよ。
年に一度、部内オーディションがあり、そこで部員全員が実技を採点しあう実力主義な一面も。全員が仲間であり、最高のライバルという信頼関係を感じたよ!
撮影/佐藤純子 構成/杉浦麻子 (Seventeen2月号)