最近、動物たちの「それホント!?」と思うようなエピソードを紹介した本が話題。ただ自分の知識が増えるだけじゃなく、誰かに話したくなるようなネタがいっぱい!! 本を読んで「生き物スゲー!」と思ったことがきっかけで、進路が決まったりして!?

じわる!動物のせつなエピソード

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「サイは悲しそうに鳴く」「シマウマはひとりで寝られない」などなど。聞けば「せつない気持ち」がじわじわくる動物のエピソードが読める本だよ。オランダに住んでるイラストレーター&コピーライターのブルック・バーカーさんが書いたこの本(ゆるくてかわいいイラストもバーカーさんが描いてます)は、去年アメリカで発売されてから中国、フランス、ドイツなどでも翻訳されてるもの。世界中の人がこれ読んでせつなくなってると思うと、なんかウケる!
『せつない動物図鑑』ブルック・バーカー(著), 服部 京子(翻訳)  ¥1000/ダイヤモンド社

動物好きはマジ泣きの可能性あり!!

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「負けると体の色がくすむカメレオン」「脂肪がつきすぎてうまくもぐれないアザラシ」など「え…かわいそう」となるような動物の生態のほか、ニホンオオカミをはじめ絶滅しちゃった動物の最後の1匹がどんなふうに死んだのかを解説する物語も。さらに「死んでしまった赤ちゃんを抱き続けたサル」とか本当にあった動物たちの泣ける実話まで。もう想像しただけで泣けてくるでしょ!?
『泣けるいきもの図鑑』今泉忠明(監修)  ¥900/学研プラス

※注意※表紙は芸人さんじゃなく博士です!!

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表紙の写真がヤバすぎて目が離せない!! この本を書いたのはバッタの研究者である前野ウルド浩太郎博士。野生のサバクトビバッタの生態を研究するために、アフリカのモーリタニアに行った博士だけど、なかなかバッタの大群には会えないし、サソリに刺されるし、ヤバイことの連続!! そしてついにバッタの大群に遭遇した博士がやったのは、緑色の全身タイツに着替えること!(その理由は本でチェック!)バッタじゃなくて博士の生き様に夢中になっちゃうかも。
『バッタを倒しにアフリカへ』前野ウルド浩太郎 ¥920/光文社
構成/古川はる香