飯豊まりえちゃんのお悩み相談連載、はっじまるよ~! JKがいちばん悩むのは、やっぱり学校がらみのアレコレ。高校を卒業して2年経つまりえちゃんが学校生活をふりかえりながら、みんなの悩みに答えるよ。

校則が厳しすぎる! ケータイNG、制服はスカートひざ丈、髪はひとつ結び! もっと高校生活楽しみたい!

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自由な学校を見て「なんでウチの学校だけこんなに厳しいの……」って思っちゃうかもしれないけど、私は校則が厳しいっていいことだと思うんだ。品格がある女性になれる。基礎ができる。大人になってからその基礎を作ろうとすると、時間がかかるよ。高校生の時期に、そういう環境にいられるって素敵なことじゃないかな。「もっと自由だったらいいのに!」じゃなくて、「この校則の範囲でどうやって素敵な思い出を作ろう」って考えるほうが断然、いい! それに、制服も校則の範囲できっちり着たほうがかわいいと思うよ。私も、そうやって着てた。校則を破ると、ちょっとセクシーな感じになっちゃったりするじゃない? 私は、厳しい校則の中で、きっちり制服を着ている女のコのほうが、きれいだと思います。
ワンピース¥12800/ROSE 三宿店 インナー/スタイリスト私物

クラスの友達は悪口を言わなきゃついていけないような人たちで、ストレスが溜まる……。どうすればいい?

直ちにそのコたちと離れるべきです。全然話を聞かなくていいし、誘われても「用事があるからごめんね。また機会があったら」って言っておけばいいんだよ。もししっかり言えるのであれば「このまま◯◯ちゃんと一緒にいたら、どんどん◯◯ちゃんのイメージが悪くなるから少し離れたい」「私は◯◯ちゃんと、悪口とかじゃなく楽しいことを一緒にしたい」って、伝えるといいと思う。私も、学生の頃はこんなこと言えなかったけどね。でも、こういうふうに言えてたら、もっとちゃんと人と向き合えてたかなって思うんだ。そのコ達のだれかから、自分も悪口を言われちゃうかもしれないって不安だろうけど、大丈夫。もし言われても、それはそのコたったひとりの意見だよ。たったひとりから悪口を言われたからって、人生が終わりなわけじゃない。学校から一歩外に出たら、関係ない人になれるんだから。そのコ達と一緒にいて、悪口を言うのが自分にとってはストレスって気づけてよかったと思おう。
撮影/新津保建秀 スタイリスト/高野麻子 ヘア&メイク/牧田健史 モデル/飯豊まりえ 文/東美希(Seventeen10月号)