田中杏奈、Seventeenを卒業しました!
2021年12月9日に突然の発表となった田中杏奈ちゃんのSeventeenモデル卒業。急なことにびっくりした人も多かったと思うけれど、杏奈がじっくり考えて出した結論、仲間への想い、これからのこと── このラストインタビューから受け取ってくださいね。
「高校でのあるできごとが、卒業を考えるきっかけでした」
「突然の発表になってしまってごめんなさい。私がセブンティーンからの卒業を決めた理由や、今後についてをお話できたらと思います。
まずは理由から。それは、“勉強をがんばりたいから”。今年の春に中学を卒業、高校に入学するため上京してきたことで環境がガラっと変わって。そして、すごくうれしいことがあったんだ。高校生になって初めての定期テストで、運もよかったのだと思うけれど、けっこう良い成績をとれたんです。まぐれだとわかっていてもすごくうれしかった。それからは勉強が楽しく思えるようになって、もっと勉強したい気持ちが芽生えて。同時に、芸能生活と学業を両立させるむずかしさも実感するようになって…。
これから私はどうしたいのか? を考えて出た答えが、“学業に専念したい”でした。だから、ST㋲の卒業後は“学業一本に専念する”です。今まで通り高校で勉強をがんばる道もあるし、海外に留学してみたいなとも思ってたりする。自分の将来の道の可能性を広げていきたい!」
まずは理由から。それは、“勉強をがんばりたいから”。今年の春に中学を卒業、高校に入学するため上京してきたことで環境がガラっと変わって。そして、すごくうれしいことがあったんだ。高校生になって初めての定期テストで、運もよかったのだと思うけれど、けっこう良い成績をとれたんです。まぐれだとわかっていてもすごくうれしかった。それからは勉強が楽しく思えるようになって、もっと勉強したい気持ちが芽生えて。同時に、芸能生活と学業を両立させるむずかしさも実感するようになって…。
これから私はどうしたいのか? を考えて出た答えが、“学業に専念したい”でした。だから、ST㋲の卒業後は“学業一本に専念する”です。今まで通り高校で勉強をがんばる道もあるし、海外に留学してみたいなとも思ってたりする。自分の将来の道の可能性を広げていきたい!」
ワンピース¥10800/miro amurette カチューシャ¥1045/ナディア フローレス エン エル コラソン ブーツ¥10800(オリエンタルトラフィック)/ダブルエー
「初登場は2019年10月号でした」
「このときは中学2年生かぁ。若い(笑)。でもどこが変わったんだろう、顔のりんかくがちょっとシュッとしたかも? この撮影はよく覚えています。同期(雑賀サクラ、瀬戸琴楓、ブリッジマン遊七)に会うのも初めてだったから、ずっとワクワクしてた! スタジオに衣装がずらっと並んでるのを見たときから、この青い服を着たいなと思ってたんだよね。本当に着られてテンション上がってた♡
STモデルになってからの約2年間は本当に楽しかった。いい刺激になっていたのは、やっぱり同期の存在。サクラがひとつ上で、こっちゃんとブリちゃんが同い年で。年が近かったからこそ、友達であり、いいライバルでもある関係性だったと思うんです。バチバチするわけではなくて、それぞれの個性で、自分のやれることをがんばりたいって思わせてくれてた存在。私は“大人っぽさを極めて、大人っぽ枠を確立したい”と思ってた。服装にモノトーンやシンプルなアイテムを取り入れたり、メイクも『ニコプチ』時代はピンク系だったのをブラウン系に変えてみたり。インスタの投稿も大人っぽさを意識、ちょっと暗めの写真になるように場所を選んでいたし、あえて夜に撮ったりしてました。その結果、“杏奈ちゃんがあこがれの存在”って言ってもらえることが多くなってすごくうれしかったです」
STモデルになってからの約2年間は本当に楽しかった。いい刺激になっていたのは、やっぱり同期の存在。サクラがひとつ上で、こっちゃんとブリちゃんが同い年で。年が近かったからこそ、友達であり、いいライバルでもある関係性だったと思うんです。バチバチするわけではなくて、それぞれの個性で、自分のやれることをがんばりたいって思わせてくれてた存在。私は“大人っぽさを極めて、大人っぽ枠を確立したい”と思ってた。服装にモノトーンやシンプルなアイテムを取り入れたり、メイクも『ニコプチ』時代はピンク系だったのをブラウン系に変えてみたり。インスタの投稿も大人っぽさを意識、ちょっと暗めの写真になるように場所を選んでいたし、あえて夜に撮ったりしてました。その結果、“杏奈ちゃんがあこがれの存在”って言ってもらえることが多くなってすごくうれしかったです」
「木音とは… 正反対なのに似てる」
「そしていちばん大きいのは、やっぱり木音。『ニコプチ』からいっしょにすごしてきた木音がSeventeenに入ってきて本当にうれしかった! 木音とは、服の好みとかは正反対なのに、考えてることには似てる部分がたくさん。“あんきの”企画の事前アンケートで“やりたいこと”って質問に、何も相談していないのに同じことを書いてた奇跡もあったし(笑)。ST㋲として木音に再会できたことは、私にとって精神的な支えにもなってたなと思います。もっといろんな“あんきの”企画をしたいね、って話していたのに… 先に卒業を決めてしまってごめんね。でも私はこれからも木音のファン。木音の笑顔が大好きだから、これからもその笑顔をST読者のみなさんにたくさん届けていってほしい」
「成長できた部分、未熟な部分」
「ファンのみんなには、卒業を発表したときにたくさんの言葉をいただきました。みんなびっくりしていて、中には“結婚するの?”なんてコも(笑)。それはないってちゃんと否定しておきたい! 結婚願望はあるけど、今じゃない(笑)。
応援してくれるファンがいたから私はモデル活動をがんばってこれたし、“杏奈ちゃんがあこがれ” “杏奈ちゃんみたいになりたい”という言葉が私のモチベーションになっていました。本当にありがとう。ST㋲としてすごした約2年、毎日が充実していました。特にSeventeenダンス部では、ひとつの目標に向かってみんなで努力する大切さを学べたし、目標だった表紙にも登場できました。
見た目も中身も、中2のころより成長できたと思う。これからいちばん成長させたい部分は、積極性ですね。私、マジで積極性がないんです…! 自分の思いや考えていることはあるのに、言葉にしたり行動に移すことができなくて。“言ったところで変わらない”と思っちゃうんです。今回の卒業は、そんな自分を変えるための一歩にもなると思っています。自分のために、自分の意志で行動できる人になっていきたい。
みんながくれたたくさんのうれしい言葉を胸に、新たな一歩を踏み出します。今まで、本当に本当にありがとうございました!」
応援してくれるファンがいたから私はモデル活動をがんばってこれたし、“杏奈ちゃんがあこがれ” “杏奈ちゃんみたいになりたい”という言葉が私のモチベーションになっていました。本当にありがとう。ST㋲としてすごした約2年、毎日が充実していました。特にSeventeenダンス部では、ひとつの目標に向かってみんなで努力する大切さを学べたし、目標だった表紙にも登場できました。
見た目も中身も、中2のころより成長できたと思う。これからいちばん成長させたい部分は、積極性ですね。私、マジで積極性がないんです…! 自分の思いや考えていることはあるのに、言葉にしたり行動に移すことができなくて。“言ったところで変わらない”と思っちゃうんです。今回の卒業は、そんな自分を変えるための一歩にもなると思っています。自分のために、自分の意志で行動できる人になっていきたい。
みんながくれたたくさんのうれしい言葉を胸に、新たな一歩を踏み出します。今まで、本当に本当にありがとうございました!」
杏奈からみんなへのラストメッセージ
未来のため、自分を変えるため、モデルを卒業する決意をした杏奈。そんな杏奈の将来にたくさんの幸せがありますように♡ STはずっと応援しているからね♡
撮影/千葉タイチ スタイリスト/前田涼子 ヘア&メイク/菅長ふみ(Lila) 文/上村祐子