「結婚」ってどんなイメージ? 甘ぁいスイーツみたいなふわふわハッピーなイメージもあるけど、嫁姑問題や夫婦ゲンカでドロ沼‼みたいな真っ黒いイメージも……。いや、もしかしたらみんなが今まで想像したこともないようないいところやヤバイところもあるのかも⁉ 将来のイメトレがてら、結婚の裏も表もぜーんぶのぞけそうな本、読んでみる?

結婚はいいもの? それとも「しなくて」いいもの?

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「結婚っていいかも」と思える”白い結婚”ストーリーと「結婚なんかしないほうがいい⁉」と思っちゃいそうな”黒い結婚”ストーリー、合計7作品が読めるアンソロジー集。”白い結婚”サイドは、プロポーズを受けて幸せ絶頂なはずの茉奈が、彼氏のシュークリームの食べ方が原因で気持ちが冷めてピンチになる『シュークリーム』など3篇。”黒い結婚”サイドは人工子宮で男性も妊娠&出産ができるようになった世界を描く『愛の結晶』など4篇。白派か黒派か、最後、あなたはどっち派に!?
『黒い結婚 白い結婚』中島京子、窪美澄、木原音瀬、深沢潮、成田名璃子、瀧羽麻子、森美樹 ¥1500/講談社

地元がバラバラな2人が結婚するとこーなる!

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「お互いの生活習慣が違っててモメる」って結婚あるあるだよねー。このコミックエッセイは北海道出身の夫と関西出身の妻(夫婦そろってマンガ家さん)が毎日の生活の中で発見したお互いの文化の違いを紹介。北海道では水温が冷たすぎて海水浴を全然楽しめなかった夫が、妻の地元の海で泳いで楽しさを理解できたり、別々の都道府県出身の相手と結婚するよさもきっとあるよね。北海道民&関西人あるあるとしても読めちゃうよ‼
『北のダンナと西のヨメ2』横山了一 ¥880/飛鳥新社

結婚とは「家事と戦う日々」の始まりである

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主人公のひかりは、結婚をきっかけに仕事を辞めて専業主婦に。でも、結婚まで実家で暮らしてたのもあって、家事なんか全然できない! 苦しんだ結果、ひかりが選んだ人生は? 結婚=好きな人とずーっと一緒♡ じゃなくて、家事と戦い続ける生活が始まるってことなのかも……。他に収録されている2つの小説も男女の感覚のギャップが見えるもの! 6/15にはお手軽価格な文庫版(¥590/講談社)も発売になるよ。
『かわいい結婚』山内マリコ ¥1500/講談社
構成/古川はる香