ヒミツの恋、飯豊まりえちゃんに相談してみよう。
みんなのヒミツのお悩みを、口が固いことで有名(!?)なまりえが聞きます! このままナイショにするか、伝えるか。迷っていることがあるコは共感できるはず。
ヒミツの恋
「私は塾の先生に恋してます。絶対付き合いたいんです!けど、告白する勇気も、ふられる勇気もなくって……。どうしたらこの恋が叶いますか?」(りこ・中3)
シャツ¥7200・パンツ(同生地ベストとセットアップ)¥19800・バッグ¥9800/Rose 三宿店 スニーカー¥6500(VANS)/VANS JAPAN メガネ/スタイリスト私物
まりえのお答え
「告白する勇気も、ふられる勇気もない」なら、やめよう。そういう気持ちなんだったら、好きなままで終わらせよう。そっちのほうがずっと一緒にいられるよ。もし私だったら、そうします。相手は大人だし、付き合える人ではないから。ヒミツにして、楽しむ。そして、素敵な思い出にする。あと、好きになるのはいいと思うけど、相手は先生ですごく年上だっていうのを忘れないようにしなきゃダメだよ。いまその恋を叶えるのは難しいってこと、万が一付き合えたら、知らないことを教わっちゃうかもしれないっていうこと。……ちょっと心配だなぁ。でも、恋は自由だし、どうしても伝えたいなら伝えてもいいと思う。「私はこういう気持ちなんだけど、先生はどうですか?」って。伝えたら、わかることもあるかもしれないしね。どうなっても、いい道に進むであろう。「絶対付き合いたい!」って思える恋、楽しんでね!
まりえにとってヒミツとは?
ヒミツって悪いことじゃないし、ズルいことでもない。逆になんで自分のことをそんなに人に共有しなきゃいけないんだろうって私は思っちゃう。「ヒミツを教えてくれたお返しに私も言います」みたいなの、よくあるけどしなくていいと思っちゃうもん。この人と共有したいっていう相手に言うのならいいと思うけどね。他人のヒミツも、知りたいとは思わない。もちろん、大切な人が悩んでいて、私と共有したいと思ってくれるなら、知りたいと思うけど。「教えて教えて! 知りたい!」っていう感じにはならない。 あのね、私はヒミツってすごくいいものだと思うんだ。だって、すべてを言ってしまったらおもしろくないじゃん。ヒミツは、魅力的な女性になる一つの方法だよ。「みんなは知らない」「私しか知らない」って楽しくない? 「私のこの部分を、私しか知らない」ってすごくいいことだと思う。わからない部分があるから、他人が自分に興味を持ってくれるんだもん。だから私は、ヒミツを大切にしています。
撮影/神戸健太郎 スタイリスト/高野麻子 ヘア&メイク/今井貴子 モデル/飯豊まりえ(STモデル) 文/東美希(Seventeen6月号)