【藤村木音ST卒業】今の気持ちと、こだわりのメイクについてもたっぷり♡
バツグンの多幸感でみんなを魅了した美容プリンセス、木音がSTを卒業。ミスSTのオーディションのときから一途な木音の美容への愛♡ 魅力的な自分でいたいからこその追求心は、これからもずっと、うちらの憧れ。今の思いをたっぷり語ってもらったよ!
不安だった私の背中をSTが押してくれた
ドレス/スタイリスト私物
初めてミスSTのオーディションを受けたのは、2019年。その年は落ちてしまったけど、もう一度挑戦するために1年かけていろんな努力をした。特に力を入れたのが、肌管理。肌荒れを治すために皮膚科に通ったし、肌にいいって言われてる苦手な食材をいろんな方法で摂取したり……あのとき飲んでた手作りのジュースはもう2度と飲みたくない(笑)。努力は尽くしたけど、100%の自信を持って“肌、きれいです!”と言う自信はなくて。でも、最終オーディションでスタッフさんに「肌がきれいだね」と言ってもらえたのは印象に残っているし、まだ結果は出ていないのにそれだけでひとつ達成できた気持ちになったのを今でも覚えてる。
ふり返ってみると、私が自信を持つためにSTにはたくさん背中を押してもらったなと思うんだ。ST㋲になってからも私にはいろんな不安があったの。前の雑誌では、ポージングはカチッとキメたものを求められていたけど、STでは力を抜いた自然な瞬間を撮ることも多くて。それはST㋲になって最初の課題のひとつだった。私がST㋲になった2020年はコロナ禍で先輩と撮影現場でいっしょになることもあまりなかったからこそ、STの公式YouTubeで公開されている撮影中の動画を何度も見て研究した。操り人形にならないように、実際に家で動きながら練習してみたり。それでも不安が残ったままで行った最初の撮影でスタッフさんに「ポージングがすごくできてるね」と言ってもらえたとき、ようやく自分に自信を持つことができた。STに入ったころから好きだって言ってたメイクや美容も、メイク企画に呼んでもらう中で“私の好きを大事にしていいんだ!”ってどんどん思えた。この約5年間、STのおかげでたくさんの自信をつけてもらえました!
高校3年くらいから、自分と1〜2歳しか離れていないST㋲が卒業するようになって、自分も歳を重ねていることに急に気づきはじめて。その後、自分自身も高校を卒業して、“ST㋲卒業”が一気に現実味を帯びてきた。5年って数字だけ見ると長く感じるけど、本当にあっという間! 10代の大切な時間をSTで過ごせたことはすごく幸せだったし、今後も自分のプラスに絶対になっていくだろうなと思ってる。そしてST㋲卒業後は、今まで以上に等身大の自分を見せていけるようにがんばるので、見守っていてほしいです。
初登場
2020年11月号
私服撮影もあったから、服を決めて鏡の前でひたすら練習! STによく名前がのってるスタッフさんもいてソワソワしてた!
きのん的 STの思い出Best3
2023年夏号「絶対キレイになれるコスメを55名にプレゼント!」
撮影のときのワクワクが誌面でも出てた♡
2024年春号「春のトレンドキーワード10」
おちゃめな表情に挑戦できた!
2022年春号「ST㋲12人の春リップCollection」
大人っぽい雰囲気にしっかり入り込めた!
“新たな自分との出会いで盛れた”と思ったのがこの3つ! 1位はプレゼント企画だからこそのドレス衣装で準備段階からハッピー♡ 2位の撮影では「表情を遊んで」ってリクエストをされたことで幅が広がった! コーデともマッチしていて好き。3位はヌーディーなマット質感のリップに挑戦。表情も含め、大人な雰囲気を出すのに成功!
木音がラストSTでかなえたい夢!▶︎思い出のSTメイクの2025Ver.
大好きなメイク企画の中でも2023年秋・冬号(下写真)のツヤツヤで多幸感あるメイクはお気に入りなんだ。ドンっと顔があるのもメイク企画らしさがあって好き。STラスト撮影も、この企画の担当ヘア&メイクだった徳永舞さんと♡ ツヤを大事にしつつ、大人っぽくアップデートしたいとリクエスト! この撮影から2年たって、20歳になったことだし(笑)。ツヤの中にほんのり血色感を出しているところが大人仕上げのポイント。STでいろいろなメイク企画に呼んでもらうたびに"知識を得ておかないと!"と思ったことで、本やSNSで美容について学ぶのが好きになった。それにSNSで質問を募集すると、美容についてたくさん聞いてもらえる! 私に美容のイメージがついたのはSTのおかげです!
ニット¥6600/リゼクシー スカート¥3299/WEGO ブーツ¥8900(オリエンタルトラフィック)/ダブルエー
「当時は囲み目にして強さを出しながらも、リップの色みをおさえてツヤ重視にしたことでカジュアルな抜け感を出しました。今回はツヤを仕込んだベースや、じゅわっとした血色感のあるツヤリップで落ち着いた大人ガーリーなメイクにアプデ。木音ちゃんはメイクによって顔の印象がガラっと変わるのでビューティー企画にぴったりなモデルさんです!」(徳永さん)
思い出の担当ヘアメイク 徳永舞さん(BEAUTRIUM)
木音メイク2025Ver.のポイントはこの5アイテム
Base
クレ・ド・ポー ボーテ ヴォワールコレクチュールn¥8250/クレ・ド・ポー ボーテ
「ツヤを仕込む最初の一手。全顔に」(徳永さん・以下同)
ミネラライズ スキンフィニッシュ ライトスカペード¥5940/M・A・C
「ほお骨、鼻すじ、鼻先、唇の山、涙袋のラインに」
ゼン ウェア グロウ C11¥7700/コスメデコルテ
「上品なツヤファンデーションを顔全体にのせることで透明感がUP」
Lip
リリミュウ バタールージュ 02¥1980/コージー本舗
「最初に唇全体に直接ベタぬり」
クリスタルブルーム リップブーケ セラム 09¥3740/ジルスチュアート ビューティ
「下唇全体と上唇の山にだけのせて」
親友からのメッセージ from ST㋲OG 加藤栞
きーへ Seventeen卒業、本当におめでとう。
初めて一緒に撮影したとき、同い年なのに緊張してずっと敬語で話していたのが懐かしいな。
仲良くなるきっかけは、3年前のSTの舞台だったよね。稽古期間にたくさん話す時間があって、そのときいろんな感情を共有できたのが本当にうれしかった。
あれから今日まで、悩んだときも、楽しい思い出も、全部一緒に経験したいって自然に思えるような、そんな大切な友達になれたこと、心からうれしいです。今まで本当にお疲れさま。そして、あらためて卒業おめでとう!
2024年秋・冬号「ひたすらモテにっと♡」
わ〜、うれしい! 栞と仲良くなったのは舞台『Bling Bling by Seventeen』(2022)がキッカケ。稽古の休憩中に深い話をするほど一気に仲良くなったんだよね。私はビビりだけど、栞はいつも前向きで何事にも「いっちゃえ!」って性格だから、その影響で私も行動してみようと思えるようになったよ。栞のおかげで視野も広がったし、すごく大切な出会い! ただ……“きー”は初めて呼ばれた(笑)。ここで個性出してくるのが栞らしくて最高! これからもよろしくね♪
きのん卒業おめでとう! これからも自分らしく発信していってね♡
撮影/藤原宏(Pygmy Company) スタイリスト/前田涼子 ヘア&メイク/徳永舞(BEAUTRIUM) モデル/藤村木音(STモデル) 構成/上村祐子