
時を切り取る、瀬戸琴楓とカメラ【ST㋲の脳内カルチャーのぞいてみた】
お休みの日は必ずカメラを持ってお出かけ。風景写真が大好きで、ときどき人物も……。そんなこっちゃんが写真を撮る理由って?
ふとした空や、自然を撮るのが好き!

ニット¥9430(ASURA)/HANA KOREA インナー/スタイリスト私物
本格的に撮りはじめたのは小学6年生。そのころからずっと撮っているのは空。もともと空をながめるのが好きで、雲ひとつない青空だったり、うろこ雲だったり、グレーの雲の濃淡だったり。同じ空ってひとつもないから、大好きな空を記録として残したいと思ったのがきっかけ。けっこう忘れっぽいところがあって(笑)、写真を撮っておくとその日の風景と一緒に出来事や感情も思い出せるから。カメラは私の記憶を記録してくれる大切なアイテムなのかも。
その瞬間を鮮明に残せるのは写真だけ
ふだん撮っているのは空以外にお花やグリーンなど自然がほとんど。家の近くをお散歩しながら小さなお花を見つけて撮ったり、葉っぱについた雨のしずくを撮ってるよ。自分らしい写真を撮るために大切にしているのはそのときの感情をのせること。楽しい気分なら明るくパキッとした色みにするし、もやもやしているときは写真も暗くする。そのときの気持ちをそのまま写真で表現するんだ。風景ばかり撮っているけど、もちろん人物を撮るのも好き! キメすぎない自然な表情を撮るほうが好きかな。話しながら撮って相手が笑った瞬間を押さえたり、不意打ちをねらったり。ふだん私に見せてくれる表情をそのまま残せたらなって。機材をそろえて、もっとたくさんカメラのことを勉強して、いつか女優さんの写真集なんか撮れたらなあなんて、妄想しちゃってます♡
美沙希を撮ったことも


ST写真部の活動の中で過去に(入江)美沙希を撮影。「美沙希がお人形さんのように可愛いから、表情もおさえめにして人形のように見えるイメージで撮ったよ」
Kotoka's Photo Gallery

自分らしさが出せる夕焼け
おばあちゃんちの近くの堤防で。毎年初日の出を撮影している場所で、その年の初夕日を撮りました。鉄塔を端に寄せて雲もあえて多めにして、その日の空の空気感を出したよ。

うさぎが見えるくらいくっきり撮れた満月
ニュースで「今日は満月」と見て、撮れるかもと思いカメラを持って外へ。街灯の影響を受けるから、思ったとおりの色にならないことがあるけど、何度もやり直して黄色感を出せたんだ!

あえて“隠した”滝
東京・立川の昭和記念公園で撮った写真。奥行きが出るよう、奥の滝はわざと木々で隠すように。ピントもあえて滝からずらしているよ。左側の草木の紅葉を多めに写したのもこだわり!

急いでシャッターを切った、ハロ
太陽のまわりに光の輪(ハロ)が出てるのを見つけてすかさず! 光が入りすぎるときれいに写らないから何度かやり直して撮れたお気に入り。鳥と電線が偶然入って自然な雰囲気にできた♡
Kotoka's Camera

(右上)instax mini8
定番のチェキ。撮ってすぐプリントできるのはやっぱり楽しい。レトロな雰囲気で写るところが好き。
(左上)PEN Lite E-PL6
お花など、色をくっきり出したいときはこれ。被写体に合わせてレンズのつけはずしができる本格派。
(右下)PowerShot SX620 HS
軽くてコンパクト。持ち運びしやすい。フラッシュをたくと平成っぽいエモい雰囲気が出せる。
(左下)instax mini LiPlay
スマホと連動できるから、写り方を確認してプリントできるのが便利。友達と遊びに行く日に使うよ。
こっちゃんが大好きな写真。カメラを始めてみたい子は参考にしてみて。
撮影/tAiki スタイリスト/前田涼子 ヘア&メイク/徳永舞(BEAUTRIUM) モデル/瀬戸琴楓(STモデル) 構成/鈴木絵都子