危機的状況って言われてもピンとこない!と感じるのは、恵まれた環境にいる証拠かも。私たちの住む地球が抱える問題の一部をご紹介。

データで見るSDGs

着ぐるみ/編集部私物 トップス・ヘアゴム・シューズ・ソックス/スタイリスト私物

若者の4人に1人が就学も就労も訓練受講もしていない

この状況にある女性が男性の2倍超というのも大きな問題だね。

24億人が水ストレスを抱えた国で暮らしている(2020年)

日本のように水道水をそのまま飲める国は、ごくわずか。

世界ではまだ食べられる食料が毎日10億食分廃棄され、その一方で何億人もの人々が飢餓に直面したままに

外食する時は、食べられる分だけ頼もう。日々の心がけが大切!

海面上昇のスピードはこの10年で2倍に

このスピードで進むと、沈んでしまう地域もあると言われているよ。

6億7,500万人が依然として暗がりで暮らしている

光がほとんどないなかでの生活の不便さ、みんなは想像できる……!?

2021年に2,500万人の子どもが重要な定期予防接種を受けられなかった

防げるはずの感染症で、命を落とすなんてつらすぎる。

2分毎に1人の女性が妊娠・出産に関連する回避可能な原因で死亡(2020年)

途上国では医療従事者、さらに病院そのものも不足している状態。

追加措置を講じなければ、2030年時点で……6か国中1か国しか全員が中等教育を修了するという目標を達成できない

世界では中学が義務教育じゃない国がこんなにあるんだよ。

追加措置を講じなければ、2030年時点で……3億人の生徒が読み書き・計算の基礎学力をつけられない

識字率は日本が99%、世界は85.9%。アフリカのニジェールでは28.7%。

追加措置を講じなければ、2030年時点で……8,400万人の子どもと若者が学校に通えない

学校に通えないと仕事が選べず、貧困に陥るという悪循環。

世界全体で公共交通手段に簡単にアクセスできる都市住民は2人に1人だけ

交通手段がないと仕事、医療や教育を十分に受けられない(泣)。

エネルギー関連のCO2排出量は2022年に368億メートルトンに達した

CO2=二酸化炭素は気候変動の主な原因と言われているよ。

世界全体で性別に基づく差別を経験したとの報告件数は女性が男性の2倍

世界で3人に1人の女性が、身体的または性的暴力を経験するというデータも。

今のペースのままだと職場でのリーダーシップが男女平等になるまで140年かかる

日本でも問題視されてる。140年って、気が遠くなる~!

世界の気温上昇は2035年までに1.5℃を超え2100年までに2.5℃上昇する

気温の上昇は、猛暑や洪水、激しい降雨の原因に。

武力紛争における民間人の死傷者数は2023年に72%も急増

ロシアとウクライナの戦争や、イスラエル・パレスチナ紛争が今も続いてる。

データで見ると、世界の状況について実感するよね。

撮影/三つ葉ちひろ スタイリスト/梨杏 ヘア&メイク/中軍裕美子 モデル/竹下優名(STモデル) 構成/中西彩乃
※データはすべて国際連合広報センターHP(unic.or.jp)より