平美乃理、Seventeenモデルを卒業します！

2021年のミスSTに輝いてから約4年間、STを盛り上げてくれた平美乃理が新たなステージに向かって卒業することとなりました。卒業インタビューでは、STの撮影で自己肯定感が上がったことや、憧れの先輩のおかげで悩みを克服した経験などを、じっくり語ってくれたよ！

ラスト撮影は、いつもに増して幸せでした♡

「なかなか卒業の実感が湧かないまま迎えたラスト撮影。目を開けているのが大変なくらい眩しい太陽のもと、気候も気分もポカポカでした。衣装も、この日のために準備してきた卒業制作に合わせていくつか用意してくださって……絵の背景にマッチするブルーを選んでみました。STの撮影はいつも最高に楽しかったけど、今日は一段と幸せな気持ちだった♡」

初撮影の日を、今でも昨日のことのように覚えてる

「卒業を決断した瞬間から、オーディションの日やミスSTに選ばれた時の気持ちが次々と蘇ってきて……もう４年前だなんて信じられないな〜。本当にあっという間でした。やっぱり初めての撮影は、すごく印象に残ってます。当時住んでいた岡山の実家から東京へ向かう道中は、緊張でドキドキが止まらなかった。スタッフの皆さんがとても温かく迎えてくださって、ホッとしたことを昨日のことのように覚えています！」

【初登場！】2021年8月ST公式Instagram
『ミスセブンティーン2021　クローズアップ投稿④』

\実際の投稿はこちらから/

👑ミスセブンティーン2021👑 クローズアップ投稿平美乃理 | Instagram

「撮影中は夢を見ているような気持ちで、ずっとフワフワしてました。お披露目ページを見て、『自分、モデルになれたんだ！』って初めて実感が湧いてきて……！当時は自分にできるベストを尽くせた！と満足だったけど、改めて見返すとポージングも表情もカタいなあ（笑）」

同期４人は可愛い妹のような存在♡

『ミスセブンティーン2021』　撮影／千葉タイチ
左から市ノ瀬アオ、葛西杏也菜、上坂樹里、平美乃理、森崎美月

「同期の４人は私よりも年下で、可愛い妹のような存在。初対面ではみんな緊張してソワソワしていたから最低限の会話しかできなかったけど、会う機会が増えると、お姉ちゃんのように慕ってくれて。私は人見知りするタイプだから、積極的に話しかけてくれて嬉しかった♡ ４人の中でも特に仲良くしていたのが（市ノ瀬）アオちゃん。アオちゃんと私は実家が遠かったから、初撮影の日は東京のホテルに泊まったんだけど、撮影後にホテルに帰ったら、アオちゃんから一緒の部屋で寝てもいい？って聞かれて。正直ビックリしたけど（笑）、一緒にご飯を食べたり、おしゃべりしたりして、すごく楽しかった。４年間を通じてお互いに色んな悩みを相談し合い、今でも大切な親友です」

撮影でたくさん褒めてもらい、自己肯定感が上がった！

「ミスSTのオーディションを受けた時は高２で、応募資格ギリギリの年齢だったから、すごく気合を入れて準備したんです。雑誌やYouTubeを参考にしてポージングや表情、セルフメイクをとことん研究して。そのおかげか、割と最初の頃の撮影からカメラマンさんや編集さんに褒めていただく機会があって、すごく嬉しかったです！」

「STの現場では撮影中ずーっと『可愛い！』って言ってもらえるから、すごく自己肯定感が上がりましたし、もっともっと可愛くなりたい！と思えました。それによって食生活やスタイル維持、スキンケアに対する意識も高まりました。ごく平凡な高校生だった私を、大きく成長させてくれた場所です！」

私の個性を見つけて伸ばしてくれた編集部に感謝しています

「特に感謝しているのは、私の個性を引き出して、さらに伸ばしてくれたことです。ST㋲になるまでの私は、自分の性格や好きなことをイマイチ理解していなかったんです。絵を描くことも私にとってはただの趣味だったけど、そこに注目して漫画部を作ってくださったり、アート系の企画に呼んでくださったりして。私が好きなことや得意なことを見つけて、企画を通じて広げてくださった編集部の方のおかげで、自分の個性や長所に気づけました！」

４年間でファッションの幅がぐんと広がった！

「ファッションテーマでも、私に似合うコーデやテイストを、すごく考えてくれているのが伝わりました。今でも忘れられないスタッフさんから頂いた言葉が、『みのちゃんはスポーツMIXとか大人っぽいコーデが似合うけど、めっちゃ甘いガーリー系もすごく似合うね！』と言っていただいたこと。自分はスポーティとかクール系が得意だったし、それ以外は似合わないと思っていたから、目から鱗で……！それをキッカケに甘めのアイテムをMIXするようになって、コーデの幅が広がり、ますますファッションを楽しめるようになりました！」

2024年秋冬号
『ひたすらモテにっと♡』

「ギャルっぽいコーデの企画や、季節ごとのトレンドキーワードの企画など、ファッションテーマの撮影は新しい発見の連続で、すごく刺激的でした。『＃みのコーデ』とハッシュタグをつけてインスタグラムに私服写真をアップしているんですけど、４年間でかなりバリエーションが増えました！」

悩んでいた私を救ってくれたのは、憧れの大先輩

「ST㋲としてデビューして、アート系のお仕事をしたりお芝居をしたり、自分の可能性を広げていく中で、すごく悩んだ時期もありました。2023年の夏頃だったかな……俳優のお仕事のオーディションをたくさん受けていたのに軒並み落ちてしまい、悔しさと絶望感で心がボロボロに。そんな時にガルアワがあり、ドラマや映画にたくさん出演している（田鍋）梨々花さんに相談したんです」

「梨々花さんは話しながら号泣しちゃった私を、すごく優しく励ましてくださって。『人によっていいと思う演技は全く違うから、正しい演技をしようと思わなくていいし、自分がやりたいようにすればいいと思うよ』と丁寧にアドバイスしてくれました。梨々花さんが実践しているお芝居の勉強や練習についても話を聞いたら、自分とは比にならないくらい時間をかけて努力していて、自分が恥ずかしくなった。それを機に気が引き締まり、プロ意識が高まるキッカケになりました」

2021年11月ST-Web『90年代のギャルっぽいコーデをしてみた☆／田鍋梨々花編』　撮影／tAiki　

20歳という節目に、新しいステージを目指したかった

「モデル仲間から編集さん、スタッフさん、現場の雰囲気まで、大好きだったSTを卒業する理由は、新しいステージに向かって踏み出すため。もちろん寂しさもあったけど、20歳になって人生の節目でもある年齢だし、いいタイミングかな！って。毎年、何か新しいことを始めたい気持ちがあって、これまでもお芝居や絵など、色んなことに挑戦してきました。だから今は、新しい扉を開くことにワクワクしていますっ！」

「こんな風に自分から挑戦できるようになったのは、ST㋲になってから。STという憧れの雑誌の専属モデルになれたからには、自分をどんどん進化させて、みんなに憧れてもらえるような存在になりたい！という気持ちが芽生えたんです。そんなSTは、私にとって“全ての始まりの場所”。またいつか、もっともっと成長して戻ってこられる日を楽しみにしています」

ファンの皆さんの温かいメッセージに支えられていました

「最後に、STを通じて私を知り、応援しくださった皆さん、本当にありがとうございました。SNSでも『みのちゃんに憧れています』『みのちゃんが一番好き』といったメッセージをたくさん送っていただき、皆さんの温かい言葉に支えられていました。私らしく進化しながら新しいステージで輝けるように頑張りますので、ぜひ応援してもらえると嬉しいです♡」

卒業制作について

卒業ということで、STでもたくさんイラストやマンガなどを描いてくれていた美乃理ちゃんに、卒業制作をお願いしました……！　STへの愛と思いが込められたステキな作品をご紹介します！

「テーマは『STAR（スター）』。私にとってSTモは、昔も今も憧れのスター。“ST”を引き立たせて、セブンティーン愛を込めました！　STらしいポップな色味にしたくて、色が鮮やかに出るアクリル絵の具を使用。制作期間は１週間ほどです。」

「可愛い女の子を描こう！とだけ決めて、それ以外は思いつきで描き進めました。こだわった点は、リアルな背景とアニメっぽい女の子のアンバランスさ。風景画が得意なので、背景に海と空を描きました。最初は女の子もリアルに描こうと思ってたんだけど、そうするとポップさに欠けると思い、アニメ調にチェンジ。あえて整列させた星や“スター”の文字は、SNSのコメントをイメージ。その対比として、女の子の髪型や服をレトロなムードに仕上げました」

「作品を通じて伝えたいメッセージは、“誰もがスターになれるよ！”。生きていれば悩むことも、行き詰まることも、きっとあると思う。そんな時は、自分の個性を探して伸ばしていって。自分に自信を持って突き進めば、誰だって必ずスターになれます！」

爽やかな笑顔と抜群のスタイルで、STを引っ張っていってくれた美乃理ちゃん。これからの新しい大きな第一歩も、そしてその先も、Seventeenはずっと応援してるよ！