広瀬まのか、Seventeenモデルを卒業します！

2022年のミスSTに輝いてから約２年半、STを盛り上げてくれた広瀬まのかが次なる目標に向かって卒業することとなりました。卒業インタビューでは、ネガティブマインドを捨てて自分に自信を持てるようになったというSTでの経験と学び、そしてこれからのことをじっくり語ってくれました！

私にとってSTは、昔も今も変わらずビッグな存在。STに自分が載ることが信じられない！っていう感覚が、ST㋲になってからもずっとあった。最後の撮影は、これまでで一番輝く自分をみなさんに見せたい！という気持ちで、昨日は早くに寝てしっかり睡眠をとりました。セットから衣装、そしてヘアメイクまで何もかもが可愛くて、めちゃめちゃ気分が上がった♡　　いつも通りリラックスした気持ちで挑むぞ！と心に決めていたけれど、いざ撮影が始まると緊張して顔が赤くなっちゃった（汗）。徐々に気持ちが落ち着いて、ラスト撮影にふさわしい最高なカットがたくさん撮れました！

ST㋲になって最初の撮影は、ミスST2022の５人のクローズアップ企画『鬼密プロフ』。自分の特徴や好きなことを事前アンケートで提出し、どんな撮影をするんだろう？とワクワクしながら当日を迎えました。すると、私を表すキーワード一つ一つに対して、ものすごく凝ったスタイリングが用意されていて感激！　中でもお気に入りは、ミッフィーになりきったカット。ヘアメイクもコーデごとに変えていただき、お姫様になった気分ですごく幸せな１日でした。ドキドキして誌面を開いたら、デザインもめちゃめちゃ可愛くて。STのスタッフの皆さんの雑誌作りに対する熱意、そしてクオリティーの高さを肌で感じて、ST㋲になれてよかった！と心の底から感謝しました

私は小６からモデルをしていたので撮影には慣れているつもりでしたが、STの現場は全く雰囲気が違い、圧倒されました。モデルもスタッフの皆さんも穏やかで落ち着いていて、「わ〜、大人の現場だ！」という感じ（笑）。どういうテンションでみなさんと接したらいいのか、少し戸惑いました。撮影も１カットずつ丁寧に撮って、どんなに小さなカットにも妥協がない。すごいな、さすがだな、と感動する一方で、不安も大きくなりました。私はSTに見合う実力があるのかな？って……。

私がSTに入ったのは高２のときで、その年のミスST最年長かつ、ST㋲の中でも姉㋲にあたる年齢。年下の子たちのお手本になるような先輩にならなきゃ！と勝手にプレッシャーを感じてしまったことも、不安の要因でした。モデル経験もある私が、ポージングに苦戦して撮影が押す事態なんて絶対に許されないぞ、と自分を追い詰めてた。実はオーディション中も、応募資格ギリギリの学年だったから自信があまりなかったんです。でもコメントやDMをたくさんいただき、こんなに多くの人が応援してくれているんだ！と知って勇気をもらいました。私をST㋲にしてくれた皆さんの期待を裏切りたくない！という意識もつねに抱いていて……。必要以上に考えすぎちゃうのが、私の悪いところ。そんなプレッシャーから完全に解放されたのは、高３のとき。LJK企画で同学年のモデル４人と初めて撮影をして、年齢を気にせず話す中で、“成長も個性も人それぞれだよね！”と気付けたんです。それぞれ夢に向かって頑張る４人の姿に刺激を受けて、私も私らしく頑張ろう！と思えるようになりました。

そういった学びや経験を通じて、自分に自信を持てるようになったことが、自分にとってすごく大きくて。どのテーマも印象深いけれど、自信につながったという意味では、2023年夏号の『STモデルの美BODYシークレット』が一番。企画にお声がけいただいたとき、私だけで２ページも特集してもらえると知り、本当に!?と信じられなかった。しかも同じテーマに出演するのは、かとしお（加藤栞）と（入江）美沙希ちゃんというベテランの２人。与えてもらったチャンスを活かすべく、いつも以上にボディメイキングに励みました。完成したページを開いた瞬間、あまりに素敵で思わず声が出ちゃったほど！　企画名にも自分の名前が入っていて感無量でした。もともとネガティブ思考で、自分の写真に納得できたことはほとんどなくて……もっと上手くできたんじゃないか、と反省してばかりいたんです。でもこの企画はSTに入って初めて満足できた。周りやファンの方からもたくさんの反響をいただき、自分が誇らしかったです。

ファッションページで印象に残っているのは、『骨格別大優勝着やせ服』。まるっと私だけのページを見たときは痺れました…！　私は骨格ストレート代表として出演したのですが、あの時ほど自分の体型に感謝したことはないんじゃないかな（笑）。STの誌面でファッションとボディケア系のテーマに出ることが目標だったので、このテーマでどちらも叶い、達成感で胸がいっぱいになりました！

STのスタッフの皆さんは本当に暖かくて、モデル一人ひとりをきちんと見てくれていることが伝わってきました。撮影中や取材時にかけていただいた言葉は、全て覚えています。あるときコーデのポイントを取材してくれた編集さんが、「いつもスラスラと答えられてスゴイね！」と褒めてくださって。そんな風に、自分では気づけなかった自分の良さをたくさん教えてもらいました。スタッフの皆さんと会話を重ねることで、大人との会話に慣れたことも自分にとっては大きな収穫。昔はきちんと敬語で話さなきゃ！と意識するとオドオドししていたけど、今では楽しめるように。コミュニケーション能力が上がったし、同年代の子たちよりも一足先に社会経験を積めたおかげで、物おじしなくなりました♪

STに入ってあっという間に２年半が経ち、今年はついにハタチの誕生日を迎えます。将来について考える中で、いくつかやってみたいことを発見して。それらに全力で取り組むために、ST卒業を決断しました。もちろん今もSTは大好きだし、両立する道も考えたんですけど……そうすると、どちらも中途半端になってしまう気がして。最高の思い出として残すためにも、今がベストタイミングだと感じました。

まずは、応援してくれたファンのみなさん、これまで本当にありがとうございました。みんなが作ってくれた画像や動画、加工画はもちろん、DMやファンレター、メンションしてくれたストーリーズのスクショも全て大切に保存しています。自信をなくしたときや落ち込んだりしたときに見てパワーをもらっているんだ♡　それらを心の支えに、新しい目標に向かって頑張るね！　そして、ST㋲のみんなにも感謝の気持ちでいっぱい。入りたてで不安だった頃、みんなが優しく話しかけてくれて、なんて温かいチームなんだろう！って感動したんだ。心の綺麗な子ばかりで、一緒にいるだけで私も心が洗われた！　特に仲良くしてくれた同期の４人には、本当にたくさんの愛をもらいました。年上の私に気を使うことなくガンガン話しかけてくれて、本当にありがとう。私にとってST㋲のみんなは、これからもずっとずっとかけがえのない仲間です♡

最後は自分に、「憧れのSTに入れて、たくさん支えてもらって、たくさん成長させてもらって、本当に良かったね！」と伝えたいです。……あ〜、これで本当に最後なんだな〜。ようやく実感が湧いてきて、めちゃめちゃ寂しくなってきちゃった。いつか、また皆さんの目に触れる機会があったら、その時はよろしくお願いします！　応援してくださいとは言わないので（笑）、ちょっとでも気にかけてもらえたら嬉しいです。改めて、本当に本当に、ありがとうございました!!