ST読者のなりたい職業2位☆“雑誌編集者”をST㋲川津明日香ちゃんが体験!
出版業界を描いたドラマやマンガの影響からか、なりたいコが急増の“雑誌編集者”。そこで、Seventeen編集部でST㋲明日香が、編集者体験をしてみたよ! 「いつも身近でお世話になってるから、けっこう知ってると思ってたけど、撮影以外にもこんなにいろいろやることがあるなんて知らなかった!」と、一生懸命がんばってくれましたー♪
①プラン会議→②担当発表→③コンテ描き
①のプラン会議とは、月に1回、約3ヵ月後に発売されるSTの内容について、編集部員全員が参加して、読者に楽しんでもらえる企画をもちよる大事な会議。その会議であがったプランをもとに、1冊分の内容が決まり、②の担当発表へ。編集者は、そこで発表された自分の担当企画について、責任をもって進行するよ! ③のコンテ描きは、(↑)のように担当企画のページイメージを専用の紙に描く作業のこと。このコンテのOKが副編集長から出たら、いざ撮影などに向かって準備をはじめるよ。
④スタッフ打合せ
コンテ決定後、カメラマン・スタイリスト・ライターなどスタッフを決め依頼。コンテにそって打ち合わせを行うよ。よりよいページにするために、撮影場所や服について、みんなで意見交換♪
⑤撮影準備
モデルやスタッフのスケジュール調整や、“ロケハン”という撮影場所の下見(↑)、スタジオやロケ場所への許可取り、撮影用小道具の買い出しなど、撮影に必要な準備を、ライターさんなどと協力して行っていくよ。
⑥コーディネートチェック
撮影の前に、スタイリストさんが用意してくれた衣装を確認。いろいろ用意してくれているので、内容やモデルに合うものを相談しながら決めていくよ。当日、モデルが着てみて、別の衣装に替えることもあるので、臨機応変に対応できる準備も必要。
⑦撮影
よく、Seventeen編集部に遊びにきてくれる読者のコたちに、「編集者って、モデルさんに会ったりするんですか?」って聞かれるんだけど、撮影現場には編集者も立ち会うから、もちろんモデルたちとは毎月何回も会うよ! モデルたちに撮影するカットのイメージを伝えたり、カメラマンの撮影した写真をチェックしながら指示を出したり、コンテにそったカットが撮れているかチェックしたり、ときにはポーズの見本をみせたり(笑)。みんなと協力しながら、しっかり現場を進めていくのも編集者の大事な任務だよ!
⑧写真選び→⑨レイアウトまわし→⑩入稿→⑪校正
撮った写真を編集部のパソコンに取り込み、選んでいく作業。全てのカットを選んだら、実際のST誌面と同じサイズの紙に、写真や文字の配置を書き込んでいくよ。それをデザイナーさんに渡し、ページのイメージなどを伝え、デザインを組んでもらうのが、⑨のレイアウト回し。⑩の入稿は、原稿を書くこと。この作業はライターさんにお願いすることも多いよ。その入稿が終わったら、最後内容や紹介した商品の値段などにまちがいがないかを確認する⑪校正作業に。②の担当発表からここまで、約1ヶ月半くらいかけて進めていくことに。
【明日香の感想】
撮影/亀田亮 ヘア&メイク/宮本由梨(roraima)[明日香]モデル/川津明日香(STモデル) 構成/上村祐子 (Seventeen3月号)