ST漫画部の激推し!感動系マンガはこれ
秋本レイラニ、美乃理、広瀬まのか。ST漫画部の3人が、みんなに読んでほしい感動系漫画についてたっぷりトーク!
3人がハマってる感動作って?
美乃理「おすすめしたいのが『ブルーピリオド』! 八虎って男子高校生の主人公は、要領が良くて勉強もできるし、友達関係も充実してるけど心の中に空虚感をかかえてるの。それがある日一枚の絵に出会ったことで、絵の世界に興味を持って美術をきわめていくっていう話。」
レイラニ「私も読みました! 胸がアツくなります。
美乃理「絶対そうだと思ってた♪ 八虎は美術部に入って東京藝術大学を目指すんだけど、彼の感性はなかなか理解されないんだよね。」
レイラニ「はい! そこも共感ポイントでした。」
美乃理「だから課題で渋谷の風景を描いた時も、それをみんなに見せるのに恐怖心があるの。」
まのか「みんなに分かってもらえないと思って?」
美乃理「そう。だけど友達の一人が理解してくれて、八虎が泣いちゃうってシーンがあって、そこが本当に感動的で♡ 誰でも自分にしか分からないものってあると思うんだけど、それを理解して共有してもらえるっていいよねって、めっちゃ刺さる!」
レイラニ「すごく分かります! あと作品の中にいろいろな絵が出てきて、それぞれ世界観があってすごいですよね!」
美乃理「本当に、迫力あるよね。」
レイラニ「あとがきを見ると”協力者”として何人もの名前が書かれてるから、いろんなかたに提供してもらってるみたいだね。」
美乃理「だからそれぞれの個性が出ててリアルなんだね。」
まのか「二人の熱量がすごくて、作品への愛が伝わってくる(笑)」
『ブルーピリオド』 1(13巻)
成績優秀でヒエラルキー上位のリア充高校男子が、絵を描く喜びに目覚め、美大を目指すことに……。
美乃理「あと『終末のワルキューレ』についても語らせて♪」
レイラニ「お願いします。」
美乃理「まずひと言で言うなら、神vs人類のタイマン。神様が1000年に一度「人類滅亡会議」っていうのを開くんだよ。その中で自然災害とかが起きる原因は人類だって結論になって、神様の代表vs人類の代表でタイマンして勝負をつけようってことになるの。」
まのか「わ〜、斬新だ(笑)。」
美乃理「そうなの(笑)。設定は斬新だけど入り込めて、私の中の“少年の心”が騒いじゃう!」
まのか・レイラニ「美乃理ちゃんぽい!(笑)」
美乃理「あと登場人物が、神話の神様だったり、人類側は歴史上の人物だったりするのも興味深いんだよね。まず読んでほしい!」
レイラニ「メモしたので絶対に読みます!」
『終末のワルキューレ』 18(最新刊)
人類史上最強13人の戦士たちvs全世界の神々とのタイマン13番勝負。その結果は……!?
レイラニ「私がおすすめの『ヘタリア World☆Stars』は、世界の国を擬人化してて、その国同士で起こることがけっこうリアルに描かれてておもしろいです。」
まのか「あ、“ヘタリア”は私のいとこもめっちゃハマってる!」
レイラニ「最初は友達におそわって知ったんだけど、それぞれの国のキャラクターがちゃんと成り立ってるし、世界情勢がしっかり表現されてて、ニュースとかも身近に感じられます。たとえば「イギリスEU離脱したの? え、かわいい」みたいな。」
美乃理「まのか なにそれ〜(爆笑)。」
レイラニ「それぞれの国のキャラが魅力的だから、世界のニュースも倫理的範囲内で“萌え”に変わるという(笑)。」
美乃理「日本はどんなキャラ?」
レイラニ「自分の意見をあんまり言わないけど、私から見るとツンデレっぽい。」
美乃理「わ〜、読みたくなった(笑)。」
レイラニ「はい、ぜひ!」
『ヘタリア World☆Stars』 7(最新刊)
もし国が人間だったらどんなキャラクター? 日本は生真面目でイタリア人は陽気!?
漫画部の推しマンガ、みんなも読んでみて!