【独占取材】!久保史緒里主演舞台『桜文』のみどころを語ってもらいました♡
ST㋲久保史緒里ちゃんの主演舞台『桜文』が、9月5日(月)から東京・ PARCO劇場で開幕するよ。明治後期、吉原遊郭随一の花魁を演じる久保ちゃんがポスターでみせた美しさも超話題! 舞台のみどころをくぼしに直撃!
Q.主演舞台『桜文』で演じる花魁・桜雅の魅力は?
振り幅があるところ。どんな時代でも“振り幅がある人は魅力的”ということを桜雅を通じて改めて感じています。桜雅は誰にも話せないような暗い過去を背負っているんです。けれど、花魁としてトップに立っている花魁道中ではその暗さを感じさせない。その振り幅は人を惹きつける力があるなと感じています。その振り幅をお芝居でどう表現できるかを稽古の段階では模索中です。桜雅は笑わない役どころなので、幅をもたせるのは難しくも感じていて。作中で桜雅がかつて雅沙子という名前だったころも描かれますが、そのときは明るい普通の女のコなんです。雅沙子時代をできるだけ明るく演じることで、桜雅との幅にも通じていくかなと思っています。
Q.舞台期間中のマストアイテムは?
バスローブ! 舞台上ではかなり体力を使うので、楽屋ではどれだけ体を休めるかが大事。なので締めつけのまったくないバスローブはマストアイテムです。ドラマの現場でプレゼントでいただいた“ジェラート・ピケ”の水色のバスローブを愛用しています。あとは糖分摂取にチョコも必須。いつもはホワイトチョコが好きだけど、舞台中はビター派。糖分を摂取したいけど、スッキリもしたい……ってときにピッタリなんです。
Q.花魁衣装を着た感想は?
……重いです(笑)! 初めて着たときは「こんなに重いんだ!」ってビックリ! 花魁用のカツラも重たくて、私の首で支えられるかをメイクさんにすごく心配されています(笑)。でも本当に細かいところまでこだわりのある豪華なものなので、貴重な経験をさせてもらっているなと思います。
Q.ST読者に舞台のみどころを教えて!
100年以上前の日本を舞台にしたお話で、描かれているのは悲恋ではあるけれど、見ごたえは十分。演じてる私も心に重たくのしかかるものがあるなと感じるお話ですが、その重たさもこみで楽しんでもらえたらなと思います。そして、舞台のセットや衣装が素晴らしくて美しいのでそこにも注目してもらえるとうれしいです。
Q.Paravi配信ドラマについても聞きたい♡
Paravi配信ドラマ『塩介と甘実-蕎麦ができるまで探偵-』にも毒舌な女子大生・甘実役として出演中! 主演のおいでやす小田さんとは『ラヴィット!』で何度かご一緒したこともあってすごく入りやすい空気感の現場でした。毎話、お蕎麦が登場するんですが、小田さんも私もそのお蕎麦に夢中で(笑)。撮影で使用しているお蕎麦屋さんがご好意で、お蕎麦を作ってくださるんですが、小田さんも私も作中で出てくるお蕎麦と同じものを頼んでしまいます。
Q.11月11日(金)には主演映画『左様なら今晩は』も公開! この作品のみどころは?
この作品のテーマは“幽霊と人間の恋”です。叶わない恋ではある中で、ふたりがどう過ごしていくかはみどころ。そしてこの作品は撮影を全編、広島県の尾道で撮ったんです。尾道は映画が有名な場所ということもあって、この場所で撮影できたこと自体がすごく嬉しくて。その尾道の景色も楽しんでいただきたいです!
Q.舞台に映画にドラマに、そして乃木坂46として多忙な久保ちゃんのリラックス方法は?
野球です(即答)! 花雅の役どころが重たいこともあって、稽古終わりはがんばって役を切りはなさないと気持ちが持っていかれる部分もあったんです。そんな中で野球を見ている時間だけは、試合だけに集中できるので、私にとって欠かせない時間。特にちょうど舞台の稽古に入った8月は夏の甲子園もやっていたので、本当に助けられていました。稽古でちょっと落ち込んだときも「球児のみなさんは今、人生をかけて野球をしているんだ」と思うことで、頑張る気持ちがわいてきたんです。大好きな野球があって、本当によかった……!!