3月24日&25日に上演した『舞台 Bling Bling by Seventeen』は観てくれましたか? お芝居、ダンス、涙の青春ストーリーがぎゅっとつまった『Bling Bling』を、たくさんのステージ写真とともにふりかえるよ。この感動を、まだの人も、もう一度味わいたい人も、4月8日までは見逃し配信でチェックできる!

『Bling Bling』はこんなお話

物語の始まりは、小学生時代の“星(あかり)”(田鍋梨々花/幼少時代・宮瀬星)と“詩(うた)”(秋田汐梨/幼少時代・大沼和奏)の出会いから。人前に立つことが怖くて泣いていた詩を見つけた星が、詩を笑わせるためにオリジナルのダンスをひろう。心を通わせたふたりは、「いつか大きな大会でいっしょに踊ろう!」と約束をかわす。
 

数年後、高校生になった星と詩。ともに進学した七海高校でダンス部を創設し、全国大会をめざす日々を送っていた。部員はふたりと、落ちついた性格の“紗枝(さえ)”(雑賀サクラ)、無邪気な“萌香(もか)”(瀬戸琴楓)、元気いっぱいな“カンナ”(市ノ瀬アオ)の5人。ダンス強豪校からの転校生“玲緒奈(れおな)”(大友樹乃)を勧誘するけれど、撃沈…!
 

星は、文化祭にむけての新たなダンスの振り付けを星に依頼。その後、ひとりになった詩のもとに一本の電話がかかってくる──「ごめんなさい、やっぱり参加できないです」。詩には、星には言えない秘密があった。
 

詩が透明感あふれる美声で歌う。曲は、JKに話題の顔出ししていない歌手“hana”の『新しい一歩を踏み出す君へ』。hanaの正体は、なんと詩! それを知っているのは星と詩の幼なじみ“陸斗(りくと)”(三山凌輝)だけ。詩は、歌手デビューの最終オーディションに進んだことを陸斗に打ちあけるが、その日は文化祭の当日。オーディションを優先すべきと陸斗は主張するけれど、詩は星との約束はやぶれないと苦悩する。

 

ダンスのライバル・秀瑛高校の部長である“薫子(かおるこ)”(永瀬莉子)の言葉がきっかけとなり、詩は文化祭をドタキャンしてオーディション会場へ。本当のことを星に言えないまま…。突然のことに、ダンス部のパフォーマンスはボロボロ。

 

詩を問い詰める星。実は自分がhanaであること、歌手になる夢を追いたいと告白する詩。星はとまどい、裏切られたような気持ちで素直に応援できない。小学生時代に手をとりあって「大きな大会でいっしょに踊ろう」と誓ったふたりの、あの約束は──?

 

七海高校のダンス部に玲緒奈が加入! 新たなダンスを完成させようと動き出した5人だったが、詩を失った穴は大きくて、地区予選はなんとか通過したものの不安がぬぐえない。つい部員たちにきつくあたってしまう星。メンバーの心はバラバラに…。

 

落ち込み、自信をなくしている星への陸斗の言葉は「自分の気持ちに素直になることが自分らしさ」。それでも存在意義がわからなくなってしまった星が、陸斗に言われたまま練習室へむかうと、そこにはダンス部員たちの姿が。

 

気まずい空気の中、陸斗から送られ来たURLは、hanaの配信ライブ。そこで初めてhana=詩と知って驚く部員たちといっしょに、新曲『Bling Bling』のおひろめを聴く。

 

「大切な友達を思って作りました」という『Bling Bling』が、全員の心をほぐしていく。「みんなと踊って、笑いあいたい」と素直に謝る星。きずなを深めたダンス部が、全国大会にむけて再び歩き出す!

 

ダンス部が壁をのりこえた一方、詩は、人前での初めてのライブという難関にぶつかっていた。

 

全国大会の決勝戦、顔出し初ライブの日。星と詩、別々の道を選んだふたりの運命は──?

【ここがすごい①】ダンスがガチ!

雑誌『セブンティーン』のテーマソングである『Bling Bling』はもちろん、劇中のダンスパフォーマンスは“世界のシッキン”ことs**t kingzさんのプロデュース! ポップでキャッチーな振り付けに、物語の展開と登場人物たちの気持ち、一体感が重なって、さらにさわやかな“THE 青春”ダンスになったよ。

 

こちらは舞台の幕が上がってすぐ、キャスト全員が登場してのダンスシーン。オープニングからテンション爆上げ、会場を盛り上げました♪

永瀬莉子が演じた“薫子”ひきいる秀瑛高校ダンス部は、超クール☆ アーミーなファッションで複雑にフォーメーションを変化させるダンスが圧巻! 部員役は藤村木音葛西杏也菜加藤栞林美澪土屋夢(だんどり)。ダンス経験者も多くて、まさにライバルって感じのクオリティを表現してた!

【ここがすごい②】モデルたちの真剣な演技

笑ったり、怒ったり、泣いたり、“星”の激しい感情をみごとに演じきった田鍋梨々花。この全身全霊のお芝居に、心ゆさぶられない人はいないはず。

 

冷静かつ強気なキャラで存在感たっぷりだった“薫子”。モデルとしての撮影ではいつもニコニコ、気さくな永瀬莉子の挑発的なまなざしにザワザワ…。

 

雑賀サクラは、やさしくてひかえめな性格の“紗枝”役。こういうコ、クラスや部活に実際いるよね〜 というリアリティ。

 

友情のかっとうにハラハラする場面も多い中で、ちょっと笑えるシーンでほっこりさせてくれたのが、こっちゃん(瀬戸琴楓)=“萌香”とアオアオ(市ノ瀬アオ)=“カンナ”だったよね♡

【ここがすごい③】イケメンの大活躍

星と詩の幼なじみ、“陸斗”を演じた三山凌輝くん(写真㊨)。主人公ふたりのゆれる気持ちを明るく、力強く支えた言葉の数々に「こんな幼なじみ、ほしすぎる」ってみなさんの心の声が聞こえてきた(笑)。大平修蔵くん(写真㊧)は、陸斗と同じバスケ部の“阿部島”。詩&陸斗の関係にモヤモヤする星に、やさしくよりそってくれた♡

 

話題の三つ子・佐藤三兄弟によるウェイトリフティング部の“鈴木三兄弟”もすごかった! 大迫力のシンクロアクロバットに会場から拍手がわきあがっていたよ。次男の颯人くんが演じる“二郎”と萌香のチャーミングな恋もよき♡

 

Ayumu Imazuくんは、ライバルダンス部のエース“拓真”として登場。センターですさまじくハイレベルなパフォーマンスを見せつけて、まさに目をうばわれた!

【ここがすごい④】秋田汐梨の歌唱力

ダンスともうひとつ、ストーリーの軸になっていたのは“詩”の歌手になる夢。三阪咲ちゃんの『新しい一歩を踏み出す君へ』と『Bling Bling』を、STモデル・あきたまる(秋田汐梨)がのびやかな歌声でカバー! この舞台のためにギターも猛練習、心にしみる歌声を聴かせてくれました♡

【ここがすごい⑤】衣装の可愛さ

制服、私服、ダンスのレッスン着、大会の衣装、夏祭りでの浴衣。ひとつの舞台とは思えないほど、くるくるとファッションをチェンジ! さすが『セブンティーン』の舞台だし(自画自賛)、さすがその専属モデルたちという着こなし! 各キャラクターのイメージに合わせている浴衣の色を、写真でどうぞ♡

アーカイブ配信は4/8までの期間限定!

この見どころしかない舞台のすべてが観られるネット配信は、4月7&8日まで。内容は同じだけれど、毎公演ずつのちがいも“生モノ”である舞台の特徴。来場した人やすでに視聴してくれた人も、ぜひ他の回をチェックしてみて!

 2022年3月24日
 昼公演 https://www.paravi.jp/watch/87421 
 夜公演 https://www.paravi.jp/watch/87423

 2022年3月25日 
 昼公演 https://www.paravi.jp/watch/87424 
 夜公演 https://www.paravi.jp/watch/87425 ※久間田琳加卒業式あり

 チケット料金/各2200円 
        4公演セット8000円(税込)

 アーカイブ配信期間
 3月24日公演 → 4月7日(木)23:59まで 
 3月25日公演 → 4月8日(金)23:59まで

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撮影/田﨑嗣郎 スタイリスト/近藤久美子、小笠原弘子 文/上村祐子 衣装協力/京都きもの友禅、デサント 、チャンピオン、ニューバランス、by muni:r、原宿シカゴ竹下店、プーマ、マーモット、三松 ふりふ、UNE MANSION、ルコックスポルティフ、和風館ICHI(京都丸紅)