+3歳の大人っぽレディになれた! 新STモデル・葛西杏也菜の変身企画
『ミスセブンティーン2021』の5人を、先輩モデル+ファッション&メイクのプロがプロデュースする企画の2人めは──現STモデルの最年少、葛西杏也菜ちゃん。“個性のある大人”になるために、苦手なアイテムを着こなせるかな?
「甘い服しか似合わない!?」
「顔が甘いから、ワンピ&スカートしか似合わないんです(泣)。あこがれの田中杏奈さんみたいに大人っぽくなりたくてモノトーンとかベージュを選んでみても、シンプルすぎて地味な印象…。大人っぽくて個性もあるおしゃれがマスターしたい!!」(杏也菜)
ワンピース¥4290/INGNI ローファー¥3790/AmiAmi ソックス/スタイリスト私物
「目もとが左右非対称〜(涙)」
「笑ったときに眉毛が左右非対称になっちゃうのがコンプレックス。むくみが目もとにあらわれやすくて奥二重になったり二重幅がばらついちゃうのも悩みです。それをカバーしたくて前髪を重くしてるせいで、より童顔に見えるのかも?」(杏也菜)
「脱シンプルに失敗したコーデ写真です」
「柄に挑戦したかったけど、何をどう取り入れたらいいかサッパリで。唯一着られるチェック柄をモノトーン小物で大人っぽく仕上げたつもりが、なぜかシンプルガーリーになってました」(杏也菜)
「個性ってどうやって出すんですか?」
「田中杏奈さんが着たらきっとカッコいいベージュ × 黒のスタイリングも、私が着ると甘〜くなっちゃう。個性をアピるためにディテールのあるアイテムにしても、ぜんぜん理想通りに着こなせません」(杏也菜)
私たちにまかせなさい♡
そんな葛西杏也菜の変身を手がけるのは、STで活躍中のスタイリストさん、ヘア&メイクさん、そして先輩モデル・雑賀サクラ。まずはじっくり、お悩み解消のアドバイスから!
左からヘア&メイク田中陽子さん、STモデル雑賀サクラ、スタイリスト前田涼子さん。【サクラ】ワンピース¥11880/épine ピアス¥1980(ROOM)/クロスコミュニケーション デザインラボ
「大人 × 個性」をかなえるには?
サクラ「甘めのワンピースが似合うのも個性だし、私はうらやましい! ただ、パンツが似合わないとはまったく思わないけどな〜」
前田「ほんとほんと。どうして似合わないと思うの?」
杏也菜「パンツをはきこなせるのはカッコいい人っていうイメージがあるんです。私は童顔なので…」
田中「杏也菜ちゃんは童顔じゃないよー! どちらかと言うと大人っぽい顔立ちだと思う」
杏也菜「えっ! でもよく、ベビーフェイスだよねって言われるんです」
田中「幼く見られるのは重い前髪のせいかも。アレンジはハーフアップとポニーテールが定番?」
杏也菜「はい。髪が多くて、まとめないとボサッとしちゃうんです」
サクラ「じゃあ今日は前髪をうすくしてシンプルにおろしてみよ〜!」
田中「目もとのコンプレックスはアイメイクでカバーできるから安心して♪」
杏也菜「そんなことができるんですか!」
サクラ「コーデはパンツスタイルで決まり。あとは個性をどう出すか…」
前田「個性=柄&ディテールだけじゃないよね。カラーアイテムはどう?」
杏也菜「淡めの色には挑戦してみたんですけど、子供っぽくなっちゃいました」
前田「ダークグリーンとかバーガンディみたいに渋めのカラーなら、手軽に大人っぽさが出せるよ」
サクラ「よさげですね♡ 杏奈だったらモノトーンの差し色にしそう」
前田「たしかに! 杏也菜ちゃんにもハマりそう」
杏也菜「まったく想像がつかない… ドキドキです♡」
前田「ほんとほんと。どうして似合わないと思うの?」
杏也菜「パンツをはきこなせるのはカッコいい人っていうイメージがあるんです。私は童顔なので…」
田中「杏也菜ちゃんは童顔じゃないよー! どちらかと言うと大人っぽい顔立ちだと思う」
杏也菜「えっ! でもよく、ベビーフェイスだよねって言われるんです」
田中「幼く見られるのは重い前髪のせいかも。アレンジはハーフアップとポニーテールが定番?」
杏也菜「はい。髪が多くて、まとめないとボサッとしちゃうんです」
サクラ「じゃあ今日は前髪をうすくしてシンプルにおろしてみよ〜!」
田中「目もとのコンプレックスはアイメイクでカバーできるから安心して♪」
杏也菜「そんなことができるんですか!」
サクラ「コーデはパンツスタイルで決まり。あとは個性をどう出すか…」
前田「個性=柄&ディテールだけじゃないよね。カラーアイテムはどう?」
杏也菜「淡めの色には挑戦してみたんですけど、子供っぽくなっちゃいました」
前田「ダークグリーンとかバーガンディみたいに渋めのカラーなら、手軽に大人っぽさが出せるよ」
サクラ「よさげですね♡ 杏奈だったらモノトーンの差し色にしそう」
前田「たしかに! 杏也菜ちゃんにもハマりそう」
杏也菜「まったく想像がつかない… ドキドキです♡」
色はシンプルなデザインで取り入れよう
「ディテールが凝ったアイテムはたしかに個性的だけれど、難易度も高め。まずはシンプルなデザインのカラー&柄アイテムをアクセント使いしてみましょう。ふだんのモノトーン&ベージュコーデに1点加えるだけで、ぐんと上級者な印象をゲットできますよ♪」(スタイリスト前田さん)
大人っぽコーデにはシースルー前髪!
「髪をボリュームダウンしたいなら、だんぜんオイル! 手のひらに広げて根もとからしっかりなじませると湿気で広がりづらくなるよ。重めの前髪を軽くしたいときにもオイルは大活躍。まずドライヤーを当てながら左右に流して、仕上げにオイルで束感を作れば大人っぽいシースルー感ができるはず」(ヘア&メイク田中さん)
撮影は渋めカラーに合わせてフィルムっぽく!
「渋めカラーをアクセントにしたコーデには、ヴィンテージ感のある背景が合いそう。色味や光もフィルム写真っぽいニュアンスにすれば、杏也菜ちゃんのピュアな透明感とのギャップで、しゃれ感が増す予感しかない♡」(サクラ)
そして… 杏也菜が大人っぽく変身☆
大人 × 個性をテーマにイメチェンした杏也菜の姿がこちら! サクラの「25歳になったつもりでポージングしてみて!」というアドバイスを受けながら、アンニュイなポージング&表情に挑戦。光も可愛さも神がかってるっ。
まつ毛&リップでコンプレックス回避
「顔のコンプレックス対策は、他のパーツにインパクトを出して目線をそらしちゃおう。杏也菜ちゃんの場合は、左右非対称な眉毛を目立たなくするためにアイメイクとリップを強調。まつ毛をしっかり上げてマスカラをたっぷり重ねれば、二重幅の差もわかりにくくなります♪」(ヘア&メイク田中さん)
色×レイヤードで上級者感を割り増し
「ジャケットふうのベストをさっと羽織るだけで、おしゃれ感がぐんとUP! ゆったりとしたシルエットにまとめればカッコよくなり、ピタニットやワンピに重ねればフェミニンになります。いろんなテイストにハマるから、ひとつ持っておくと便利」(スタイリスト前田さん)
テイストに合わせてポージングもチェンジ
「ポージングや表情作りは演技といっしょ。その服に似合う人を想像して、そのコになったつもりで動くといいよ♪ たとえばストリート系ならやんちゃな気分を盛り上げて、甘めのコーデならガーリーなコになりきる。マスターすれば、いろんなファッション企画で活躍できるようになる!」(サクラ)
ベスト¥4180/SPINNS ブラウス¥1699/GRL(グレイル) パンツ¥7920・ハット¥2970/UNE MANSION イヤリング¥1880(ROOM)/クロスコミュニケーション デザインラボ ブーツ¥11400/ENVYM渋谷109店
【感想】もしや、似合ってます!?
サクラ「パンツルック、どうだった?」
杏也菜「自分で言うのは恥ずかしいんですけど… けっこう似合ってたと思います(照)」
サクラ「だよねだよね♡ 今日みたいなテロッとしたスラックスなら杏也菜ちゃんの私服にもハマるはず」
杏也菜「深めグリーンのアイテムもほしいし、早速探しに行きます!」
サクラ「自分の好きなテイストを極めるのもすごくいいことだけど、着る前からあきらめちゃうのはもったいない! 気になったアイテムにはどんどん挑戦してみてね」
杏也菜「本当ですね。ブラウンリップも似合わないと思ってたけどすごく可愛くて、ハマりそうです」
サクラ「あとバケットハットも似合ってた」
杏也菜「ベレー帽一択だったので新鮮でした♪」
サクラ「ガーリーなワンピにキャップを合わせるのも今っぽいよね。前髪を上げてかぶったら絶対可愛いと思う!」
杏也菜「アイメイクを極めたら挑戦してみます!」
サクラ「私も山ほどコンプレックスがあるけど、人に話すと“気づかなかった”って反応ばかり。他人は思ってるほど自分のことを見てない、って考えるようにしたら心がすごく楽になったし、表情のバリエーションも増えたよ」
杏也菜「え、サクラ先輩の笑顔、完璧じゃないですか…!」
サクラ「私からしたら杏也菜ちゃんの笑顔も最高にステキ。コンプレックスをかくすのもいいけど、ありのままの自分に自信を持てたらもっともっと輝けるはずだよ。いっしょにがんばろうね☆」
杏也菜「はいっ♡」
杏也菜「自分で言うのは恥ずかしいんですけど… けっこう似合ってたと思います(照)」
サクラ「だよねだよね♡ 今日みたいなテロッとしたスラックスなら杏也菜ちゃんの私服にもハマるはず」
杏也菜「深めグリーンのアイテムもほしいし、早速探しに行きます!」
サクラ「自分の好きなテイストを極めるのもすごくいいことだけど、着る前からあきらめちゃうのはもったいない! 気になったアイテムにはどんどん挑戦してみてね」
杏也菜「本当ですね。ブラウンリップも似合わないと思ってたけどすごく可愛くて、ハマりそうです」
サクラ「あとバケットハットも似合ってた」
杏也菜「ベレー帽一択だったので新鮮でした♪」
サクラ「ガーリーなワンピにキャップを合わせるのも今っぽいよね。前髪を上げてかぶったら絶対可愛いと思う!」
杏也菜「アイメイクを極めたら挑戦してみます!」
サクラ「私も山ほどコンプレックスがあるけど、人に話すと“気づかなかった”って反応ばかり。他人は思ってるほど自分のことを見てない、って考えるようにしたら心がすごく楽になったし、表情のバリエーションも増えたよ」
杏也菜「え、サクラ先輩の笑顔、完璧じゃないですか…!」
サクラ「私からしたら杏也菜ちゃんの笑顔も最高にステキ。コンプレックスをかくすのもいいけど、ありのままの自分に自信を持てたらもっともっと輝けるはずだよ。いっしょにがんばろうね☆」
杏也菜「はいっ♡」
撮影/斎藤大嗣 スタイリスト/前田涼子 ヘアメイク/田中陽子 モデル/雑賀サクラ、葛西杏也菜(STモデル) 文/中西彩乃