苦しさを知ってる人の言葉って響く!【生き方学べる芸能人エッセイ】
芸能人だって、すべてがうまくいってるわけじゃない。うちらには想像もできないような壁にぶつかったり、立ち止まったりしてることも。実はそういう闇っぽい話こそ人生の参考になるのかも。気持ちに寄り添ってくれそうなエッセイ3冊紹介するね。
「フツウ」でいるってそんなに大事なこと?
体と戸籍上の性別は「男性」。でも心は男性、女性どちらでもあるし、どちらでもない。「かわいすぎるジュノンボーイ」として話題になったモデル井手上漠さんのフォトエッセイだよ。生まれ育った島根県隠岐諸島・海士町での写真とともに、生い立ちのこと、家族のこと、性別のことを語るエッセイが。井手上さんが抱えてきた悩みや葛藤、それをどう乗り越えたかはずっしり心に響く!
『井手上漠フォトエッセイ normal?』井手上漠 ¥1430/講談社
激動の坂道シリーズ、キャプテンが語る舞台裏
2017年1月に欅坂46のキャプテンに任命された菅井友香さん。それから紅白歌合戦に出場したり、ライブで予想外の出来事が起きたり、メンバーが脱退や卒業したり、グループが「櫻坂46」に改名することになったり……。これまでのいろんな出来事、そして当時どんな気持ちでいたのかを本音で語ります。オフの日の過ごし方や櫻坂46メンバーへのメッセージなど盛りだくさん!
『あの日、こんなことを考えていた』菅井友香 ¥1650/日経BP
「好きなこと」はやっぱり背中を押してくれる
ストリートピアノの超絶演奏動画で注目を浴びたハラミちゃん。その笑顔の裏には苦しかった時代が! ピアノを弾くのが好きで音大に進学したけど、まわりのレベルの高さに挫折。一般企業に就職した後、体調を崩してひきこもり状態だったハラミちゃんを救ったのは、一度はあきらめたピアノだった!「好きなこと」を貫くのって簡単じゃないけど、やっぱりパワーをくれるんだね。夢の見つけ方や叶え方で悩み中のコは必読!
『好きのパワーは無限大 挫折から学んだ多くのこと、笑顔のヒミツがココにある』ハラミちゃん ¥1540/KADOKAWA
構成/古川はる香