SNSみたいに短い文章だったら書けるけど、学校の作文とか小論文みたいに長ーい文章を書くのはまた別! 本になるような文章が書ける人って特別な才能感じちゃうよね。すでに演技やパフォーマンス、お笑いで活躍してる芸能人がさらに才能を発揮させるエッセイ本も読んでみたくなっちゃう♡

読めばお腹が空く? 松井玲奈さんの「食」エッセイ

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すでに小説家デビューもしてる松井玲奈さんの初エッセイ。テーマは「食」で、夜中に急にラーメンが食べたくなっちゃうこととか、実家の忘れられない味とか「あるある!」と思えることも、「そうなんだ!」と発見しちゃうことも、松井さんならではのとらえ方&書き方で紹介。同じ「たべもの」でも人によって感じ方が違うのを知るのがエッセイの魅力だよね。
『ひみつのたべもの』松井玲奈 ¥1540/マガジンハウス

謎めいた俳優さんの「心の声」聞いてみる?

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ふんわり力抜け感が特徴の俳優・中村倫也さんの雑誌連載エッセイを一冊にまとめたもの。学生時代の恋愛のことも、俳優としてブレイクするまでのモヤモヤしてた日々のことも、そしてブレイク後、去年の自粛期間中に抱えてた思いも……。「ここまで言っちゃう!?」ってくらい自分の本音をそのまま書いてるうえに、ちゃんとユーモアを交えておもしろくまとめてるのを尊敬! 癒し系でミステリアスな中村さんの「心の中」がちょっとわかった気持ちに。
『THE やんごとなき雑談』中村倫也 ¥1320/KADOKAWA

芸人さんの人生は超ドラマティック!

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2020年に『R-1ぐらんぷり2020』で優勝、さらにはコンビで『M-1グランプリ』でも優勝しちゃったマヂカルラブリーの野田クリスタルさん。そんな野田さんの2006年から2011年までの日記を書籍化。まだマヂカルラブリーを結成してない時期から始まって、同時発売の『野田の日記 -2012-2020(あとのほう)それでも僕が書き続ける理由』では2020年のM-1優勝までが書かれてるよ。野田さんの気持ちの変化、まわりの人たちの移り変わり、コンビとしての葛藤や焦りを読んでると、これはもう青春小説か映画なんじゃないかと思うほど。
『野田の日記 -2006-2011(はじめのほう)それでも僕が書き続ける理由』野田クリスタル ¥1430/ヨシモトブックス
構成/古川はる香