今はSNSを通じていろんな人とつながれる時代。その結果、今まで「当たり前」だと思ってた価値観が「時代遅れ」になることも。自分も含めてたくさん人が自由で幸せに生きるために最新の「価値観」を本を通じてインストールしていこう!

自分がどうするかは「自分」で決めていいんだよ!

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この本の中で、かわいいイラストと文で描かれてるのは「同意」と「バウンダリー(境界線)」という言葉。「これはいい」「これはイヤ」っていう「境界線」は、ひとりひとりが自分で決めていいもの。そして人から何か「しよう」って誘われたとき、「イヤって言ったら気まずい雰囲気になるかも…」なんて気にせず、「イヤです」って言っていいんだよ。自分の「境界線」や「同意」を大切にできると、人のことも大切にできるように。この価値観が広がったら、超いい世界になりそうじゃない?
『子どもを守る言葉「同意」って何? YES、NOは自分が決める!』レイチェル・ブライアン(著)、中井はるの(訳) ¥1600/集英社

台湾の天才IT担当大臣が語る「みんなが自由になる」ため大切なこと

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オードリー・タンさんは台湾のIT担当大臣。新型コロナウイルス対策で、台湾の全国民にマスクを配るシステムをたった3日で作り上げた超スゴ腕&天才として世界中から注目の存在に。そんなタンさん、自分の性別は「なし」と言ってるくらい今まで当たり前だったルールから「自由」に生きてる人。でもタンさんは自分の自由だけじゃなく、みんなを自由にしてあげることも大切だと考えてるんだって。みんなが自由でいられる世の中になるには、何が変わればいいのかヒントが詰まった本。
『オードリー・タン 自由への手紙』オードリー・タン(語り)、クーリエ・ジャポン編集チーム(編者) ¥1400/講談社

「フツウ」じゃなきゃダメなんて誰が決めたの?

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女性の体を持って生まれたけど、自分の性は「男性」だと自覚してた杉山さん。セーラー服を着てた高校時代を経て、男性として生きるように。そして現在、愛するパートナー、ゲイの親友と杉山さんは、3人で自分たちの赤ちゃんを育ててるんだって。性別をはじめ、仕事、家族、恋愛など自分が「フツウ」だと思ってることって本当に「フツウ」なのかな? 世の中の「フツウ」に合わなくて苦しんでる人がラクになるためにも、「フツウ」の意味を改めて考えてみたくなるよ。
『元女子高生、パパになる』杉山文野 ¥1400/文藝春秋
構成/古川はる香