人づきあいや生き方など、みんなが抱えがちな言葉にできないモヤモヤについて描かれた本を読むと「私が悩んでるのってこういうこと!」って、気持ちがすっきりするよね。ここんとこ日本でも話題になってる韓国発のエッセイ本はそんなテーマの作品がいっぱい。友達にもうまく話せないモヤモヤ、本で解消してみよう。

自分にとって「ちょうどいい」人との関わりを見つけよう

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『私は私のままで生きることにした』が日本&韓国でベストセラーになったキム・スヒョンさんの最新刊だよ。誰でも自分ひとりで生きていくのはムリなもの。だからこそ、自分が心地よくいられる人との関わり方を見つけていきたい。家族、友達、恋人など人生で出会う「他人」と、どうしたら心地よい関係でいられるかが語られてます。
『頑張りすぎずに、気楽に お互いが幸せに生きるためのバランスを探して』キム・スヒョン(著)、岡崎暢子(訳) ¥1400/ワニブックス

「面倒くさい」をガマンしないのが本当の大人!?

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日本でも出版されたエッセイ『死にたいけどトッポッキは食べたい』でイラストを担当してたのがこの本の著者・ダンシングスネイルさん。この本で書いてるのは「大人の人間関係」について。大人になると面倒くさい人間関係も平気になっていくんじゃなくて、大人だって面倒なものは面倒!!笑 「近すぎると疲れる、遠すぎると寂しい」「注目されるのは恥ずかしいけどかまってほしい」って自分の面倒な気持ちも認めて、ストレスのない距離感を見つけるのが「本当の大人」ってことなのかも!
『ほっといて欲しいけど、ひとりはいや。 寂しくなくて疲れない、あなたと私の適当に近い距離』ダンシングスネイル(著)、生田美保(訳) ¥1500/CCCメディアハウス

自分のスピード・歩幅で進む勇気をもらえます

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レディーダックさんは、かわいい絵とほんわかした文章が人気でSNSのフォロワー15万人超の韓国人作家さん。SNSを見てて、いろんな情報が入ってくると、「もっと頑張らなきゃ!」って焦ることも多いよね。そんな時代だからこそ「私が私を待ってあげること」が必要なのかも。努力しても思ったように結果が出ないと自信がなくなっちゃうけど、そんなときに思い出してほしい言葉がいっぱい。
『私は私に時間をあげることにした』レディーダック(著)、趙蘭水(訳) ¥1400/SBクリエイティブ
構成/古川はる香