今年の注目マンガはこれ『このマンガがすごい!2021』発表!
毎年年末になると、マンガ好きの間で話題になるのが『このマンガがすごい!』。この一年のおもしろかったマンガを<オトコ編><オンナ編>に分けてランキング形式で発表。今年の<オトコ編><オンナ編>各1位&2位、そして注目作品はこれだ!
【オトコ編1位】『チェンソーマン』
悪魔のポチタと借金返済のためにかなりしんどい毎日を生きてたデンジ。裏切りにあって殺されちゃったけど、ポチタが心臓をくれたおかげで「チェンソーの悪魔」として生き返って、ミステリアスな女性・マキマに拾われて公安のデビルハンターとして働くことに。悪魔を恨む人間、魔人、悪魔……フツウじゃない仕事仲間だけど、一緒に戦ううちに「友情」が芽生えていくことに。公安やマキマの真の姿が少しずつわかっていく謎解き要素もハマる! 最新10巻が1月4日発売に。
『チェンソーマン』1巻 藤本タツキ ¥440/集英社
【オトコ編2位】『葬送のフリーレン』
勇者たちと魔王を倒した魔法使いのフリーレン。50年ぶりに勇者ヒンメルに会いに行くと、ヒンメルはすっかり年をとっていて……。いつまでも年を取らないエルフであるフリーレンは、一緒に魔王を倒した仲間たちとの思い出をめぐるように旅に出ます。フリーレンの旅を通じて、年を取ることや時間の流れ、人との出会いと別れについて考えさせられるファンタジー。ファンタジーはあんまり読んだことがないコもこれはハマる! 現在、3巻まで発売中。
『葬送のフリーレン』1巻 山田鐘人(原作)、アベツカサ(作画) ¥454/小学館
【オンナ編1位】『女の園の星』
STchannelでは過去記事ですでに紹介済み! 女子高で担任してる星先生が主人公のマンガ。超イケメンなわけでも明るいキャラでもないけど、なんとなく生徒たちに好かれてる星先生。隣のクラスの担任・小林先生との関係も「先生たちって職員室でこんな会話してんのかな?」ってリアル感が。静かに進むストーリーに油断してると、いきなり「笑い」がしかけられてるから注意!笑
『女の園の星』1巻 和山まや ¥680/祥伝社
【オンナ編2位】『後ハッピーマニア』
1995年から2001年に連載されて、ドラマ化もされた大ヒットマンガ『ハッピーマニア』の続編。理想の恋人を求めて、失敗を繰り返してもへこたれないで走り続けた「恋の暴走機関車」カヨコも、自分を好きでいてくれたタカハシといろいろあってなんとか結婚。それから15年、いきなりタカハシから「離婚したい」と言われて!!!「恋愛」とか「結婚」のその先にある人生についてちょこっとのぞいた気分になれそう。
『後ハッピーマニア』1巻 安野モヨコ ¥900/祥伝社
【ST的注目作!】『ゆびさきと恋々』
【オンナ編9位】にランクインしたのが、聴覚障がいのある女子大生の雪と同じ大学の先輩・逸臣との恋愛ストーリー。世界を旅して3カ国語しゃべれて、雪を特別扱いせず自然体で接する逸臣がカッコよすぎるし! 話せなくても自分の気持ちを伝えようとする雪の表情や動きと気持ちのピュアさがかわいすぎるし! きゅんの連続で心臓が持たないっ♡ 現在、3巻まで発売中。
『ゆびさきと恋々』1巻 森下suu ¥450/講談社
構成/古川はる香