両親と意見が合わなくて志望校が一向に定まらない……。今後の人生に大きくかかわる選択で、後悔しないための方法は?  今回は”行きたい学校”を反対されたっていう二つのお悩みに対し、ST㋲花恋、莉音、先輩JK杏樹ちゃん(高3)、沙万理ちゃん(高3)が一緒に考えてくれたよ。

お悩み1:私立か近くの公立か、学費の問題で両親と口論に

行きたい私立の学校があるんだけど、学費の面から親は近くの公立に行ってほしいって言ってくる。自分の第一志望は一体どうしたら・・・。というお悩みが寄せられたよ。どうして、私立のほうがいいって今思ってるのか、まず考えてみようっていう意見アリ。

莉音「例えば、”私立は楽しそうで公立はつまらなそう”とかって理由だと、親は納得しないと思うな。」

花恋「自分がそこで何をやりたいのか、しっかり考えて伝えないと!」

確かに、親にしっかり自分の希望の理由をプレゼンすることは欠かせないかも。そして・・・。

沙万理ちゃん(高3)「実は私も、学費面で第一志望を諦めたんです。最初は悔しかったけど、結局、今の学校でやりたいことが全部叶いました! 自分しだいでできることは無限に広がるから、あまり私立・公立にこだわらなくていいと思います。 」

という意見も。どちらの道を選んでも、そこでの時間を輝かせるのは自分しだい!という前むきな姿勢は心にとめておくといいかも!

お悩み2:美大志望だけど、将来が安定しないからダメ!と反対された

行きたい学校について、親と意見が合わないの画像_1
美術の勉強がしたくて美大に行きたいけれど、親からはいわゆる”ちゃんとした会社”に就職しやすい進路をすすめられて、意見がまとまらないというお悩みがキタ。これはどうしたら・・・。

杏樹ちゃん(高3)「頑張って地道に説得し続けるしかないですね。 」

莉音「言葉で無理なら、行動で示す! 日々頑張ってる姿を見れば、“こんなに真剣なんだ”と考え直してくれるはず。」

花恋「両親は子どもの幸せを一番に願うあまり、厳しくなっちゃうんだよね。やりたいことが収入につながるってことを示せたら、一番説得力があるかも!? 」

自分の希望をきちんと話つづけること、そして口で言うだけじゃなくてその道にむかっての努力を毎日している姿を見せること、確かに重要だね! そして親は、将来食べていけるか心配している部分も大きいので、こういうふうに収入を得られる、という前例を見せるといいのかも。センパイたちのアドバイス、さすが効きそうだ~!
今後の人生に関わる大切なこと。納得できる結論を出せるといいね。
イラスト/ningen 構成/中西彩乃 (Seventeen11月号)