本を通じて広がる「夢」【世界とつながる本】
「留学してみたい!」「海外に行ってみたい!」って夢や目標を持ってるコも多いよね。実現はもう少し先になるかもしれないけど、今のうちに本を通じて知識を増やして、本当に行ったときのことを想像することはできるよね。「行ってみたいけどムリかなあ」と思ってるコの背中を押すきっかけにもなるかも!?
英語マスターに必要なのは「スマホ」だった!?
英語の勉強って、英会話スクールや留学をまず考えるけど、「そんなお金ない!」って親に言われちゃうことも。そこであきらめず「英語で日記を書く」「Siriで発音をチェックする」っていうスマホを使った独自の勉強法で英語をマスターしたのが新井リオさん。見事カナダでデザイナーになる夢を叶えちゃった。その方法を紹介したブログはフワちゃんも読者だったとか。学んだ英語を使い方、海外での仕事のはじめ方も紹介。「英語」について本当に知りたいことが詰まってる!
『英語日記BOY』新井リオ ¥1700/左右社
あらゆる方向からわかる「旅」のおもしろさ
世界各地のことを知るには、旅行ガイドや写真を観るのも入り口になるけど、実際に旅をした人のリアルな体験&気持ちからわかるものも大きい!! この本では、作家さんやマンガ家さん、旅を仕事にしてる21人が「旅のおもしろさ」「旅先での体験」などを伝えてくれるよ。家で「旅」を楽しめるネットの使い方、おすすめブックの紹介も。まるごと一冊「旅」に出ることのおもしろさにひたれます。
『旅が好きだ!21人が見つけた新たな世界への扉』河出書房新社(編) ¥1400/河出書房新社
実はかわいすぎる♡イギリスの「おじさん」たち
イギリス在住のブレイディみかこさんが、身近な「おじさん」たちのエピソードを書いた本。「イギリスのおじさん」ていうと、完璧なジェントルマンでカッコいい男性を想像するけど、この本に出てくるおじさんたちは、日本語で「平和」ってタトゥーを入れるつもりが「中和」になっちゃったり、ただ図書館で本を読んでただけなのに子どもやお母さんから頼られる人物になっちゃったり、「どうしてそうなった!?」とツッコまずにいられない人たちばかり。住んでる国や言葉は違っても、共通するものがあるんだね……(笑)。
『ワイルドサイドをほっつき歩け』ブレイディみかこ ¥1350/筑摩書房
構成/古川はる香