本田翼×山本美月のガールズトーク♥
これまで明るい役を演じることの多かった翼ちゃん&美月ちゃんが、映画『少女』で笑顔を封印したお芝居に挑戦。繊細な17歳をみごとに演じきったふたりの、ガールズトークをお届けします♡
Q:共演した映画『少女』の思い出は?
【翼ちゃん】「みっちゃんのシーンで印象的だったのは、敦子がひとり堤防を歩きながら泣いてるところ。あのとき吹いてる風、すっごい強くなかった?」 【美月ちゃん】「そうなの。風が強すぎて、本番直前までスタッフさんに体をおさえてもらってたくらい。堤防の幅も、平均台よりちょっと太いくらいしかなくて……。強風の中まっすぐ歩くのは怖かったけど、敦子の心情と天候がリンクしてたからか、スムーズに撮影できたんだ」 【翼ちゃん】「そうだったんだ! あと、クライマックスで由紀と敦子が朝日を見ながら話すシーンも大変だったよね。本当に寒かったから、鳥肌は立つし、声もふるえそうになったし」 【美月ちゃん】「朝日がのぼるのを待つために、夜から準備したもんね」 【翼ちゃん】「たしか、夜中の1時20分集合じゃなかった?」 【美月ちゃん】「そこから朝ごはんを食べたから、ふたりとも本番前に胃がもたれちゃって(笑)」 【翼ちゃん】「でも、完成した作品を見たら、こんなにキレイな光だったんだって感動しちゃった。監督さんがカーテンの揺れひとつにまでこだわるかただったので、細かいところまで見てもらえるとうれしいです」
Q:ふたりが17歳のときは、どんな女子高生だった?
【翼ちゃん】「私は、カフェとお寿司屋さんのバイトをかけもちしてたんだ」 【美月ちゃん】「お寿司屋さん?」 【翼ちゃん】「うん。食器も洗えば茶碗蒸しも作るし、ホタテも割ってた!」 【美月ちゃん】「すごいね。私は、毎日学校に行って、放課後は演劇部の練習をやって帰るっていう、全然目立たない生徒だったよ」 【翼ちゃん】「最近は、撮った写真やムービーをかわいく加工できるじゃん? 今高校生に戻れたら、そういうのを使って思い出を残してみたい!」
Q:スタイルキープ法を教えて!
【翼ちゃん】「代謝がいい10代のコは、夜に炭水化物とお菓子をひかえれば大丈夫! 私も、夜は家でサラダを食べながらゲームしてます。あとは、気が向いたらたまーにヨガに行くことも」 【美月ちゃん】「私は食べることが好きなので、週2でジムへ。家でもできるのは、あおむけに寝て片足を上げた状態で上半身を左右にひねる運動。くびれがほしくて、よくやってます(笑)」
『少女』【10月8日(土)全国ロードショー】
湊かなえさんのベストセラー小説の映画化。家族内の問題でトラウマを抱える17歳の由紀(本田翼)と、学校でいじめにあい、裏サイトをチェックしながらビクビク生活している敦子(山本美月)は、幼なじみの親友同士。転校生の「死体って見たことある?」というひと言がキッカケで、ふたりは死に興味を持ちはじめる――。真剣佑くんも翼ちゃんの彼氏役で出演してるよ!
©2016「少女」製作委員会
ほんだつばさ●92年6月27日生まれ、東京都出身。おもな出演作に映画『アオハライド』、ドラマ『恋仲』ほか。『non-no』など、モデルとしても活躍中。映画『土竜の唄 香港狂騒曲』が12月23日、映画『鋼の錬金術師』が17年冬公開。
やまもとみづき●91年7月18日生まれ、福岡県出身。『CanCam』専属モデルとして活動しながら、ドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』に出演するなど女優としても活躍。映画『ピーチガール』が17年公開。
撮影/斎藤大嗣 スタイリスト/本間園子[本田さん] 黒崎彩(Link)[山本さん] ヘア&メイク/犬木愛(agee)[本田さん] 北一騎[山本さん] 文/吉川由希子 (Seventeen11月号)