今だから考えたい。学ぶこと、働くこと【勉強と働くを知る本】
6月になって、ようやく学校に通い始めたコもいるはず。お休みの間、みんなは家で勉強して、その横でおうちの人も家で仕事してたかも。このお休みの間に「勉強=学校や塾に通う」「仕事=会社や仕事場に通う」とは限らないとわかったからこそ、「勉強」や「仕事」の意味をもう一度考えてみたい! 新しい発見の手がかりになる本をどうぞ。
勉強は「自分のために」楽しんでやるのが大切!
東大クイズ王・伊沢拓司さんも参加してるWEBメディアQuizKnock。楽しみながら何かを知るきっかけになるような記事や動画を配信してて、YouTubeチャンネルも登録者数130万人超え! そんなQuizKnockの本は「自分のために」楽しみながら勉強することを学べる内容。勉強が好きそうに見える人は、実は勉強以外に好きなもの、楽しいものにのめり込んでるとか⁉ 意外な発見がいっぱい!
『勉強が楽しくなっちゃう本』QuizKnock ¥1200/朝日新聞出版
「働く」を考えるのは「どう生きるか」を考えること
「働く」のは何のため? そう聞かれたらみんなは何て答える? ていうか、そもそも「仕事」って何なの? やりたい仕事はどうやって探すの? 仕事がうまくいのはどんな人?「働く」の前にある勉強や学校は何のため? などなど「働く」について、いろんな角度から考えることができる一冊。「働く」ことを考えるのは、どう生きたいかを考えること。自分の生き方が見えると進路も考えやすくなるはず。
『なぜ僕らは働くのか 君が幸せになるために考えてほしい大切なこと』池上彰(監修) ¥1200/学研プラス
「仕事を見つける」リアルな物語に感動!
バイトもできないと社会に出て「働く」ってことをリアルに想像するのはなかなか難しい! そんなコにおすすめしたのがこの本。「大人になったら、どんな仕事にも就けるはず!」。小学生のときは本気で思っていた主人公たちが、大学生になって就職活動をするように。「本当に自分にあった仕事はなんだろう?」「就職するってどういうことなんだろう?」。たくさん悩んで迷いながら進路を見つけていく3人の姿とアツいメッセージで胸いっぱいに!!
『僕たちはまだ、仕事のことを何も知らない。』各務展生(原案)、糸貫律(マンガ)、木平木綿(構成) ¥1300/学研プラス
構成/古川はる香