SDGsってどういう意味? JK的社会学講座
最近やたらと見かける「SDGs」って言葉。じつは、みんなの未来の明暗を分ける超〜重大な内容を含んでるのだっ!! まずは意味をしっかり学ぼう!
最近よく目にする「SDGs」という言葉。どういう意味なの?
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SDGsの基となっているのが、2001年に策定されたミレニアム開発目標(=MDGs)。これは極度の貧困と飢餓の撲滅など、2015年までに達成すべき8つの目標を掲げていました。そこに新たに出てきた課題を反映し、2030年までに達成すべき17のゴールを掲げたのがSDGs。じつはサステナブル(=持続)の重要性は1980年代から議論されており、何も対策をしないと資源や環境を含め地球が保たれなくなる、という問題が根本にあります。
ミレニアム開発目標との大きな違いは、ジェンダー問題などにも取り組んでいること。発展途上国に限らず、地球上の「誰ひとり取り残さない」ことを誓っています! またそれぞれの項目に平均10個ずつ、合計169個の細分化した目標が立てられているのもポイントです(例:2030年までに、現在1日1.25ドル未満で生活する人々と定義されている極度の貧困をあらゆる場所で終わらせる、など)。すべての項目は、外務省の公式HPで見ることができますよ!
教えてくれたのは… 事業構想大学院大学 白田範史先生
SDGsに関する授業・セミナーを多数担当。監修メンバーとして携わった書籍に『SDGsの基礎』(左写真)、『SDGsの実践 ~自治体・地域活性化編~』、『未来の授業 私たちのSDGs探究BOOK』などが。
次回はさらに詳しく解説。わたしたちにできることも紹介するよ!
撮影/加藤ゆき スタイリスト/小笠原弘子 ヘア&メイク/田中陽子(Lila) モデル/大友花恋(STモデル) 構成/中西彩乃 (Seventeen6・7月号)