頑張っていた習い事をやめさせられたり、好きなアイドルのことも全否定。なんだか"自分"がなくなっちゃいそう……。それはイヤになっちゃうね。もっとおだやかな親子関係にしたーい! そのために心がけることを、心理カウンセラーの石原さんに聞きました!

親と話すときは自分からも"否定言葉" を使わないように意識をしてみて!

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「親に好きなものなどを否定されたときは『そう思ってたんだね』と一度受け入れてみて。言い争いをしないほうが、お互いに気持ちがつらくならないです。そのあとで、『頑張ってるのに、そう思われて悲しい』などと自分の気持ちを伝えて。趣味や好きなことを制限されたり、否定されることがあれば、『この人が本当に好きで、おかげで勉強も頑張れてる!』など、お互いが冷静なときに理由を話してみて。一方的に話す人や支配しようとする人は、正面から向き合って正論をぶつけられると黙る傾向にあるので、全否定される場合は、自分の主張を真っ正面からハッキリと言いましょう。

注意したいのが、『でも』『だって』などの否定の言葉を使わないこと。よりヒートアップしてしまいます。日頃から否定言葉を使わない意識をしておくと、親とも言い争いをせずにすみますし、友達や彼氏など他のコミュニティでもいい人間関係を築いていきやすいですよ」(石原さん)

相談にのってくれたのは、心理カウンセラーの石原さん

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石原加受子さん★心理カウンセラー。心理相談研究所『オールイズワン』代表。『母と娘の「しんどい関係」を変える本』(¥780/PHP文庫)など著書多数。セミナーや講演も行っている。
「でも」「だって」をやめる話し方、親だけじゃなくて友達や先輩、先生に対しても役立ちそう。いい人間関係をつくる第一歩として、ぜひ心がけてみて!
イラスト/山中玲奈 構成/宮平なつき