最近日本でもゾクゾク翻訳版が登場してる韓国文学。K-POPの人気アーティストがSNSでアップしてたりすると「読んでみたい!」って思うよね。どれから読んだらいいか迷ってるコのため、今読むべき話題作をピックアップ☆

BTSメンバーも読んだ⁉「不安」によりそってくれるエッセイ

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なんとなく気分が沈んで、ぼんやり「もう死んでしまいたい」と考えてしまうけど、お腹は空いて大好きなトッポッキは食べたくなる……。そんな状態が続いて「気分変調症」と診断されたペク・セヒさんが自分自身を見つめなおすエッセイ。BTSのメンバー・RMが枕元に置いてた!ってことで読んでみたBTSファンも多いみたい。「人間関係がしんどい」「ちょっとしたことで落ち込んじゃう自分がイヤ!」って考えてことがあるコは共感できるものが。
『死にたいけどトッポッキは食べたい』ペク・セヒ(著)、山口ミル(訳) ¥1400/光文社

「感情」がわからない少年が生きる世界って?

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今年4月に発表された『2020年本屋大賞』の翻訳小説部門で1位になったのがこの作品。脳の扁桃体と呼ばれる部分が人より小さくて、怒りや恐怖を感じることができない16歳のユンジェ。そんなユンジェの前に現れたのは、激しい感情を持つ少年・ゴニ。彼との出会いがユンジェの人生を変えることに!「感情がわからない」人が生きてるのはどんな世界なのか。小説を通じて感じてみることで、知らなかった世界が広がる感覚が。
『アーモンド』ソン・ウォンピョン(著)、矢島暁子(訳) ¥1600/祥伝社

真剣に誰かを思う気持ちは国を超えても同じ!

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韓国SNSでも話題に。あるK-POPアイドルが読んでるとか、ドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』に登場する本として知ってるコもいるかも。ちょっと不器用で、でもとても真剣に「君」のことを思う「僕」の気持ちを描いたエッセイ。恋愛中のコはもちろんだけど、何かに一生懸命に取り組んでるコも共感できるフレーズが見つかるはず。言葉が違っても、人の想いって共通するんだなって発見が。
『すべての瞬間が君だった きらきら輝いていた僕たちの時間』ハ・テワン(著)、呉永雅(訳) ¥1400/祥伝社
構成/古川はる香