カメラマン加藤ゆきの写真講座

セブンティーンの誌面でも度々お世話になっているカメラマン加藤ゆきさん☆　写真にハマってるコが続出中!!　ということで、プロカメラマンのテクニックを教わったよ!!

食べ物を撮るときのポイント　①スイーツ

「まずかわいいマカロンには、かわいいお皿や敷物が必須！　斜めからねらったりせず、真上からとるとかわいさが際立ちますよ！　あと物がど真ん中にくるように配置するとかわいいです」

食べ物を撮るときのポイント　②焼きそば

「やきそばみたいに、単体でかわいいわけではないものは、寄って撮るほうがオススメ。全体を写さず、一部切ってしまいましょう。手前から真ん中にピントを合わせて奥のほうがボケてるようにするとプロっぽく見えるかも！　これはマカロンにも言えることなんだけど、食べ物を撮る時は彩度が高いほうがおいしそうに撮れるので、デジカメの食べ物を撮るモードは、“マクロモードかつ彩度が上がる”で撮るのがおすすめです」

空にピンクの光が!!　みんなが撮りがちな空に個性を出すには…？

「まず、空は“風景モード”で撮ることが基本。風景モードはシャープネスが強くなって、彩度が高めに撮れる設定になってます。このピンクの光は、太陽のような強い光源にレンズを向けるとレンズ内で光が反射を繰り返して出来るものです。なので太陽（もしくは太陽の近く）にレンズを向けてみると反射した光が現れてキレイ！　だけどくれぐれも肉眼で太陽を見ないように気をつけて」

コスメはおもちゃみたいにキュートに撮りたい！

「コスメを撮るときは、ピンクならピンクと色を統一させたほうがかわいくなるよ！　リップやシャドウなど中身がかわいいものはキャップやフタを取って中身を見せたりしてもかわいいよ～。この写真みたいにコスメの向きを全部バラバラにせず、全部平行に置くのもオシャレだと思います。こちらも、真上から撮るのがオススメ♪」

青春っぽい学校の写真を撮るには…？

「学校の思い出を青春っぽく残したいなら、セピア!!　セピアモードで撮るだけで、一気に青春感が出ますよ。学校だけでなく、空もこのぐらいの割合でいれましょう」

なんとなく暗～いこの人物写真をふんわりさせるには??

こちらはフツーにオートで撮ったＮＧパターン。

一気にかわいくなった!!　この盛り方は??

「人物撮る時はうしろがボケてたほうが顔がひきたって綺麗に撮れるんです。今回はデジカメの“背景ぼかし”っていうモードで撮りましたが、全部のデジカメにそのモードついてるかわからないので…その場合は、露出優先モードにして、露出の数値（F値）を最小の数にするとうしろがぼけるよ！　あと、顔色が明るくなったのは、白い紙をあてているから。白い布や紙を写真に写らないように顔にあててあげると、顔色が明るく見えるんですよ！」