注目のPEOPLE☆ 独特の世界観を持つ歌詞とメロディを繰り出すシンガーソングライター 出雲咲乃さん
今年4月にデビューした、いまいちばん注目したい同世代アーティスト。素顔も見せず、まだ謎の多い19歳の出雲さん。だけど、その独特な“咲乃ワールド”にSTがちょこっと踏み込んでみたよ♪ 今後の動向からも目が離せない!
Q:どんなきっかけで歌手を目指したの?
「将来、どうせ働くなら、自分でなにかを作る仕事がしたいなと思ったのがきっかけです。歌手と漫画家が浮かんだんですけど、漫画は描けないので歌手にしました。元々、歌う事も、音楽を聴く事も好きだったので、死ぬまで続けられると思ってます」
Q:曲はすべて自作だそうだけど、どんな時に思い浮かぶの?
「ご飯を食べたり、風呂に入る……みたいな感覚で、曲作りが日常化しています。いまでは、作ろうとして浮かばせるというより、常に浮かぶような身体になりました。なので、思い浮かんだときに、メロディや言葉をすぐに録音できるボイスレコーダーは必需品です」
Q:8月に発売される新曲『世界のしかけ』はどんなことをイメージして作ったの?
「強い意志があれば、自分が見えている世界は回せる(自分の意志で動かせる)と思っていて、『世界のしかけ』が出来ました。いま、10代の最後なので残りの若さを踊らせたような曲になってます。寝起きとかに聴いてもらったら目が覚めるんじゃないかなと思います」
Q:素顔を見せない理由を教えて!
「写輪眼(※)が開眼して……(笑)。事務所の方針です。ひ・み・つ♡」 ※編集部注釈……写輪眼とは、マンガ『NARUTO』に出てくる特殊な能力を持つ目のことです。
Q:金髪ボブはいつからの髪型? どんなこだわりがあるの?
「小学生の頃から『ドラゴンボールZ』の人造人間18号っていうキャラクターが大好きで憧れていたので、13歳からずっと金髪です。時々、飽きて黒髪にしたりするんですけど、結局すぐにブリーチするから髪を傷めつけるだけみたいになってます……。超(スーパー)サイヤ人の髪色とは一切関係ありません」
Q:好きなファッションテイストや、セルフメイクのときにこだわるポイントを教えて!
「60年代のレトロな感じとか、90年代のヒップホップ系とか、いろんなテイストが好きです。見るぶんはロリータが好きです。買い物するときは下北沢によく行きます。ブランドよりもデザインを重視してます。化粧は、キリッとした感じが好きなのでシャドーは濃いめにしてます。あと、キラキラ系も好きです。化粧する時間は30分くらい。リップもチークも両方、オレンジ系が好きです」
Q:いま、夢中なことは?
「芸人の千鳥さんにハマってます。芸風もキャラも口調も雰囲気も大好きです。風呂に浸かる時間が長くて、1時間半くらいずっと千鳥さんの動画みてます。ギャグのクセが強くてすごい!」
Q: 学生時代はどんな女のコだった?
「学生時代は、本当に怖いものがなくて、自分を“魔法使い”と思うくらい、『何でも出来る!』といろんなことに挑戦していました。元気がありあまっていて、遊ぶことに命を使ってた感じです。地元は田舎だったので、川や公園で遊んだり、お祭りに行ったりするのが楽しかったです。いま、その反動で“面倒くさい病”にかかってます」
Q:どんなアーティストを目指してる?
「吉田兄弟みたいに、日本人ならではの日本人らしさのあるアーティストになりたいです。たくさん曲を出したいし、老若男女、国籍問わず聴いてもらいたいです」
Q:最後に、ST読者にメッセージを!
「女の子がいちばん輝いて見えるファッションは制服だと思います。たくさん着て、賢くふざけ、愉快に泣いて、まるい世界のコドー・コキュー、頭で、胸で、肌で感じませう! By 中学7年生」最後は新曲の歌詞の世界観たっぷりなコメントでしめくくってくれた出雲さんの活躍が楽しみだね♪
いずもさきの●‘97年4月4日生まれ、福岡県北九州市出身。16歳の時にギターを購入して楽曲作りを始め、20曲ほどオリジナル曲がたまった18歳の時にSDR(現在の事務所の)オーディションに応募し、合格。2016年4月にファーストシングル『当流女』をヴィレッジヴァンガード下北沢店限定で発売。現在放送中のドラマドラマ『遺産相続弁護士 柿崎真一』(NTV・YTV系/木曜23:59〜)の主題歌にも抜擢。セカンドシングル『世界のしかけ』は8/31(水)に発売予定。Twitter→@IzumoSakino