人気作家さんの新しい作品だったら、おもしろいに決まってる! ファンがずーっと待ってた人気作家さんの最新作がゾクゾク発売に。あらすじを聞くだけでワクワクしちゃうような最新作、今すぐ手に入れて読みたいよね!

「最後まで読んだ人がいない」謎の小説って!?

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アニメ映画にもなった『夜は短し歩けよ乙女』や『ペンギン・ハイウェイ』などちょっと不思議なテイストの小説をたくさん書いてる森見さん。作家デビュー15周年の今年発表した最新作の『熱帯』は、これまた不思議なお話! 奈良に住む作家が出会った『熱帯』という「最後まで読んだ人間はいない」といわれる小説。その秘密を解き明かそうと集まった”学団”の追跡とともに、物語の舞台は奈良から京都、東京、世界へ!!
『熱帯』森見登美彦 ¥1700/文藝春秋

謎解きと切なさを同時に楽しめる作品!

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とある中学校の合唱部について書いた『くちびるに歌を』の作者・中田永一さん。7年ぶりになる長編小説は、11歳の蓮司が20年後の自分と入れ替わってしまうというストーリー。作者の中田永一さんは「乙一」という名前でもミステリー小説をたくさん書いている人。そんな中田さんが書く小説だけに、青春テイストとミステリーテイスト、どちらもがっつり楽しめそう♪
『ダンデライオン』中田永一 ¥1500/小学館

謎に包まれた作家さんによるド直球恋愛小説!

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顔も経歴もわからない謎に包まれた作家・舞城王太郎さん。話し言葉で書かれる文章も、描かれる世界も、舞城さんにしか出せないテイストが。表紙もかわいいこの作品は全然相手にされない初恋の相手を好きでいつづける男のコなど「恋」をテーマにした3つの小説を収録。10代ならではの悩みと恋するパワーがミックスされたどまんなかな恋愛小説。あなたのハートにヒットするはず!
『私はあなたの瞳の林檎』舞城王太郎 ¥1500/講談社
構成/古川はる香