注目のPEOPLE☆アヤカ・ウィルソンさん 映画『響 -HIBIKI-』で8年ぶりの映画出演!
映画「響-HIBIKI-」の主人公・鮎喰響(平手友梨奈さん)の親友・祖父江凛夏役で出演中! 映画のお話やプライベートに関することをインタビューしてきたよ♪
Q.デビューのきっかけは?
「3歳のときに、洋服のブランドの写真コンテストみたいなものにお母さんが応募して、グランプリを取ったのがきっかけで、子どものモデルのお仕事を始めました。小さい頃から、よく人のカメラに映り込んだりしているのを見て、カメラが好きだったみたいです(笑)。そのあと、いま事務所に所属して、お芝居もするようになりました。9歳のときには、映画『パコと魔法の絵本』のオーディションがあって、運良く合格をつかみとれました!」
Q. 映画『響 -HIBIKI-』の出演が決まったときは?
「『ひさしぶりに映画に出演できる!』と素直にうれしかったです。原作を読んだときに、主役の響ちゃんの生き様はカッコイイなと思ったし、今回演じた・凛夏(りか)も自分に通じるものが強くてオーディションを受けました」
Q. 凛夏と似てる部分ってどこ?
「響のような不思議な子を目の前にして、“仲良くなりたい”と思う好奇心。ふだんすごく元気で笑顔な反面、悩みもあったり……。あと、凛夏はお父さんが日本で偉大な小説家であるために、ネームバリューでプレッシャーを感じるところも少し理解できます。私は、過去にパコを演じたときに“天才・子役”と言っていただけていたこともあったので、今回ひさしぶりに映画に出演するので、まわりの期待値が高いんじゃないかというプレッシャーは正直ありました。そこが凛夏とリンクしました」
Q.どんな役作りをした?
「凛夏は、女子高生小説家なので、月に15冊くらい本を読んだり、作品の文章を写して書いたりしました。それまではあまり本を読んでなかったんですけどね(笑)。あと、外見はギャルなので、そう見えるように、渋谷の『109』に行ってギャルの子たちのふるまいや話し方を観察したり、実際に話してみたりしたこともありました」
Q.親友・響役の平手ちゃんとの撮影裏話を教えて!
「私が食べるのが好きなので、『何が好き?』『○○食べたことある?』などの食べ物の話ばっかりしてました(笑)。最初会ったときは、話しかけてもあまり反応がなくて、仲良くなれるのか不安だったんです。シャイで人見知りだったみたいで、でも、撮影が始まったら、ふつうに話すことができました。私は、お互いズバッと言い合える関係が好きなので、友梨奈ちゃんもそれを感じ取ってくれたのか、すぐに打ち解けてくれました。だから、ふだんから響と凛夏みたいな関係でした」
Q.作品の見どころは?
「いろんな人の感情が重なって溢れ出てる作品だと思ってます。なので、共感できる人物を見つけたり、その人の視点で考えたり、また違った人の視点になったりを楽しんでほしいです。だから今は、映画を観た人が、だれにどんな感情を抱いたのかすごく知りたいです」
Q.アヤカさん自身はどんな人?
「いろんなことを追求することが好きなので、バカマジメって言われます(笑)。人見知りはしなくて、いろんな人と話したいと思うタイプです」
Q.どんな高校生活を送ってた?
「高校のときはボランティア部に入って、部長も任されていました。本当は、運動系の部活入りたかったんですけど、ケガを避けるために入るのを断念しました。勉強は数学が好きで、ノートを25冊くらいも使って勉強していたんですけど、なかなか点数が上がりませんでした(苦笑)」
Q.どんなオシャレが好き?
「『GAP』や『H&M』で、よく買い物をします。ジージャンは『エドウイン』のものですが、7年くらい愛用中です。ハリー・ポッターっぽいネクタイは弟のものを借りました。洋服は、ふだんからおばあちゃんのワンピースやお母さんのスカートなど、借りたものを着ることもあります」
Q.趣味は?
「ベイキング! 昨日もレモンケーキを作りました♪ よく作るケーキで、 お母さんから教えてもらいました。お母さんもおばあちゃんも料理上手なんです!」
※写真は、アヤカさんが作ったレモンケーキ&オレンジケーキ☆ おいしそう♪
Q.今後の野望を教えて!
「アンジェリーナ・ジョリーさんのような、女優をやりつつ慈善活動に力を入れていきたいです。今も定期的に献血をしたりしています。もちろんハリウッドも目指していて、アクションにも挑戦したいと思ってます。将来的に、日本と世界の架け橋の存在になりたいです」
あやか・うぃるそん●1997年8月3日生まれ、カナダ出身。2008年、中島哲也監督の『パコと魔法の絵本』でヒロイン役に抜擢され、女優デビュー。同作品で、第32回日本アカデミー賞、新人俳優賞を受賞。映画、声優、バラエティ番組、情報番組など、国内外の多方面で活躍中! Instagram→@yaka_0803official
撮影/齊藤晴香 構成/宮平なつき