音楽担当ネコ田と弟子の田吾作が毎週音楽ニュースを紹介するコーナー! 「“やさしさ”と”狂気”が共存した5人組バンド・LILI LIMITが昨日7/13(水)にメジャーデビューEP『LIVING ROOM EP』を発売! ボーカルの牧野純平さんとギターの土器大洋さんに、お話を聞いたニャ♪」(ネコ田)

Q.メンバー紹介をお願いします!

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【土器】「キーボードの志水(美日)は、かわいい女のコが大好き(笑)。将来は、自分で芸能事務所を立ち上げたいって言ってます (笑)」 【牧野】「ベースの黒瀬(莉世)は、かなり男っぽい性格。僕がリズムのことを指摘すると、くやしがってずっと練習してたり、すごく努力家だと思います」 【土器】「ドラムの丸谷(誠二)は、いちばん自然体」 【牧野】「いちばん年上ってこともあって、お父さん的な存在だよね」 【土器】「あと、5人の中で一番いいティーン時代をすごしてると思う(笑)。いわゆるリア充」 【牧野】「そんな3人と、ボーカルの僕と、ギターの土器の5人組バンドです」 【土器】「5人集まると、わりと静か。みんなマジメで、でも遊ぶときは遊ぶ! 北海道にライブで行ったときは、公園の芝生をみんなで転げまわりました (笑)」
(手前右から時計まわりに)志水美日<しみずみか>(key)、黒瀬莉世<くろせりよ>(Ba)、土器大洋<どきたいよう>(Gt)、丸谷誠二<まるやせいじ>(Dr)、牧野純平<まきのじゅんぺい>(Vo)

Q.メジャーデビューEP『LIVING ROOM EP』について教えて!

【牧野】「ほとんどの曲が、最初はまったくちがう歌詞でした」 【土器】「『Living Room』は『スウェーデン』ってタイトルだった」 【牧野】「『Kitchen』は『ハイヤー』 (笑)。最初、アルバムのコンセプトを”ドライブ”にしようと思っていたんですが、まったく作詞が進まなくて。どうしようかって思いながら、改めて曲を聴いて、いろんな町や場所を歩いてみたんです。その中で、一番合ったのが、休日の昼間のリビングで。それで、全4曲を通してのテーマを部屋にしました」 【土器】「最初の歌詞も僕は好きだったけど、新しい歌詞になったことで、もっと曲の感情が豊かなものになったなって思いましたね。ST読者にオススメしたいのは、『Kitchen』かな」 【牧野】「俺もそうかな。昔、同棲していた人に言われたことをもとに、詞を書いたんです(笑)」 【土器】「同棲経験のある人には、ささるワードがけっこうあると思います。たぶん、もう5年くらいたったら、ST読者のコも同棲を経験すると思うので、今から聴いておいてほしいですね(笑)」

Q.学生時代の恋バナを教えて!

【土器】「僕、17歳くらいのときに20歳の人と付き合ってました。当時通っていたスタジオで出会った人で。当時の僕は、”年上の人と付き合ってるぞ”っていう優越感がありました(笑)」 【牧野】「今初めて聞いて、ちょっと動揺してる(笑)。すごい夢がある経験だね。僕は、高1~専門学校1年まで付き合ってた彼女がいました。でも、彼女が35歳くらいの男性と浮気して別れました(苦笑)」 【土器】「やば! なんで浮気されてるってわかったの?」 【牧野】「彼女の手帳に、桜マークとか水族館マークが書かれてたんだよ(笑)。そこから問いつめて真実を知りました。山口から2時間かけて彼女が住んでる街まで行って、浮気の事実を知って、また2時間かけて泣きながら山口に帰った苦い思い出です(笑)」

Q.お休みの日は何をしてるんですか?

【土器】「僕は、ホームセンターによく行きます。板を買ってきて、自分で機材を置くテーブルとかを作るのが好きなんです」 【牧野】「つい最近休みだったときは、服をみにいきましたね。『TOGA』っていうブランドが好きで、お店に行って、“あ~たっけぇな…欲しいな”っていう気持ちを家に持って帰って、作詞しました(笑)」 【土器】「何も買わなかったんだ(笑)」 【牧野】「買わなかった。買えるようになるために、今は作詞しようって」

『LIVING ROOM EP』

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<発売中・SINGLE>¥1204/キューンミュージック

PROFILE&INFORMATION

りりりみっと●'12年バンド結成後、福岡を拠点に活動。’14年ごろに上京し、東京での活動を開始。繊細で美しいメロディと、日常をテーマにつづられる詞の世界観で注目をあびている。ただいま、東名阪ツアーの真っ只中! http://lililimit.com/
文/上村祐子