アートなバンド!! “シナリオアート”にインタビュー
音楽担当ネコ田と弟子の田吾作が毎週音楽ニュースを紹介するコーナー! 「シナリオアートは、目の前に情景が広がっていくストーリー性の高い楽曲が魅力だニャ♡ 今回は、本誌にのせることができなかった、アプリだけのスペシャルインタビューをお届けするニャ~」(ネコ田)
Q.どんな高校生だった?
【クミコ】「こどものころは、17歳で結婚してるか、めっちゃ売れてるアイドルになってるか……って想像してたけど、実際は全然違いましたね。ひたすらドラムたたいて、学校では先生に目をつけられてました(笑)。音楽は、FALL OUT BOYに影響をうけてた……よね?」 【2人】「知らんわ(笑)。高校が違う!」 【コウスケ】「17歳のときは、勉強もほとんどせずに、軽音楽部にだけ通ってた感じ。ひたすらバンドにあけくれる日々でした。音楽は、自分もポップパンク聴いてました。ブリンク182とかニュー・ファウンド・グローリーとか」 【ヤマシタ】「僕は、よくない学生でしたね。先輩から“公園いるから来て”って呼び出されて公園行ってダラダラして、昼頃から学校行くみたいな生活が続いてました」 【クミコ】「でもめっちゃ成績いいんですよ」 【ヤマシタ】「高校に主席で入ったんですけど、半年ぐらいで下から2番目ぐらいになってしまい……。3年になって先輩がいなくなったんで、成績は取り戻しました。当時聴いてたのは、イエローカードとかシンプル・プランとかザ・ユーズドとか」 【クミコ】「うちらパンクばっかやん(笑)」 【ヤマシタ】「“誰がいちばんかっこよく叫べるか”みたいなことをずっとやってた」 【コウスケ】「演奏はせえへんで、“いかにギターをかっこよく回すか!”に費やしたりね(笑)」
Q.最近のマイブームは?
【クミコ】「『マインスイーパ』っていうゲームを無限にやってます」 【ヤマシタ】「一番ゲームしてるよね」 【コウスケ】「僕はサイクリング。東京の街がもっと知りたいなと思って。電車では見られへん景色が見られて、楽しいなって」 【ヤマシタ】「古着が好きです。なかでも変わったパンツが好き。“これはく?”みたいなのをはきたくて。今日も真っ赤のパンツはいてきて、マネージャーにつっこまれた」 【クミコ】「右脚と左脚がつながってんねん」 【ヤマシタ】「パンクのね」 【クミコ】「彼のファションは、“ヤマシタ”っていうジャンルです(笑)」
Q.NEWシングルについて教えて!
【ヤマシタ】「日々の中でたまっていた黒い感情を全部捨てて、まっさらな状態で曲作りを始めたとき、3人の音が構築されて曲になることの楽しさに改めて気づけたんです」 【コウスケ】「今目の前にあるものを大切にできなければ、その先には行けない――そのことを伝えたくて。今回は制作環境から明るいものにしようという話になって、初めて伊豆のスタジオでのレコーディングに挑戦。スーザフォンやスティールギターの音色を取り入れて、ハッピー感のある1曲になったと思います!」
[左から]ハヤシコウスケ(Gt/Vo/Programming)、ハットリクミコ(Dr/Vo)、ヤマシタタカヒサ(Ba/Cho)
撮影/三山エリ
NEWシングル『エポックパレード』
単独では初となるシングルは、ストリングスをフィーチャーしたシナリオアート流の幸福なダンスミュージック。2曲目の『ジンギスカンフー』には、「ときには肩の力を抜くことも必要」(コウスケ)というメッセージが♪
<発売中・SINGLE>¥926/キューンミュージック
【ネコ田とは…】アーティストインタビューをお届けする、音楽にくわしいネコ。 【田吾作とは…】ネコ田の弟子で、日々音楽について勉強中。レビューを紹介。鳴き声は「ぴえ」。