6/5~6/11発売のコミックスの中から注目作品を紹介! 今回紹介する4つのマンガに共通するキーワードは「時の流れ」。時が流れれば、いろんなことが変化するけど、それがいいこともあれば、悲しいことも。それぞれの作品での「時の流れ」感じてみて!

「あこがれの先輩」が「同級生」になっちゃった!

「時の流れ」その先にあるのは!?【新刊コの画像_1
絃のことをいつも守ってくれてた近所に住む7歳上の千遥くん。病気治療のために7年間コールドスリープしていた千遥くんが目覚めて、絃と同級生に! ずっと好きだった千遥くんへの気持ちは、同級生ラブのような、年の差ラブのような……。変わらず”妹扱い”で距離近すぎ!な千遥くんの態度、絃じゃなくてもドキドキしちゃう♡
『君は春に目を醒ます』2巻 縞あさと ¥429/白泉社

ツキイチでやってくる女子におなじみのあの方!

「時の流れ」その先にあるのは!?【新刊コの画像_2
だいたい月1回ペースでやってくる「生理」。そんな「生理」がキャラ化して、やってきたら……なマンガ。いつか赤ちゃんを産むために必要なのはわかってるけど、しんどいしツライ! テストや部活の試合とかぶったら最悪だよね。そんな「生理あるある」満載で、最後にはホロリ。うちにも「生理ちゃん」来てほしいー。
『生理ちゃん』小山健 ¥1200/KADOKAWA

おばあちゃんが、私のことを忘れてしまったら……

「時の流れ」その先にあるのは!?【新刊コの画像_3
東京でマンガ家をしているニコが、久々に実家に帰るとおばあちゃんの様子がなんだかちがう……? 親族が引っ越したことを忘れてしまったり、家に来てないはずの人を「いる」と言ったり。大好きなおばあちゃんが、認知症で今までと変わってしまうのを目の当たりにするのは、どう考えたってキツイ! もし自分が経験したら、どうやって乗り越えていくか考えさせられます。
『わたしのお婆ちゃん 認知症の祖母との暮らし』ニコ・ニコルソン ¥648/講談社

時間がゆるゆる流れる「なんでもアリ」な世界

「時の流れ」その先にあるのは!?【新刊コの画像_4
チャー子と人間以外のキャラクターたちのほのぼのゆかいな日常。ありえない場所からありえないものが出てきたとしても、決して動じないのがチャー子のすごいとこ。このマンガを読むときは「なんでこうなったの?」「これってどういう意味?」とか考えちゃダメ!(笑)  頭を空っぽにして、ありのままを受け入れるのです!「今日は難しいこと考えたくない!」ってときにおすすめ。2巻も同時発売。
『チャー子』1巻 キューライス ¥1150/イースト・プレス
構成/古川はる香