BLUE ENCOUNTが、STchannelにきたー♡♡
Q.アルバム『VECTOR』について教えて!
田邊「今回、14曲というフルボリュームの収録数になっています。しかもバラードやラップと、ジャンルも多種多様。まさに14コのベクトル、いろんな方向に向いた矢印がある1枚です!」
高村「しかもそのほとんどが新曲というのも、ポイントですね」
田邊「去年の11月ごろに、久々に曲作りでもしないかってことで、3泊4日の合宿をしたんです。頭でっかちになって曲を作ろうというよりは、もっとラフに、好きなときに音楽やろうよ的なノリで。そしたらまさかのそこで70曲くらいできちゃうっていう(笑)。そこから14曲しぼるのも大変かなと思ったけど、わりとすぐ決まったよね」
辻村「だいたいメインとしていれたい曲は、みんな一緒なことが多いです。楽しかったね、あの合宿。田邊は曲を作って、俺らはツアーでやる曲を仕上げて」
江口「あと、『マリオカート』やったり(笑)」
田邊「その途中に曲が浮かんで、俺がまた部屋に戻ったりね」
高村「田邊は何かしてるときに曲が浮かぶことが多いよね」
田邊「そうね。山手線に乗ってるときに浮かんで、途中の駅で降りて、スマホに録音……ってこともよくある」
高村「みんなで移動してる車の中でもあるよ。小さい声で急にブツブツ言いだして……」
辻村「それが聞こえてくると誰かが気を使って、かけてたBGMの音量を小さくするっていう」
田邊「それされると、俺が急にはずかしくなるのもよくあるね(笑)」
Q.ST読者にオススメの1曲は?
全員「『グッバイ。』!!!!」
田邊「この曲の歌詞は、情景をはっきり描いて、リアル感のあるラブストーリーにしたつもりで。別れを描いてはいるけど、どんな恋をしてる人にも聞いてもられると思う」
辻村「1曲目の『灯せ』もいいよね。どの世代の人でも気合の入る曲になってる」
田邊「ただ、アルバムのタイトルの『VECTOR』自体が、今の若いコに向けている部分ではあるんです。ベクトルっていうのは数学記号の1つで物事の方向性とか物事に向かうための力の意味。今の時代は職種も多種多様じゃないですか。YouTuberっていう新しい職業もあったり、働き方もたくさんある。その中で、何を選んだらいいかわかりづらいと思う。しかも、せっかく選んだものが、親に反対されたり。俺らも音楽っていう道を選んだときに、親から反対されたし。でも今言えるのは、その音楽っていうベクトルを選んだよかったなってこと。誰に何を言われても、自分が選んだ矢印、ベクトルをたどっていってほしい…という意味も込めてるんです。多種多様な14曲の中から、好きなものを選んで聞いてほしいですね」
Q.高校生時代に音楽以外で夢中だったことは?
田邊「僕は映画ですね。もともと、中学生のときにかなりのめりこんでいて。近所のレンタルショップが10本1000円っていう今じゃ考えられない価格だったんですよ。なので、ジャケ借りすることも多かった。もちろん、映画館に観にいくことも多かったな」
高村「一緒に観に行ったことあるよね。『感染』っていう映画」
田邊「行った! なつかしい〜」
江口「僕は洋服が高校生のときから好きで。10代だったけど、がんばって4〜5万くらいするのを買ってましたね」
高村「『A BATHING APE』のとかでしょ」
江口「そうそう。当時は裏原とかアメカジブームで。地元の熊本にはショップがなかったので、福岡まで行ったりしてました」
辻村「『A BATHING APE』の服、今も着てるのない?」
江口「あるある。トレーナーでしょ、あれは高校生のときから着てる。今は好きなジャンル自体は変わってるけど」
田邊「今はホスト系だもんね」
江口「そうそう……ってなんでだよ(笑)! 今はモード系ファッションが好きですね」
辻村「僕は当時、バイクが好きで。女のコの友達でも免許持ってるコがいたので、みんなで海辺までツーリングしたりもしてましたね」
田邊「なんかリア充だね」
辻村「だったのかな? 彼女と2人でドライブ海デートいくこともあった」
高村「リア充だよ、それ。俺なんて、友達いなかったからずっとネットゲームやってた」
辻村「地元が一緒の田邊たちは友達じゃなかったの?」
高村「こいつらは友達とはまたちょっとちがう……」
田邊「当時からブルエンを組んでたから、友達っていうより夢を追う仲間みたいな感じだったもんね」
高村「そう。だから、ネットゲームの中の人のほうが友達感覚だった。学校に帰ったらすぐネットゲームやって。いわゆるシューティングゲーム。チームを組んで、敵チームと対戦するもので」
田邊「休みの日に、俺がよっちゃん(高村)の部屋に入ったらちょうど、ゲーム画面になってたのでやったら、仲間をぶっぱなしちゃうっていう(笑)」
高村「本当ね、タブーなんですよ、それ。俺、当時わりと有名なプレイヤーで」
江口「よっちゃんにしかできない技もあったんだよね。なんだっけ、当時のゲーム上での名前」
高村「CRAZY D BOY」
(全員爆笑)
田邊「だっせぇ(笑)!」
高村「DはドラムのDね(笑)」