号泣まちがいなしの青春映画『君の膵臓をたべたい』がいよいよ公開! 主演の浜辺美波ちゃんと北村匠海くん、美波ちゃんの友達役を演じた花恋の3人が、役への想いから撮影の思い出まで、仲良しトークをくり広げてくれたよ。

Q.浜辺さんから見た2人の第一印象は……?

映画『君の膵臓をたべたい』インタビューの画像_1
浜辺「北村さんは、初めてお会いした時の私服がファンキーだったので、性格もそういう感じなのかなって」
北村「やっぱ、カンちがいされてたか……。性格が人見知りだからこそ、服装で存在をアピールするしかないと思ったけど、距離のつめかたをまちがえたみたいです」
浜辺「でも、実際は演じられた役に近い、内に秘めたものがあるもの静かな方だったので、よかったです! 逆に、花恋ちゃんの印象は、最初にお会いした時のまま。明るくて、人見知りな私にもフレンドリーに話しかけてくださって、"実際にお姉さんがいたら、こんなふうに楽しいのかな?"って思ってました」
大友「うれしい♡ 私、美波ちゃんのことは今回共演する前からドラマで見ていて、大好きだったんです。見た目はかわいいのに性格は意外とサバサバ系で、共演したらますます好きになりました!」
北村「ほとばしる"恭子感"(恭子=花恋が演じた役名)!」
大友「友だち思いでまっすぐな恭子のキャラをストーカーみたいに言わないでくださいっ(笑)。地方ロケでホテルに泊まっていた時は、美波ちゃんが私の部屋に遊びにきてくれて、よく2人でしゃべってたんだよね♡」
浜辺「はい! 私が留守の時には、花恋ちゃんがドアのすきまからお手紙を入れておいてくれたこともありました」
北村「あー……」
大友「今の"あー"って、どういう意味ですか?(笑)」
北村「いや、今の話を聞いて、やっぱり花恋ちゃんは恭子役を演じるべくして演じたんだなって思いました(笑)」

Q.どんな役作りをしたのか教えて!

浜辺「脚本を読んで、私の演じる桜良は笑顔が印象的な女のコだと感じたんです。なので、心から笑ったり、悲しみをこらえて笑ったり、シーンごとにちがった種類の笑顔作りを意識しました」
北村「僕の役は、他人が嫌いなわけじゃないのに壁を作ってしまう男子。原作と脚本を読んだら中学時代の自分にすごく似ていて、感じたままに演じました。クセや歩幅が手にとるようにわかるくらい。本が好きなところも共通点のひとつ。僕も、中学の時は放課後、誰よりも先に校門を出て、小説を読みながら帰っていたので(笑)」
大友「私が演じたのは、親友の桜良を大切に想うあまり、北村さん演じる"僕"との関係にしっとしてしまう恭子。大好きな人と一緒にいたいところは、私も同じかもしれないです。STの現場で(永野)芽郁ちゃんと(横田)真悠ちゃんが話してると、"まぜてー♪"って近づいていくし(笑)」

Q.バッグに必ず入れているものは?

♥浜辺美波ちゃん

映画『君の膵臓をたべたい』インタビューの画像_2
「お守りが好きで、神社に立ち寄ると必ず買ってしまうんです。いちばん多いのは、"商売繁盛"(笑)。これからも大事にします!」
はまべみなみ●00年8月29日生まれ、石川県出身。11年に第7回「東宝シンデレラ」オーディションでニュージェネレーション賞を受賞。同年に女優デビュー。出演映画『亜人』が9月30日公開。

♥北村匠海くん

映画『君の膵臓をたべたい』インタビューの画像_3
「ふだん使いできるメガネを探していた時に見つけて、即購入。耳にかける部分の形がめずらしいケーブル状で、気に入ってます」
きたむらたくみ●97年11月3日生まれ、東京都出身。映画『恋と嘘』が今秋、映画『勝手にふるえてろ』が17年公開。ダンスロックバンド・DISH//のメンバーとしても活動中。

♥大友花恋ちゃん

映画『君の膵臓をたべたい』インタビューの画像_4
「読書が好きで、住野よる先生の本は全部読んでます! 真っ赤なスケジュール帳は、小さいバッグにも入るサイズ感がポイント」
おおともかれん●99年10月9日生まれ、群馬県出身。Seventeen専属モデル。ドラマ『屋根裏の恋人』(フジテレビ系)に出演中。舞台『大きな虹のあとで~不動四兄弟~』が8月29日より上演。

『君の膵臓をたべたい』【7月28日(金)全国ロードショー】

映画『君の膵臓をたべたい』インタビューの画像_5
地味な高校生の"僕"(北村匠海)。ところが、ある日クラスの人気者・山内桜良(浜辺美波)が重い膵臓の病気であることを知ってしまう。その日をさかいに、2人は急接近。しかし、懸命に生きた桜良の日々は終わりを告げる。それから12年。再会した"僕"(小栗旬)と桜良の親友の恭子(北川景子)は、桜良の本当の想いに気づき――。
©2017「君の膵臓をたべたい」製作委員会 ©住野よる/双葉社