注目のPEOPLE☆小島藤子さん 朝ドラ『ひよっこ』に出演中! 今後も映画に続々と出演決定。
現在、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』で、主人公・有村加純さんが住む乙女寮の寮長・秋葉幸子役で出演中。6月24日(土)には、出演映画『ハイヒール〜こだわりが生んだおとぎ話』が公開! これからの活躍に目が離せない女優さんに大接近♪
Q:芸能界に入ったきっかけは?
「小学6年生のときに、父親と恵比寿の『TSUTAYA』にいたところをスカウトされたんです。事務所の方は、本当にたまたま通りがかったところだったようで(笑)。このエピソードを話すと、みなさんにビックリされます。スカウトされたころは、芸能界という場所をちゃんと認識していなかったんです。でも、中学校に入るときに、小学校とは違う経験ができたらいいなと思って、事務所に入りました」
Q:お芝居をするうえでのターニングポイントは?
「最初は、ティーン雑誌でモデルのお仕事をしていたんです。その後、『おはスタ』でおはガールとして1年間レギュラー出演が決まって、それが最初のテレビでのお仕事でした。それから、お芝居の仕事をさせていただくことになったんですけど、お芝居は難しくて、しばらくは決まったお仕事をこなすことに精一杯でした。お芝居にやりがいを感じられるようになってきたのは、朝ドラ『カーネーション』に出させてもらったとき。今までは、同じ世代のコたちとの共演が多かったんですけど、『カーネーション』の現場は、大人の先輩方ばかりで。そういう環境で撮影をしていたので、緊張感やプレッシャーがすごく大きかったです。でも、そこでお芝居に対しての指摘やアドバイスをたくさん聞くことができたので、『自分はまだまだなんだな……』と改めて知ることができました。なので、その現場でのお芝居をやり切ったときには、すごく達成感がありました!」
Q:『ひよっこ』は、『カーネーション』以来の朝ドラ出演。撮影裏話を教えて!
「また朝ドラに出演できるなんて思っていなかったので、うれしかったです! 『カーネーション』のときと同じスタッフさんも多かったですし、脚本家の岡田(惠和)さんも、ドラマ『小公女セイラ』以来だったので、『ちゃんと成長しているんだろうな?』みたいな感じのプレッシャーはありました(笑)。でも、また一緒にお仕事できたのはうれしいですし、楽しかったです。私の成長は見せられたと思います……! 今までは、いじめっこの役や、物事をはっきり言う強い印象の役が多かったんですけど、『ひよっこ』では今まであまりやったことのない役をやらせていただいています。ふつうの女の子なので、自分で役が作れて、いろいろ試させてもらえたので演じていても楽しかったです。ただ、山形出身で上京してから長いという設定だったので、山形弁と標準語を混ぜて話すのは難しかったです(笑)」
Q:出演映画『ハイヒール』の見どころは?
「30分の短編映画なので、とても見やすいと思います。今まであまり映画館に行くことがなかった方でも、ちょっとの空き時間で観に行ってもらえるとうれしいです。内容は、出演者がみんなアンドロイドのお話でファンタジーなんですけど、ちゃんと理解するのはちょっと難しいかもしれません(笑)。それこそ、観た人それぞれで感想が違うと思いますので、友達同士で行って、感想を言い合うのもおもしろいかもしれません。映像もキレイですし、ファッションやヘアメイクも個性的なので、そこにも注目して観てもらいたいです」
Q:お芝居をやっていて楽しいところは?
「いろんな役を演じられること。それはもちろん楽しいんですけど、いじめっこの役をやったりしたときに、人にひどいことを言ったりするのはふだん言わないことなので、ストレス発散にもなることもあります(笑)」
Q:どんな性格?
「大人っぽい性格に見られることが多いんですけど、すごく子どもです(笑)。自分勝手ですし、オフのときは友達とワーワー騒いで、テンションが高いです。ノリはいいほうだと思います。友達に誘われたら、それが遠くでも『いいよ』と言って一緒に行くほうです」
Q:オフはどう過ごしてる?
「最近は、高校の友達7人と公園にピクニックをしてきました! 前から行きたいと言ってたことが実現しました。バドミントンやボールで遊んだり、シャボン玉を作って遊んだり、買ってきたピザを食べたりしてました。あと、誕生日だったコもいたので、ナイショでケーキも買ってきてお祝いしました。3時間くらいだったんですけど、すごく楽しかったです!」
Q:どんな高校生だった?
「休み時間には友達と鬼ごっこしたり、放課後に公園に行ったり、ご飯を食べに行ったりしてました。友達との過ごし方は今とあまり変わらないですね(笑)。勉強は……テスト前ギリギリにつめこむタイプ。記憶力はいいほうだったので、教科書を声に出して読んで、丸暗記をしてました(笑)」
Q:今日の私服のポイントを教えて!
「ワンピースは、インポートものです。ロンドンのものだったかな? 『I am I』というブランドが好きで、そこの系列のお店で買いました。デザインが変わってるものが好きで、よく着ています。Tシャツは古着です。最近、代官山や自由が丘の古着屋さんによく行きます。イヤリングは、自由が丘のアンティークのお店で買ったものです。サンダルは『STACCATO』。すごく歩きやすいです」
Q:趣味を教えて!
「友達とは遊びますけど、基本インドアなんです。なので、本を読んだり、映画を観たりするのが好きです。本は、森見登美彦さんが好きです。映画はホラーが好きです。洋画のホラーがとくに好きで、映画のあるあるシーン、例えば単独行動をする人が出てくると、『あ、この人絶対殺される』と思いながら、おもしろがってみてます。ST読者へのおすすめホラー映画でしたら、『ファン・ハウス』です。殺人鬼がお化け屋敷を乗っ取る話なんですけど、コメディーよりなのです。ファッションもかわいいので、女のコは好きになれるホラー映画だと思います」
Q:いま夢中なことは?
「写真を撮ることです。ミラーレス一眼カメラを持っているので、プライベートではよく持ち歩いていて、友達や景色を撮っています。女のコを撮ることが大好きです♥︎ 友達にも写真を撮ることが好きなコが多いので、撮影会をするためだけに集まることもあります。カメラ専門雑誌で連載をさせていただいてたこともあるんですけど、その連載の企画で、芸能界で一番仲のいい友達で、元STモデルの石橋杏奈ちゃんにモデルになってもらった写真を掲載したこともあるんです。これからも、もっとカメラの勉強をして、一眼カメラで撮れるようになりたいです!」
小島さんのお気に入り写真を見せてくれたよ♥
友達とお台場に遊びに行ったときの帰りの風景
近所に咲いていたツツジ
友達と中野に行った時の1枚
Q:今後の野望を教えて!
「今、23歳なので、『ひよっこ』で演じたような、みんなを引っぱっていくお姉さんのような役をしっかり演じられるようになりたいです。それから、女優の岸田今日子さんが好きなんです。特徴的な声をされていて、声を聞くだけで岸田さんとわかるくらいなんですけど、出演していた作品どれを見ても、役にそまっていたので、カッコイイ女優さんだなと思います。なので、岸田さんのような役にそまれる女優さんになりたいです。プライベートでは、海外に行って、写真をいっぱい撮りたいです。あと、アラスカに行って、オーロラを見たいです! 写真を撮るのは難しそうなので、見るだけでも実現したいです」
こじまふじこ●’93年12月16日生まれ、東京都出身。ドラマ『小公女セイラ』、『35歳の高校生』、『山田くんと7人の魔女』、映画『HiGH&LOW』、『青空エール』など、話題作に多数出演。今後は、映画『ハイヒール〜こだわりが生んだおとぎ話』(6月24日公開)に出演。今秋公開予定の映画『氷菓』や舞台『関数ドミノ』(10・11月公演)にも出演決定! ■Instagram→@fujisan1216 も随時更新中。
撮影/亀田亮 構成/宮平なつき