南琴奈さんが『夜勤事件』でホラー映画に初挑戦!
2025年にドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』や映画『ミーツ・ザ・ワールド』などに出演して話題の俳優・南琴奈さんが、2月20日公開の映画『夜勤事件』に主演。『きさらぎ駅』シリーズを手掛けた永江二郎監督が、夜のコンビニを舞台にじわじわくる怖さを描いて、思わずキャー! 南さんにその見どころを教えてもらったよ。
本当はホラー作品が苦手でした(笑)
人気のホラーゲーム『夜勤事件』を実写化した今作。南さんは、深夜のコンビニで起きる“説明のつかない出来事”に巻き込まれていく主人公・田鶴結貴乃を繊細な感情表現で演じている。
――ホラー作品は、本当は苦手だとか⁉
小さい頃に家族で『本当にあった怖い話』とかをテレビで見て、「怖いのは無理だ!」と思って、学生時代に友達が「お化け屋敷に行こう」と誘ってくれても、私はかたくなに行かなかった(笑)。今までホラーは避けていましたね。だから、このお話が来たときも、「できるかな」っていう気持ちのほうが大きかったです。実際に演じてみると、今までとは撮影の方法も演出も違ったので、すごく新鮮でした。自分の頭にカメラをつけて、実際に私の目線で見ているように撮影したところもあります。動きがオーバーになると、カメラの位置がずれてしまったりするので、大変でしたけど、「今の、すごくよく撮れてたよ」と監督に言われたりすると、自分も撮影に協力できた気分になって、すごく嬉しかったです」
見えない“何か”との演技は難しかったです
――撮影で大変だったのは、どんなところでしたか。
例えば、人の気配がしてパッと振りむくシーンだと、少し止まっている“間”を取るんです。その先に何かいるかも…と想像できるような時間になるんですね。その“間”というものの大事さを学びました。あと、一人でのシーンが多くて、前半は目に見えない“何か”とのお芝居だったので、毎シーン、どこまで緊張感を出すのか、テンションを上げるのかなどが、すごく難しかったです。監督がすごく的確なアドバイスをくださってありがたかったです。」
――自分だったら一人で夜勤のバイトはできますか?
絶対に嫌です(笑)。冒頭に一人で夜道を歩くシーンがあるんですが、それだけでも「もうダメ」みたいな感じなんです。私が演じた結貴乃ちゃんは、一人で夜勤はするし、コンビニに来る怪しいお客さんからも逃げ出そうとしないで、自分でガンガン向かっていくし、本当に強いなって思いました。
コンビニでのバイト体験が楽しかったです
――コンビニが舞台ですが、撮影で驚いたことはありますか?
私はバイトをしたことがないので、タイムカードに打刻したりとか、レジやお店の裏側が見られたり、賞味期限が切れているものは破棄する(笑)…そういうこともお芝居でやれたのがちょっと楽しかったです。
――撮影中の思い出はありますか
幽霊役の方とご一緒したんですが、特殊メイクをしているから最初はすごく圧を感じて怖かったんです。でも、撮影の合間は本当に笑顔で、すごく優しくて面白い方で。一緒のシーンは毎回楽しみにしていて、一緒に写真撮ったり、ご飯を食べたりしていました。だからいざシーンの撮影になると「さっきまであんなに楽しく話してたのに、カメラ回ったらすっごく怖いじゃん」と思いました(笑)。そこまで徹底して演じられていて、すごく魅力的だなと思いました。
あと、楽しかったのは長野でのロケ。馬刺しと馬肉うどんを食べに行ったのが癒やしでした。すごく新鮮で美味しかったです。基本的に一人のシーンが多かったので、食で癒やされてました(笑)。
笑いのツボが同じ人と仲良くなりたいです
――今回は共演者が少なかったですが、初対面の人と仲良くなれるコツはありますか。
私は人見知りはしないけれど、仲良くなるのには時間がかかるタイプです。でも、笑いのツボがピタッとハマると、もっと話してみたいなとか、どんなことが好きなのかなって気になって、仲良くなりたいなと思います。
お笑いは好きです。小さい頃は『エンタの神様』を見て育ちました。年末の『M-1グランプリ』も欠かせません(笑)。お母さんと今度、吉本の劇場に行こうねって話しているくらい好きです。最近はラランドさんの『ララチューン』というYouTubeをよく見いてます。映画の撮影中もホテルにいるときによく見ていました。本当に面白くて、癒やしになっています。
朝早起きしてのジョギングにハマってます
――ちょっとプライベートも伺いたいんですが、気になる冬のファッションは?
冬はお洋服の重ね着もできるし、一番楽しいですよね。網目が大きいニットが好きで、毎年買うんですけど、まだ買ってないので買いに行きたいです。あとマフラーと帽子がセットになっているものも欲しいな。あったかいし、可愛いですよね。最近はヴィンテージショップを友達と回るのも好きなので、古着も欲しいなって思っています。
――最近ドキドキしたことは?
最近引っ越したんですが、引っ越し1日目はまだその部屋に慣れていないから新鮮だし、まだリラックスできる空間にはなってないので一人で寝るのにドキドキしました(笑)。
――最近ハマってることは?
お仕事終わりに、ちょっと家具を見に行ったりすることです。可愛いラグを見つけたので、買っちゃいました♪ あとジョギングにもハマってます。冬の朝ってすごく気持ちよくて、一日をジョギングから始めると整うんですよね。でも、あんまり体力がないので5キロくらいしか走れないんですけど、そのあと歩いて、珈琲を買って帰る…という感じです。運動は嫌いじゃないんです。あとピラティスもやってます。運動すると脳が活性化するというか、あまり無駄なことを考えなくなる気がします。
強烈なキャラクターの人たちにハラハラしてください
ビスチェ¥48400・スカート¥69,300/VIVIANO ジャケット¥30800・カットソー¥11000(BOCBOK)/PR01.TOKYO リング¥44000/POOLDE 靴¥39270(UDIRE)/HANA KOREA その他/スタイリスト私物
――最後に読者におすすめポイントを!
コンビニでバイトしてる方は、ちょっと怖くなっちゃうかもしれませんが (笑)。ホラー映画が好きな方も、私みたいにちょっと苦手な方も、見やすいテンポ感があると思います。主人公を取り巻くすごく強烈なキャラクターたちが登場しているので、ハラハラしながら見られると思います。映像も自分がその場にいるような感じに見えたり、それも新しくて、面白いので楽しんでいただけると思います。
<ストーリー>
舞台は、寂れた住宅街の片隅に佇む一軒のコンビニ。
女子大生・田鶴結貴乃(南琴奈)は、古びたアパートで一人暮らしをしながら、高時給に惹かれ夜勤のアルバイトを始める。日付が変わる頃、眠りについた街を抜け、橋を渡って向かう先は、蛍光灯の光だけが頼りの深夜の職場。
店長の指示のもと、品出しや廃棄処理、奇妙な客の対応に追われながらも、静かな夜はいつも通り過ぎていくはずだった。だが、ある夜を境に、店内では説明のつかない“違和感”が現れはじめる。差出人不明の自分宛の謎の配送物、不気味な言葉を残す老婆、誰もいないはずの通路の監視カメラに映る“何か”。
深夜のコンビニが静かに、しかし確実に“何か”に侵食されていく中、結貴乃が目にした“怪異”の正体とは——。
2026年2月20日(金)より全国ロードショー
『夜勤事件(The Convenience Store)』
【主演】南琴奈
【監督】永江二朗
©2025「夜勤事件」製作委員会
2006年6月20日生まれ、埼玉県出身。Mr.ChildrenやOfficial髭男dism、Vaundyなど多くのMVに出演。2023年にNETFLIXドラマ『舞妓さんちのまかないさん』でドラマデビューを果たし、同年に映画『ちひろさん』、『アイスクリームフィーバー』に出演。主な出演作にテレビドラマ『ミステリと言う勿れ特別編』、映画『ナックルガール』(23)、『まだゆめをみていたい』(24)、『花まんま』『ミーツ・ザ・ワールド』(25) 『終点のあの子』(26)など。3月27日に映画『90メートル』が公開。
撮影/角守裕二 ヘア&メイク/伍島琴美 スタイリスト/hao 構成/落合佑桂里