【Snow Man Dome Tour 2025-2026 ON】Snow Manが音楽で時間旅行へ♪　12月23日の東京ドーム公演をレポート！ 深澤くんの挨拶全文も♡

Snow Manが５枚目のアルバム『音故知新』を引っさげた５大ドームツアーを開催中！　様々な時代の音楽やカルチャーを表現したアルバムにちなんで、楽曲・映像・衣装を各年代にフィットさせた演出が注目のライブから、12月23日に東京ドームで行われた公演をレポートするよ！

1960年代から2000年代へそれぞれの時代を代表するロックスターやアイドルに扮したメンバーが登場するオープニング映像が流れて暗転…。再び明るくなると、メインステージ上にセットされたムービングステージに並ぶ９人の姿が！　オープニングは５thアルバム『音故知新』のリード曲『TRUE LOVE』。ムービングステージがセンターステージまでゆっくり移動する中、目黒蓮くんが「盛り上がってますかー？」と叫ぶと、約5万5千人のファンから「イェー!!」と大きな歓声が飛ぶ。早くも会場のボルテージは急上昇！　９人で作る大きなハートにも、大きな拍手が送られた♡

この熱気は、自己紹介ラップの『Nine Snow Flash』のコール&レスポンスでさらにアップ。メンバーによっては公演ごとに変えている決め台詞。今回は以下のセリフでファンを沸かせたよ♪

岩本照「キミが好きだー！」

深澤辰哉「みんな、会いたかったよ！」

ラウール「胸がキュルルン♡」

渡辺翔太「俺のパンツ洗ってくれよ」

向井康二「好きやで～」」

阿部亮平「好きだ、バカ！」

目黒蓮「（ドラマ『ロイヤルファミリー』でのワンシーン、親指であっかんべーを再現）」

宮舘涼太「抱いてやるよ」

佐久間大介「東京ドーム、愛し合おうぜ！」

アリーナ席のファンの頭上を移動して、スタンド席にグッと近づくムービングステージ。それだけではなく、半分に割れて上下２段に！　その上で淡いピンクのライトに照らされたメンバーたちが『Miss Brand-New Friday Night』を楽しそうに歌った。

また『Ready Go Round』では高さ20mのクレーン、『イチバンボシ』ではリフターが登場。客席を上からぐるりと見渡しながら、９人の美しいハーモニーを届けた。

エッジの効いたダンスチューン『BOOST』では、メンバーたちの激しいパフォーマンスに合わせて、バンッ！バンッ！とド迫力のファイヤーボールや火柱が出現。真っ赤な炎だけでなく、緑や青の炎も立ち上がり観客を驚かせた！

エネルギッシュな演出だけでなく、幻想的な景色も見せてくれたこのライブ。

45個の大小様々なバルーンが光に照らされてオーロラに輝く中で、９人が『愛のせいで』をしっとり温かな声で歌う。たくさんの羽も舞い降りてきて、より一層ロマンチックに♡

　メンバーたちのやさしい歌声からはファンへの愛や感謝が伝わってくるようでした。

『悪戯な天使』は軽快なタップダンスでスタートし、リーダー・岩本照くんの振付で大人っぽくムーディーに魅せた。さらに、メンバー初挑戦のポールダンスも見どころ！　メインステージの両端に設置されたポールに足をかけてクルクル。火花がバチバチ飛び交うステージでアクロバティックに舞う。スリリングでハラハラしながらも見応え充分で目が楽しい！　ラウールくんが腰をくねらせる姿もセクシーでした♡

ライブ中盤では、SNS総再生回数10億超えの超話題曲『カリスマックス』を披露…する前に本ツアー定番の“ダテタイム”が発動！　ムービングステージに舘様（宮舘涼太くん）だけが立ち、無言でスポットライトを浴びる。客席も何かを察知したように、ペンライトを舘様のメンバーカラーの赤に。スクリーンにアップに映し出される舘様は、無数にあるどのカメラに抜かれても絶対に目線を合わせるという特技（？）をたっぷり約７分間見せたあと、無言を貫いたままサングラスを装着。ステージに他のメンバーを呼び寄せ『カリスマックス』がついにスタート！　息ピッタリのパラパラ風ダンスにファンも大盛り上がり。一糸乱れぬキレキレのダンスは、独特の熱狂を呼んだ。　

ジャンルの異なるユニット曲でもファンを惹きつける充実っぷり！

岩本くん＆深澤くんの『Symmetry』は、80年代の歌謡曲を思わせるムーディな１曲。ファンの間では言わずと知れた“いわふか夫婦”のシンメとして、長年グループを支えてきた２人が織りなすハーモニーはどこか切なく儚げ。メインステージの両端にそれぞれが立ち、離れた場所から互いに向かって手を差し伸ばすシーンに、心打たれたファンは多いはず！

静かな情熱を感じさせる阿部くんと目黒くんの『ART』。グループの中でも真面目なキャラクターで定評のある２人が歌う危険なラブソングだ。赤いライトに照らされ、妖しげな雰囲気をまとう２人の姿は美しく、タイトル通りまさに芸術！　少し気だるげにソファに腰掛け、ウィスパーボイスで紡ぐメロディーはファンをしびれさせた♡

『地球（あい）してるぜ』は宮舘くん＆佐久間くんのユーモアが炸裂した、遊び心あふれるハッピーなポップチューン。２人は袖に長いフリンジがついたゴージャスな衣装で、ゴールドの羽がついたスタンドマイクを握り力強く歌い上げる。地球への愛を叫び、環境を守るメッセージを盛り込んだキャッチーな歌詞が魅力で、「CHIKYU！」「UCHU！」「I WANT 宙！」などのコール&レスポンスは観客もノリノリで楽しんでいた♪

ラウールくん＆渡辺くん＆向井くんの『サンシャインドリーマー』も懐かしさをはらんだ楽曲ながら、異彩を放つ。３人の激短ホットパンツ姿が衝撃的で、会場からは拍手と笑いが！　向井くんがキュルンと内股、ラウールくんが菜々緒ポーズ、渡辺くんがおしりを強調した振り向きポーズでそれぞれの美脚をアピール♡　曲の終盤では３人がローラースケートでセンターステージを駆け回るシーンも！

MCタイムはメンバーたちのテンポのいい掛け合いが楽しい♪　佐久間くんが「レディース！」と呼びかけると女性たちの大きな声が。続いて照くんが「メンズー！」と男性ファンをアオると「いぇー！」と野太い声が響く。さらに阿部くんが狙いを定めたのは“第三勢力・ちびっこたち”。「いくよ～？　ちっちゃいこ～！」と問いかけると、「はぁ～い」とあどけないかわいい声が聞こえて、会場中ほっこり♡　佐久間くんは「天使の産声が聞こえたぞ!!」とクシャッと笑顔を見せていたよ。
その後、渡辺くんが美容雑誌『美的』の2025年ベストビューティーマンに選ばれ、殿堂入りを果たしたことを祝うメンバーたち。その中で目黒くんがユニット曲『サンシャインドリーマー』の渡辺くんのホットパンツ姿について触れると、下着が見えないようにTバックを履いていることが明るみに！
「衣装を着てリハーサルしてたときに、“渡辺さん、下着見えちゃってるのでこれ履きましょう”って（スタッフさんから）Tバックを渡されて。だから今ボクね、Tバック履いてるんです！」と渡辺くんから事の経緯が説明されました…！

ライブの終盤では、深澤くんが代表して挨拶。ファンやメンバーへの愛に溢れたメッセージを全文お届けします♡

「やっぱり改めて好きだなと感じました。それはもちろんライブも、応援してくださってる皆さんもそう。いちばんはメンバーですかね。今回はアルバムを引っさげてのライブなんだけど、『音故知新』というタイトルで、“もしこの時代にSnow Manがいたら？”というテーマ。アルバムを作る上でいろんな時代のいろんな曲を聴きました。そのときに、“俺、小学生のときにこういう曲聴いてたな”とか、自分の人生を振り返る時間になって。考えたんです。自分がもしSnow Manじゃなくて、この事務所に入ってなくて…そしたら何してるかな？って。考えたんだけどね、思いつかなかったです。人生の半分以上をアイドルとして過ごして、このお仕事をしてなければ、８人にも皆さんにも会えないですし。この人生で本当によかったなと思いました。最近いいなと思ったことがあって。ボクが11月に少し体調を崩してしまったんです。ボクたちはメンバーの誕生日に動画を撮るんだけど、そのとき行けなくて。どうしても言葉だけは伝えたくてビデオ電話を繋いで、みんなの様子を見てたんですね。そしたらその輪に入りたいな、楽しそうだなって思って。いつも感謝しながらも当たり前に感じてた９人の活動を別の場所から見たときに、やっぱこのグループっていいなって感じました。このお仕事をさせてもらって、みんなと出会えてボクは幸せなんだと噛み締めながらライブに出させてもらっています。何が言いたいかと言うと、ボクの人生に彩りをくれて本当にありがとうございます！」　

 心のこもった挨拶のあとは、この日いちばんの大きな拍手が会場を包み、温かな空気に。メンバーたちがファンに大きく手を振りながらステージを去り、約２時間45分の盛大なコンサートは幕を閉じました。