今、注目の南琴奈さんが映画『ミーツ・ザ・ワールド』でキャバ嬢を演じる!
『僕たちはまだその星の校則を知らない』で生徒会副会長役を演じ、その透明感ある姿が話題になった南琴奈さん。映画『ミーツ・ザ・ワールド』では、新宿歌舞伎町で働くキャバクラ嬢役に! 新しい顔を見せてくれる南琴奈さんに接近♪
実際にキャバクラ嬢の方に会って、お話を伺いました
ある日、新宿・歌舞伎町の片隅で、酔いつぶれていた由嘉里(杉咲花)に手を差し伸べたキャバクラ嬢のライ(南琴奈)。希死念慮(死にたい、生きていたくないという漠然とした思い)を持っているライと将来に不安を感じている由嘉里はライの家で一緒に暮らすことになる。由嘉里は、歌舞伎町で今まで出会ったことのない人たちと出会い、自分のことを受け入れられるようになっていく…というのがこの物語。
南琴奈さんは、優しいけどクール。そして人をふわっと包み込むような不思議な魅力のあるライを演じた。
――今回演じた役作りに関して教えてください。
自分よりも年上でキャバクラ嬢…という役柄は私にとって未知でしたし、想像だけではわからないとこが多かったので、実際にキャバクラのお店にお伺いしてお話を聞かせてもらいました。「ふだん、どういうご飯を食べていますか」とか、ほんとに些細なことをお聞きしまた。
また、ライが希死念慮とか、死についてどう考えてるかに対しては、全部わかるわけではないですけど、ちょっと共感できるところもありました。ライは消えている状態が自然と思っているんですね。『死にたい』という文字だけを見れば、すごくマイナスに見えますが、それだけではない考えを持っている。そこがライの絶妙な感覚なんだなと感じました。
杉咲花さんとの現場はすごく居心地がよくのびのびしてました
――由嘉里役の杉咲花さんの印象は?
2人のシーンが多かったので、いつも1番近くにいてくださって、本当に大きな背中で、私を受け止めてくれました。「今日何食べた?」とか「明日のオフは何するの?」とかたわいのない会話で、友達みたいに話してくれたり、普段はすごくお茶目で可愛らしいところがあって魅力的な方です。
現場での立ち振る舞いとか、視野の広さにもホントに驚きました。こっち側が気を遣ってもらってるんですけど、その気遣いがさりげなくて…人としても俳優としてもすごく尊敬できる人です。杉咲さんとの現場はすごく居心地がよくて、のびのびとやらせていただきました。
ライのごちゃごちゃの部屋に最初はびっくりしました(笑)
――ライの部屋はものがごちゃごちゃでしたが、あの部屋の居心地は?
クランクインする前に1度部屋を見に行ったんですけど、びっくりしました。私はどちらかというとキレイ好きなほうなので、最初はだいぶ抵抗があったんです(笑)。でも、その部屋のゴミたちにもすごくこだわりがあって、ライがお客さんからもらったシャンパンの箱や、ブランド物のバッグの袋とかがあって、ただのゴミじゃなく、細部までライの生活がわかるように作ってるんだって驚きました。そんな部屋に慣れるために、ライがいつも寝ているゴミの真ん中にあるソファーに撮影の合間も意識して座っているようにしました。
ライには、私自身すごく惹かれるし、実際に会っても友達になれそうだなと思います。ただ、本当に深いところまで関係を持ってしまったら由嘉里みたいに苦しくなるんじゃないかなとは思います。
クリープハイプさんの楽曲を聞いてルンルンしてました
――撮影の合間、気分を変えるためにすることはありますか?
切り替えるためには、ご飯を食べてなくても歯磨きをします。効果があるかわからないんですけど、内側からスッキリする感じになるので、気分が切り替えられます。あとは、音楽を聞いて切り替えることもありますね。その時によって聴く音楽は変わるんですが、『ミーツ・ザ・ワールド』の音楽と主題歌を担当してくださるクリープハイプさんの楽曲は現場に行くときも、撮影の合間も、帰るときも、めちゃくちゃ聴いてました。私はもともとライブに行くくらいクリープさん好きだったので。撮影の時は結構ルンルンでした(笑)。
――撮影中、気合が入る食べ物はありますか?
やっぱり糖分ですね。チョコレートとか甘いものは欲しくなりますね
演じることは好きです。役を通して何かを伝えられたら。
――いろいろな役を演じていますが、役者としてこだわってることを教えてください。
原作がある場合は、作者さんがどういうことを思って書いたのかとか、どういうことを伝えたいのかとか考えます。オリジナルの場合は、脚本家さんと監督が求めてるものを想像します。現場では監督の表情とかを見て、「こういう感じかな」と考えて演じます。そういう現場の雰囲気を、最近すごく気にするようになりました。
――やっぱり演じることは好きですか?
好きですね。楽しいです。自分の言葉で何かを言うのがあまり得意ではないので、役を通してのほうが安心して伝えられるし、伝えやすい気がしてます。演じることにすごく助けられてるところがあります。
人と人が通じ合うこと、その温かさを感じてもらえたら嬉しいです
――Seventeen読者におすすめのところを!
Seventeen読者のみなさんには、もしかしたら、この世界のお話は、まだ経験したこともないし、想像もつかないかもしれません。でも、誰しもが、それぞれのキャラクターに共感できるところがあるんじゃないかなって思います。固定概念みたいなものをちょっと壊して見てくださると、世界が変わるとまでは言えませんが、「明日がちょっと楽しみ」とか、明日っていう日に対しての考え方とかがちょっと変わるんじゃないかなって思っています。今はSNSとか、そういうものの繋がりが多いじゃないですか。もちろんそれで繋がっているのもいいけど、人と人は実際に会って、心と心がこの作品のように通じ合って、人としての温かさみたいなものも感じてほしいなって思います。
南琴奈さんが演じるライや、作品の中の歌舞伎町の仲間たちに、なぜか会いたくなる。生きづらさを抱えている人が、ちょっと今の自分を好きに好きになるような、そんな作品! 劇場でぜひチェックを。
<ストーリー>
擬人化焼肉漫画「ミート・イズ・マイン」に全力で愛を注ぎながらも、自分のことは好きになれない由嘉里(杉咲花)。
ある日、参加した合コンで惨敗。歌舞伎町で酔いつぶれていたところ、希死念慮を抱えるキャバ嬢・ライ(南琴奈)に助けられる。
ライになぜか惹かれた由嘉里は、そのままルームシェアを始めることに。
やがて、既婚のNo.1ホスト・アサヒ(板垣李光人)、人の死ばかりを題材にする毒舌作家・ユキ(蒼井優)、街に寄り添うBARのマスター・オシン(渋川清彦)と出会い、歌舞伎町での生活に安らぎを覚えていく。
そんな日々の中でもライのことが気がかりな由嘉里。ライに生きてほしいと願う彼女は、元恋人との再会を試みるが―。
出演:杉咲花 南琴奈 板垣李光人 蒼井優 渋川清彦 筒井真理子
『ミーツ・ザ・ワールド』
2025年10月24日(金)全国公開
配給:クロックスワークス
©金原ひとみ/集英社・映画「ミーツ・ザ・ワールド」製作委員会
監督:松居大悟
原作:金原ひとみ『ミーツ・ザ・ワールド』(集英社文庫 刊)
脚本:國吉咲貴 松居大悟
音楽:クリープハイプ
主題歌:クリープハイプ「だからなんだって話」(ユニバーサルシグマ)
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2006年6月20日生まれ、埼玉県出身。Mr.ChildrenやOfficial髭男dism、Vaundyなど多くのMVに出演。2023年にNETFLIXドラマ「舞妓さんちのまかないさん」でドラマデビューを果たし、同年に映画『アイスクリームフィーバー』に出演。主な出演作にテレビドラマ「ミステリと言う勿れ特別編」、「僕達はまだその星の校則を知らない」、映画『花まんま』(25)など。2026年1月23日に映画『終点のあの子』が公開。
撮影/角守裕二 構成/落合佑桂里