KEY TO LIT(キテレツ)が5都市20公演を駆け抜ける初のアリーナツアー『KEY TO LIT Arena Tour 2025 WAKE UP THE FOOL』を開催中。先日公開した記者会見のルポにつづき、同じく10月5日に千葉・ららアリーナ 東京ベイで行われたコンサートのもようをお届け!

『天』のオブジェに乗って登場。まさにキテレツ!

『KEY TO LIT Arena Tour 2025 WAKE UP THE FOOL』写真1

 オープニングはステージに影絵が映し出され、シルエットの岩﨑大昇くんがソロで静かに歌い出すという、びっくりの演出。その歌声に聴きホレつつも、会場中のファンが「早く5人のKEY TO LITが見たい」という気持ちを高めていく。そして、ついにドカーンと登場した5人!「自分たちの名前に乗っかってぜひ、みなさんの前に立ちたいと思った」という猪狩蒼弥くんが言っていた通り、「奇天烈」(キテレツ)の『天』という文字の巨大なオブジェに乗っかってメンバーが現れた! KEY TO LITの新曲『WAKE UP THE FOO』をぶちかます。一気に会場中がテンション上がりまくり。

それからSnow Manの『Cry out』Kis-My-Ft2の『FIRE BEAT』、SixTONESの『こっから』など、先輩たちの楽曲を歌いまくる。中村嶺亜くんが「トップスピードでアクセル全開で天下を取りに行きます!」と言えば、岩﨑大昇くんが「俺たちKEY TO LITが一番最強だって思わせてやるぜ!」井上瑞稀くんは「俺たちKEY TO LITの覚悟を魅せたいと思っています。全力でぶつかってきてください」と熱い思いを叫ぶ。また佐々木大光くんのドラムでラップ王の猪狩蒼弥くんが激しくラップを披露したり、KEY TO LITはパワフルに会場中を走り回り、歌い、ダンスを魅せていく。また、MCではホテルの相部屋になる公開くじをしたり、仲の良さにほっこり。

光のマントをまとい、激しい炎の演出、嵐メドレー。みんなが驚くパフォーマンスがぎっしり。

『KEY TO LIT Arena Tour 2025 WAKE UP THE FOOL』写真2

「2026年に活動を終了される嵐さんの楽曲を、KEY TO LITなりに精一杯リスペクトを込めてカバーさせていただきたいと思います」(井上)と“嵐メドレー”も披露。『SUNRISE日本』『One Love』など歌った中、『truth』ではみんなが歌う中、佐々木くんがソロで美しいダンスパフォーマンス。ふだんのちょっとおちゃらけキャラとのギャップがすごすぎる。ラストは嵐のデビュー曲『A・RA・SHI』を嵐の振り付けもカバーして、先輩へのリスペクトを表していたよ。

 DOMOTOの名曲『雪白の月』でしっとり歌い上げ、SMAPの『Battery』では、曲に合わせて電飾が絵画のように光る衣装で幻想の世界に引き込んでいく。KAT-TUNの『DON’T U EVER STOP』では特効の火がバンバン飛びまくる迫力の炎パフォーマンスに圧倒される。そしてラストはオリジナル曲の『Burn Down』で5人の息のあったダンスに拍手!

次から次へと目まぐるしく展開し、息をもつかせないKEY TO LITのステージに、会場中が熱く燃え上がった。

 

KEY TO LIT5人の熱い思いはひとつ。もっと上を目指す!

『KEY TO LIT Arena Tour 2025 WAKE UP THE FOOL』 写真3

最後のあいさつでは、それぞれがKEY TO LITへの今の想いを語る。

★猪狩蒼弥

「KEY TO LIT、まだまだこれだけじゃないです。2倍、3倍の魅力が僕たちには眠ってます。いつかは絶対俺たちの時代が来ます。(ここにいるのは)その誇らしきファンのみなさんです。KEY TO LITの第1回ライブを観ることができています。はい、拍手! おめでとう、すごいじゃない(笑)。俺たちが成長していく様を一緒に楽しんでいただければと思います」

★中村嶺亜

「本日は本当にありがとうございました。めっちゃ楽しかったな。アイドルという仕事を16年間やってますけども、本当に1日もイヤだなとかツラいなと思ったことが心の底からなくて、それは素敵なみなさんと出会えたおかげなんだろうなと思っています。これから進む道で、みんなと一緒に天下掴み取りたいなと思っています。これからどんどん活躍して超国民的スターになるまで長い期間になると思うけど、0.1秒も俺から目を離さないでください。愛してるよ、ありがとうございました」

★佐々木大光

「僕はKEY TO LITのみんなを尊敬していて、このメンバーで本当に良かったなと思っています。今、みんなの笑顔と歓声を受け取って、僕は本当に幸せをいただいてるなと…それと同時に、もっともっと僕たちがみなさんを笑顔に、幸せにしなければいけないなと毎回思います。そのためにはもう俺はもっとバラエティーに出られるようになりたい。そんな活躍できる男になって、ポップとユーモアに溢れる佐々木大光になっていきたいと思います。みなさんが泣いたりする分、僕は笑ってます。その笑った僕の顔でどんどんみんな笑っていってください。これからもみなさんを幸せにしていけるように頑張ります」

★井上瑞稀

「きっとみなさんは、今日僕たちに会うためにいろいろキレイにして、お洋服選んでくれた…そういうのもすごく伝わってきました。俺たちもみなさんを楽しませたい気持ちはずっとずっとあります。僕らはずっとずっとここにいる努力をやめないので、ちょっとでもKEY TO LITいいなって思ってくれたら、これから1歩ずつでいいから、俺たちと一緒に歩いて行ってくれたら嬉しいです」

★岩﨑大昇

「やっぱりKEY TO LIT最強だなと思っています。1人1人全然違うものを持っていて、もっと伸ばしていく部分もあると思うんですけど、俺たちはその原石だなって思っています。どんどん個々でも強くなって、その強い子が5個集まったら、本当に星の形のスターです。そこに向かって己の道を突き進んでいくことによって、KEY TO LITがどんどん強くなっていくんだなと思っています。俺たちKEY TO LIT、国立競技場に立ちます。お約束します。これは夢じゃなくて、絶対にできる目標だと思ってるので。もっと言うと俺たちの目標は、夢に向かう姿で日本国民を熱く盛り上げられたらいいなと本当に思ってます。そういう気持ちでこれからも全力で前進していきたいと思います。応援してくださるみなさまへの感謝を絶対に忘れることなく、これからも全速前進で突っ走ってまいります」

心から楽しそうにパフォーマンスをしていたKEY TO LITの今後がどうなるか…みんなもチェックしてね♪

撮影/鈴木昭寿 構成/落合佑桂里