注目のPEOPLE☆相楽 樹さん 『とと姉ちゃん』の次女・鞠子が、今度はキャリアウーマンに!
朝ドラ『とと姉ちゃん』で、高畑充希さん、杉咲花さんとの三姉妹で、次女・鞠子役を好演し、注目を集めた相楽さん。現在は、「テッペン!水ドラ!!『3人のパパ』」(TBS系・水曜23時56分~)に出演中! 一見クールそうな相楽さんだけど、インタビューをするうちにおちゃめな面も発見❤ ぜひご覧ください♪
Q・デビューのきっかけは?
「中学3年生の夏休みに、友達と買い物に行っていた竹下通りでスカウトされました。芸能界の仕事に興味があったわけではないんですけど、小学生の頃から『モーニング娘。』が好きだったので、“芸能界=モーニング娘。”くらいのイメージは持ってました。事務所の方から名刺をもらって、帰宅して両親に相談したら、お父さんが『せっかくのチャンスだからやってみなよ! オーディション受けてみなよ』って言ってくれたんです。お父さんがいちばん反対しそうだと思ったので意外でした(笑)。でも、そのお父さんの言葉で事務所に入ってみようかなと思いました」
Q・いままで出演した作品で印象に残っているのは?
「う~ん。やっぱり、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』です。出演したことで、幅広い年齢層の方に知ってもらえたと思います。いまでも、『鞠子ちゃん』と声をかけてくれる方も多いんです! 私の顔を見て、すぐ“鞠子”と思うくらい、みなさん見ていてくれたんだなぁ、と朝ドラのすごさを感じましたね。なので、『とと姉ちゃん』という作品に出られてよかったと思っていますし、演じているときもすごく充実していました。共演者の人たちともとても仲良くなって、いまでもみんな家族みたいに思っています」
Q・現在出演中の『3人のパパ』ではどんな役どころ?
「私は、“るい”という、山田裕貴くん演じる恭平の彼女の役です。キャリアウーマンで勘が働く女子なので、彼氏のちょっとしたウソやごまかしも見透かしているところもあったり……とちょっとコワイ部分もあります(笑)。でも、純粋でかわいい女子です。恭平とるいちゃんは、ゆとり、さとり世代と言われている世代にしては、仕事を第一に考えてる人で、バリバリとキャリアを積み上げたいタイプなんです。お互いを支えあいながら、仕事を頑張ってる姿を見て欲しいです。そういう生き方もひとつの人生の選択としては正しいなと思って演じていますし、ST読者やドラマを見ている人にも、将来を考えたときに、こんな生き方もあるんだなぁと思っていただけるとうれしいですね。あと、子役がすごくかわいいです!! 現場にいるキャストの方、みんなが天才と言ってます(笑)。2歳の役を演じる子は、アドリブも言ったりするんです! 堀井新太くん、裕貴くん、三津谷亮くんのパパぶりが楽しめて、笑って泣けるドラマなので、ぜひ見てください!」
Q・どんな学生生活を送ってた?
「高校生からは、仕事と両立していましたが、中学生は部活ばっかりの生活でした。バスケットボール部に所属していて、ポジションはガードやフォワード。朝練をやって、お昼休みにも遊びでバスケやって、放課後も練習をして……という毎日がほとんど。運動するために学校に行ってるような感覚でした(笑)。中学は、校則が厳しかったので、靴下の中に自分であんだミサンガを足首につけていたり、と先生に見つからない程度にオシャレをしてましたね」
Q・好きなオシャレは?
「オシャレは小学生の頃から興味がありました。ボーイッシュな格好が好きだったので、迷彩柄のパンツやドクロのニットみたいな結構ハードめな格好をしてたことも(笑)。いまは、モノトーン系や古着が好き。ガーリーな格好はあまりしないですね。でも、ロングスカートは好きで、よくはいてます。ミニははかないです……。高校生のときは制服とかでミニスカートをはいていたんですけど、いま思うと、『よくあんなに短いのはいてたな』と思っちゃいます。今日は、『コム デ ギャルソン』の古着の巻きスカートが着たいなと思ったので、それに合わせてコーディネートしてきました。形がお気に入りです。ジージャンは『アクネ』、カットソーは『トゥモローランド』、靴は『カンペール』でスタイリストさんにいただいたもの。すごく歩きやすくて、全速力でも走れます!(笑)」
Q・相楽さんはどんな性格?
「よく人には『ほわ~んとしてる』と言われます。あと、運動神経悪そうって思われます。自分では真逆でサバサバしている活発なタイプだと思ってるんですけどね(笑)。マイペースで、あせったり、怒ったりしているのが表に出ないタイプでもあるかな」
Q・趣味や特技は?
「休みの日は、ギターを弾いたり、料理をしたり、映画を見に行ったりしてます。ギター歴は1年くらい。スピッツさんの『恋のうた』をよく弾きます。映画は、よく洋画を見ます。料理は、暇があればよく作ります。昨日はビーフシチューを作りました! この前、お母さんが豆乳入りのキッシュを焼いてくれて、私の家まで持ってきてくれたんです。それがすごくおいしくて! レシピを教えてもらったので、今度自分でも作ってみようと思ってます♪」
「あと、特技といえるかどうかわからないですけど……、ローラさんのモノマネができます(笑)」と、カメラの前で、ローラさんのマネをやってくれました!!
Q・今後の野望は?
「もっと幅広いジャンルの役にたくさん挑戦して、『この役も相楽樹だったんだ!』と思われるくらい、みなさんにいろんな“相楽樹”を見てもらいたいです! 憧れている人は、夏目雅子さん。無邪気さや繊細さがあって、時間が経ってからお芝居を見ても新鮮さが残る、素敵な女優さんだと思います」
さがらいつき●’95年3月4日生まれ、埼玉県出身。2010年、ドラマデビュー後、『山田くんと7人の魔女』、『嫌われる勇気』、映画『リアル鬼ごっこ4』、『さよならドビュッシー』などに出演。今年3月には、初主演ドラマ『こんにちは、女優の相楽 樹です。』が放送。現在、ラジオ番組『TOPPAN Futurism』(J-WAVE・日曜21時~)でアシスタントMCとして出演中。最新情報はブログ(https://ameblo.jp/sagara-itsuki/)とスタッフツイッター(@sagaraitsuki)でチェック!
撮影/亀田亮 構成/宮平なつき