
ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』で共演! 月島琉衣&のせりんスペシャル対談
Seventeenモデルの月島琉衣ちゃんと、俳優&モデルとして注目ののせりんさんが7月14日(月)スタートの磯村勇斗さん主演のドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』(カンテレ・フジテレビ系)で共演。ドラマの裏側を聞いちゃった♪
2人の役は、星や空への思いで繋がっていきます

このドラマで月島琉衣ちゃんが演じるのは濱ソラリス高等学校の1年生・江見芽衣役。のせりんさんは、3年生の高瀬佑介役。2人は星に興味を持つ先輩・後輩を演じるよ。
――どんなキャラクターなのか教えて。
月島 江見芽衣ちゃんは嬉しさとか寂しさとかを感じやすい、すごく感受性豊かな子です。中学の時に周りや学校に馴染めなかったけれど、高校に入って、高瀬先輩や先生たちと、すごく頼もしい方々に出会って、友達といる楽しさを知っていく女の子です。
のせ 高瀬佑介は、普段は割と控えめというか、感情がばっと出るタイプじゃないんですけど、星がすごく好きで、星のことになると結構テンションが上がる。ちょっとオタク気質な人です。今はない天文部に、また部活が復活したらいいなってずっと思ってるやつです。
月島 江見ちゃんも星が好きで、中学の頃にちょっと孤独を感じてた時に、家から見える天文ドームを眺めて絵を描いたりとかしていて、その頃からずっと好きなんです。
――2人は星でつながっていくんですね。実生活でも星や宇宙は好きですか?
月島 私、大好きです! 夜に「今日、星が見えるかな」とか自然と空を見上げてます。月や星が見えるとすごく元気がもらえて、「明日も頑張ろう!」って思えるんですよね。
のせ 素敵すぎる。自分は宇宙っていう壮大なものに興味がずっとあるので、そういう意味で星も好きかな。そういう宇宙のことを想像したりとか、それに関するいろんな人の話を聞くのが好きですね。
月島 宮沢賢治さんのこともドラマに出てくるので、童話集や星座の神話の本を買って読んでます。前から星に興味があったんですけど、このドラマをきっかけにもっと詳しくなりたいなって思ってます。
のせ 僕も天文部にいた役なので、望遠鏡の使い方を勉強したり、もともと神話とかすごく好きだったので、星座のことを調べたりして、ギリシャ神話おもしろすぎます…って、今なっています。物語の中での、宮沢賢治さんの話も気になります。

2人で一生懸命、星の形を手で作ろうとしているところ♪
制服も学校の雰囲気も、見どころいっぱい

――学校の撮影の雰囲気はどんな感じですか。
のせ 学年が違うから、まだ2回くらいだけど、撮影の合間は月島さんとは、いろいろな話をしながらキャッキャしてます(笑)。
月島 この間は日向亘さん(藤村省吾役)も含めて一緒におしゃべりしましたよね。私はまだ教室のシーンは撮ってないんですけど、教室がすごく素敵ですよね。
のせ そうだよね。作りがすごくおもしろい学校で、木の校舎もあるし、宇宙みたいなハイテクっぽい場所もあったり、これからの撮影が楽しみ。
月島 本当にキレイですよね。
のせ 本物の学校に通ってる感じになるから、授業のシーンはうとうとと眠くなる(笑)。そして、制服が可愛い。
月島 そう! 青リボン&青ネクタイの制服ってあまりないですよね。スカートのチェックに水色のラインが入ってるのも可愛いですよね。
のせ あと、このシャツ。緊張してめちゃくちゃ汗かいてるのに、全然にじまなくてすごいんですよ(笑)。

みごと、星の形が出来上がって、大満足♡
磯村勇斗さんは、とても優しい

――スクールロイヤーの白鳥健治役・磯村勇斗さんの印象は?
のせ 磯村さんは、すごく怖い役とか演じてたから、どういう人柄なのか、本当に想像つかなかったけど、信じられないくらい優しくて、すごく穏やかな先輩という感じです。だからラフに話しかけちゃったりしてます(笑)。
月島 すごく話しやすい方ですし、あと、なんだろう…力強い方だなって思いました。磯村さんにとっては普通のことなんでしょうけど、私にとっては、すごく心に響くこととかを言っていただきました。何を言ってもらったのかは…内緒です(笑)。
のせ いいね。宝物になるね。
気分転換方法は2人ともカメラ⁉

――これから暑い夏の撮影が続きますが、暑さ対策は?
月島 私は氷菓系のアイスが好きなので、クーラーの効いた部屋でアイスを食べて涼みます。家ではずっと半袖短パンなので、基本、涼しいです(笑)。
のせ 今学校とかはどんな暑さなの?
月島 私はまだ、長袖で行けてます。
のせ 袖をまくるのはOKなの?
月島 OKです。学校に行ったら、もうエアコンついてるので、涼しくて。
のせ リアルな高校生の夏だね。撮影での暑さ対策は氷嚢を使うとか…。
月島 この間、撮影で氷嚢使いました。
のせ みなさんに手厚いフォローしていただいて本当に助かってるよね。僕は緊張してると、2割増しで汗かいちゃうから…やだやだーとかいつも思ってます(笑)。夏は好きだけど、汗かくから大変。撮影してると日焼けもできないしね。
――撮影で忙しいときにの気分転換方法はありますか?
月島 私は食べることが好きなので、おいしいものを食べるか、あとアウトドア派なので、結構ショッピングとか行きます。あと撮影で夜空を見る機会があったんですけど、その時はすごく気持ちがよかったですね。
のせ あれは、超良かったよね。僕は2か月前くらいにコンパクトなフィルムカメラを初めて買ったので、今はカメラがマイブームかな。現場にも持ってきて、みんなを撮りたいなと思ってるけど、なかなかタイミングがなくて全然誰も撮れてない(笑)。
月島 じつは私もカメラを買ったんです。今度、私も持って行こうかな。
のせ この撮影が終わるまでにみんなと「写真撮らせてね」って言って撮りたいなと思ってます。
月島 みんなで撮った写真、集めたいですね。

取材中もとっても仲良く笑顔の2人でした。
きっと生徒の誰かに共感して見られるはず。

――最後におすすめポイントをお願いします。
月島 江見ちゃんは、高瀬先輩と同じように、星が好きで、星とか天文のことになると、熱中してのめり込んじゃう子なんです。そういう場面がちらほら見られると思うので、そこは注目してほしいです。あと、学校でいろいろな問題にぶつかりながらも、それぞれが希望を持って毎日毎日進んでいく姿を、ぜひ見てもらいたいなって思ってます。
のせ このドラマは、従来の学園ドラマとはまた違う感じがするんですね。すごくリアルだし、細かいところまで描かれてると思います。登場してくる子たちの中には、自分とリンクするような子もいると思うので、その姿を見ることが、今の学生生活の一部になってくれたら嬉しいですね。
月島 共感するところも、たくさんある作品だと思います。そこを楽しみながら見てもらいたいです。
STORY

弁護士の白鳥健治(磯村勇斗)は、独特な感性を持ち、感覚が周囲と違うことやマイペースな性格で集団行動になじめず、不登校になった過去がある。現在、小さな法律事務所で働く健治は、恩人でもある所長の久留島かおる(市川実和子)の命により、学校で発生する問題について、法律に基づいた助言や指導を行うスクールロイヤーとして「濱ソラリス高校」に派遣されることに。ところが、尾碕美佐雄(稲垣吾郎)が理事長を務める「濱ソラリス高校」は男子校の「濱浦工業高等学校」と女子校の「濱百合女学院」が合併したばかりで、校内では次々と問題が勃発。なかでもジェンダーレスを意識した新しい制服の評判は悪く、着用を拒否する生徒もいるほどだった。
出演: 磯村勇斗 堀田真由 平岩紙 市川実和子 日高由起刀 南琴奈 日向亘 中野有紗 月島琉衣 近藤華 越山敬達 菊地姫奈 のせりん 北里琉 栄莉弥 淵上泰史 許豊凡(INI) 篠原篤 西野恵未 根岸拓哉 チャド・マレーン 諏訪雅 坂井真紀 尾美としのり 木野花 光石研 稲垣吾郎

2003年3月25日生まれ。AB型 趣味:ゲーム、アニメ鑑賞、漫画、音楽鑑賞、K-POP、フィギアと人形集め高校在学中にファッションモデルとして活動を開始し、多数のメディアやSNSに登場。2023年には『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)で連続ドラマ初出演。2024年にはドラマ『さっちゃん、僕は。』、『毒恋〜毒もすぎれば恋となる〜』(TBS)に出演し、俳優としても活動の幅を広げる。2025年夏公開映画 『近畿地方のある場所について』(白石晃士監督)にて映画初出演を果たす。個性的で自由なファッションセンス、ライフスタイルが国内外問わず注目を集める。唯一無二の存在感を持ち、俳優・モデルの枠を超えて活躍の場を広げる新進気鋭の表現者、『次世代のニューアイコン』である。
撮影/露木聡子 構成/落合佑桂里