中島裕翔さんの１st写真集『Hue I am』が８月６日に発売！

アイドル、俳優、モデルと、さまざまなフィールドで活躍している中島裕翔さんが８月６日に１st写真集『Hue I am（ヒュー アイ アム）』を発売！　とっておきの撮影エピソードや自分らしくいることの大切さを教えてくれたよ。おひさしぶりのST読者へのメッセージも♡

――写真集の撮りおろしパートのひとつは、ロンドンを中心に撮影されたそうですね。

はい！　でも、“ロンドンに行って撮ってきました！”っていう写真にはしたくなくて、テーマとして掲げていたのは“そこにいる人”、かつ“シネマティックであること”だったんです。だから、街へのなじみ方はすごく意識しました。とにかく衣装をたくさん持って行って着たんですけど、それぞれがその街に住んでいる別のキャラクターだと思って見ていただけたら、おもしろいかもしれません。

――ロンドン滞在中の印象的なエピソードは？

イギリスの天気ってジトっとしていてよく雨が降るイメージだったけど、僕が滞在していた期間はずっと晴れだったんです！　どんよりした空を予想していた部分もあったから、「あれ？　全然雨が降らない……」みたいな（笑）。天気がよかったぶん、街にいても公園に行っても、出歩いている人が多かったですね。

――ST読者におすすめしたいロンドンのスポットやグルメを教えてください。

最近は街行く学校の制服を着ている女性を目にすると、自分とはものすごく歳が離れているんだなっていう気持ちになるんです。だから、読者のみなさんがどういうものを好きなのかが全然わからない（笑）。でも、ロンドンの街って歴史的な建造物の隣に現代的なキラキラしたビルがあったりして、それはすごくおもしろかったですね。そういうフォトスポットをまわるのもいいと思うし、たくさんのお店が集まっているピカデリー・サーカスをぶらぶらするのも楽しかったな。お土産は、Hey! Say! JUMPメンバー７人に紅茶を買いました。パッケージの色とフレーバーちがいで、ちょうど７種類あったんですよ。ロンドンっぽいものを見つけられて、よかった〜って思いました。

食事は、イギリスといえばフィッシュ＆チップスだと思い込んでいたけど、ハンバーガーもステーキもなんでもあって、全部おいしかったです。あと、カフェがおしゃれでしたね。光が燦々と降り注ぐテラス席で紅茶を楽しむ人たちの姿を見て、「こんなステキな文化、俺の中にはないな～！」って軽いカルチャーショックを受けました（笑）。

――中島さんのSeventeenへのご登場は、Hey! Say! 7の連載『ナナイロセブン』終了以来約４年半ぶりです。ひさしぶりのST読者へ、メッセージと近況報告をお願いします！

ST読者のみなさん、おひさしぶりです！　僕は元気でやっています！　Hey! Say! JUMPとしてはティーンエイジャーに負けないくらい可愛くてキラキラした曲を歌って踊っているので、ぜひ聴いてください！　そんな僕の近況はというと、今は舞台『みんな鳥になって』の稽古中（現在は公演中）なのでプライベートな時間がなかなか持てないんですけど、無事終わったあかつきにはどこかに行きたいという思いを込めて新しいカメラを買いました。それを持って、早く旅をしたいなと思っています。

――中島さんは、Hey! Say! JUMPのメンバーとしてはもちろん、俳優やモデルとしても個性をいかして活動されていますが、自分らしさを見つける方法を教えてください。

自分らしさを見つけることって、すごく難しいですよね。自信を持たないとアイデンティティは確立されないと思うし、まわりの人によって決められるアイデンティティもあるはずだから。僕も、アイドルだったり俳優だったりモデルだったり、いろんな自分がいる中で、「俺って何なんだろう？」っていう感覚に陥った時期がありました。でも、人間なんて矛盾している生き物だと思うんです。だから、ジャズが好きだけどロックも聴くっていう世界線があっていい。どんな自分も全部自分なんだって認めて、受け入れることが必要なんじゃないかと思います。

――そんな自分らしさを大切にするために心がけているセルフケアの習慣はありますか？

運動することですね。時間があるときは週に１回か２回、ジークンドーとカリっていう武術を習いに行っています。休みの日に体を動かしてエネルギーをある程度消費しておかないと、古いエネルギーがたまったままになってしまう気がして。20代は「これをやらなきゃ、あれもやらなきゃ」って仕事のことばかり考えて気持ちが忙しなかったけど、30歳を過ぎてからは少しだけプライベートにもフォーカスできるようになりました。おかげで、自分にとって楽しいことや幸せを感じることについて考える時間が増えたかもしれないです。

――30代前半のうちに挑戦したいことを教えてください。

10歳から芸能界にいて、心のどこかに「もうやってないことはないんじゃないかな」っていう感覚があったんです。でも、今回初めての写真集を出させていただいて、お芝居でも毎年ちがう役や作品に挑戦させてもらっているので、今は自分で自分の可能性をせばめるのはよくないなと思っているところ。この先、どんなお仕事と出会って、どんな新しい部分を引き出してもらえるのか……来たるチャレンジが楽しみです！

８月６日発売　定価5500円（税込）　A4判・256P

ロンドンで旅するように撮りおろした中島さんの素顔が垣間見えるパートと、モデルとしてのキャリアを存分に生かしたクールなパートで構成された、全256ページという大ボリュームの１冊。カメラ好きで知られる中島さん自身が撮影した写真や、読みごたえたっぷりのロングインタビュー、これまでのメンズノンノ本誌ページのアーカイブも収録し、“今の中島裕翔”の魅力をすべてつめこんだメモリアルな内容に。