滝口芽里衣ちゃんが映画『８０年後のあなたへ』に出演♪

ーー若者たちの悩みを描きながら戦後や平和を考える青春群像劇。前島優里役で出演してますが、どんなキャラの女の子なの？

「優里はおばあちゃんが大好きで、おばあちゃんからもらったメガネを大切にかけているけど、イメチェンを図ろうと成長している女の子です。」

――この作品の台本を読んで感じたことを教えてください。

「終戦80年が今回の映画のテーマだと聞きどのような物語になるのかドキドキでしたが、台本を読んでみると私が知らなかった戦争の被害について描かれていて、私自身も戦争について知ることが出来ました。平和が幸せなことだと改めて感じました。また恋愛要素も入っていたので1人で楽しみながら読んでいました(笑)」

――役作りや撮影でのシーンで一番難しかったことは？

「優里は中川翼さんが演じる中濱謙太郎くんのことが好きで、告白するシーンがあるんですけど、このシーンが難しかったです。おばあちゃんが自分の背中を押してくれたという思いも持ちながら、謙太郎くんのことが好きという感情を出すのに苦戦しました。また、撮影したのが1月〜2月だったということもあり、とても寒かったので寒さに耐えながら撮影するのが大変でした(笑)」

――俳優として、いろいろな役を演じていますが、演じるときに「ここには気を付けたい」と思って臨んでることは？

 「相手のお芝居をしっかりと受けてから自分のお芝居をするように心がけています。そうすることで表情や台詞の言い方などが変わってくると思うので「自分が！自分が！」とならないように気をつけています。またシーンの入りと終わりを間違えないように前後関係をよく確認しています。これは今回の映画撮影前に行ったワークショップでプロデューサーの髙石さんも仰っていたことで、入りを間違えてしまうとそのシーンで伝えたいことが間違ってしまう可能性があるため気をつけています」

――映画のテーマでもあるけれど、芽里衣ちゃんが「未来に残したいものはなんですか」。

「家族や友達など大切な人との思い出を残したいです。形として残して、その時の出来事を振り返ってこれからも幸せな日々を送り続けたいと思っています！」

――最後にSeventeen読者にここを見てほしい、伝えたいと思うところを教えて。

「この映画は東邦高校（愛知県）の生徒たちが市長に掛け合い「なごや平和の日」を制定したという実話に基づいたオリジナルストーリーになっています。私と同年代の若い人たちにも、平和でいることが当たり前のことではなく、過去の人たちが積み上げてきた歴史なんだということが伝わったら嬉しいです。また、80年前から今を経て80年後の未来も幸せでありますように。という願いも込められています。

Seventeen読者のみなさんに家族やお友達と一緒にこの映画を楽しんでいただき、みなさんが平和について考えるきっかけになったら嬉しいです。」

<ストーリー＞

2024年5月14日、東邦高校(愛知県)の生徒たちが、市長に掛け合い制定された「なごや平和の日」。これから先の「未来の平和」をテーマにしています。平和の日が制定できたが、果たしてこれで終わりで良いのだろうか？　と考えを巡らせる生徒会長の女の子。その彼女に想いを抱き、代々続く有松絞りの実家の跡を継ぐ決意をした男の子。戦争時は疎開先として、戦争の被害にあっていない街、犬山市に住み、訳あって心を閉ざしている女の子と陽気な元野球部員との恋物語。高校入学時にお婆ちゃんからもらった大切なメガネをかけた女の子が、イメチェンにチャレンジする成長物語。夢を語れずにラジオ局でアルバイトしている大学生の女の子とディレクターの恋。そんな7人の人物を軸に、戦後80年という節目の今年、この先「未来に残したいものは何か？」という問いに向き合って行く。実話を元にしたオリジナル青春群像劇です。

出演：岩崎碧、内山優花、川口飛雄我、國分瑠真、斎藤さらら、櫻井亜蓮、沢田京海、鈴木夢、滝口芽里衣、瀧澤僚太、千葉青八、寺島季咲、中川翼、野崎珠愛、Hitomi、平川丈、平田風果、松岡拳紀介、皆瀬翔、向井怜衣、村上なずな、山本藍、渡邉このみ　※50音順　

私の卒業プロジェクト第6期 映画「80年後のあなたへ」

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