曽田陵介さん主演、ヒロインは秋田汐梨ちゃん！映画「惑星ラブソング」　

将来に焦りを感じてる大学生のモッチ（曽田陵介）と海外に行く夢を持っているアヤカ（秋田汐梨）が、謎のアメリカ人観光客のジョンと広島の街で出会い、広島を案内するうちに、愛や平和のことを改めて考えるきっかけを見つけるファンタジー作品です。

――広島の街並みも素敵に描かれていますが、ロケ撮影は大変でしたか？

秋田「広島の商店街で撮影するシーンがあったのですが、地元の方たちもご協力いただいただいて、ワンカットで長回しの撮影だったんです。NGを出すと、また最初からやり直しで、みなさんに迷惑をかけてしますので、“完璧にやらなくっちゃ”という緊張感がすごかったのを思い出しました」

曽田「少しでもセリフを間違えると最初からになるから、それは緊張するよね。僕は原爆ドームの前での深夜の撮影が思い出深かったです。アメリカ人観光客のジョン（チェイス・ジーグラー）の言葉で僕が演じるモッチの心が動くという、大切なシーンだったのですが、ジョンのネイティブの英語のセリフはすごく速くて…勉強して準備していたんですけど、そこはちょっと苦労しました」

――ロケで楽しかったことは？

秋田「みんなでお昼ごはんにお好み焼きを食べたのが美味しかったです。いろんなお店に行ったんですけど、そのお店ごとの味というものがあって、深いなって思いました」

曽田「そういう時、八嶋(智人)さんが、いろいろ調べて、お店を予約してくださって。本当にありがたかったです」

――ジョンのように観光するなら、今、どこに行ってみたいですか？

秋田「訓練とか大変なことをなしに(笑)、「どこでもドア」でポンと行けるなら、月に行ってみたい。未知の世界を体験してみたいです」

曽田「僕は深海に行きたいかな」

秋田「真っ暗で怖いよ。ぎゅってなっちゃうよ(笑)」

曽田「そういうのはならない方法で(笑)。あとメガロドン(数百万年前まで生息していたサメの一種)とか見に行きたい。海の世界って人間が知ってるのはほんの一部なんですよね。だから、未知の部分を見てみたいですね。そして、そこで発見した生物に、全部、僕の名前を付けます(笑)」

――撮影が大変な時、時間があればどんな気分転換をしますか？

曽田「僕はボウリングに行きます！　今、ハマってて、一人で黙々とボールを投げてます(笑)。あとはカフェに本を読みに行きます。映像作品と違って、自分の頭の中だけでの表現やストーリーが進んでいくのが好きなんです。それも恋愛ものしか読まないです。(笑)」

秋田「私は温泉に行って寝ること。本当に15時間くらい寝続けられるくらい寝る才能があるんです(笑)。嫌なことがあっても、温泉に入って、岩盤浴とかもして、ぽかぽかの状態で寝たら朝にはすっきりしてます。あとは買い物も好きです。Seventeenの企画でゲッターズ飯田さんに占ってもらったことがあるんですけど、その時に“あなたは買い物しなきゃストレスが溜まっちゃう”と言われて、その言葉を胸に“じゃ、買ってもいいんだ”って思って(笑)。

曽田「それ、僕も言われたい(笑)」

――この作品では音楽も重要なアイテムになっていますが、自分にとって大切な音楽があれば教えてください。

秋田「私は、あまり音楽を聴かないほうで、耳にイヤホンしてても何も流さない…みたいな感じなんですけれどONE OK ROCK さんの『欲望に満ちた青年団』は、曲調やアップテンポな感じがすごく好きです。オーディションに行く日に聴くと、喝を入れられる気分になる音楽で大切にしています。

曽田「僕は、SUPER BEAVERさんの『ハイライト』です。“死ぬまで死なないように　その為に僕らは　必死でありたいよな”という歌詞がすごくいいなと。これを聴くと“じゃ、頑張ろう！”と思います」

――最後にこの作品のおすすめのところを教えてください。

曽田「この作品は“平和について、全員が知らないといけない”みたいな、強要はしてないんですよね。見た後に、能動的にいろいろ考えるようになる映画だと思いますので、ぜひ、見ていただきたいです。そして、広島のロケーションがすごくきれいなので、“ちょっと広島に行ってみようかな”って思ってもらえたらいいなと思います」

秋田「原爆や戦争がテーマになっているけど、とにかく未来に向けて平和を祈ろうと思える、前向きな作品です。10代の若い子たちが見ても、過去の歴史を振り返りつつ、明るく未来に向けて、どうしていこうかなって考えられるきっかけになる作品だと思うので、みなさんに明るい気持ちで見ていただけたらなと思います」

曽田「ちょっと笑えるところもあるので、そこは素直に楽しんでもらえると思います」

胸がじんわりする、素敵なファンタジーを楽しんでね♪

●ストーリー

ある日、広島の若者モッチ(曽田陵介)とアヤカ(秋田汐梨)は、謎めいたアメリカ人観光客ジョン（チェイス・ジーグラー）に出会い、広島の街を案内することになる。ジョンには奇妙な力があり、街の至るところで何かを見つけていく。一方、小学校で原爆の歴史を学び怖くなった少年ユウヤはその夜夢を見る。夢の中の少女はユウヤを戦時中の街へと誘う。 広島の街に起こる不思議な物語は混ざり合い、やがて一つの大きな渦になる。この街の過去と現代が交錯し、幻と現実が融合し始める。やがて忘れられていた歌が街に響き、人々はひとつの奇跡に遭遇する。広島から放つ、愛と平和のファンタジー。

■出演

曽田陵介 / 秋田汐梨  Chase Ziegler  八嶋智人 / 西川諄  Raimu  谷村美月 / 川平慈英 / さいねい龍二  塚本恋乃葉  西村瑞樹  キコ・ウィルソン  松本裕見子  田口智也  HIPPY

監督・脚本・編集：時川英之

広島県知事推奨映画

『惑星ラブソング』（英語表記：Love Song from Hiroshima）

5月23日（金）よりMOVIX広島駅ほか広島県先行公開

6月13日（金）よりシネマート新宿、池袋シネマ・ロサほか全国ロードショー

©映画「惑星ラブソング」製作委員会

◇公式サイト：https://wakuseilovesong.com 

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