
【チェキプレあり】神尾楓珠さん、桜田ひよりさんがW主演する映画『大きな玉ねぎの下で』が公開!
1985年に‟爆風スランプ”がリリースし、2000年代に入っても多くのアーティストがカバーするなどずっと歌い続けられているバラードソング「大きな玉ねぎの下で」。
小説家の中村航さんがこの曲の歌詞から着想を得て原案化したのが、映画『大きな玉ねぎの下で』。この映画で初共演したW主演の神尾くん、ひよりちゃんに話を聞いたよ。
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”大きな玉ねぎ”とは、日本武道館の屋根の上で金色に輝く擬宝珠(ぎぼし:玉ねぎに似ている!)のこと。文通相手と武道館で初めて出会う約束をした2人のせつないラブソング。実は、初の武道館ライブを前にした爆風スランプが、空席があった時の言い訳ソングとしてこの曲を誕生させたという秘話も!



Q. 初共演のお二人、これまでお互いにどんな印象を持っていました?
神尾「しっかりされている方、という印象です。芸歴も僕より長いですし、何か失礼があったらいけないなと思って、ちょっと緊張していました」
桜田「絶対ウソです(笑)」
神尾「緊張、してたしてた(笑)。以前にひよりちゃんと共演したことがある俳優仲間から「桜田ひよりはスゴイ!」と聞いていたので、ひよりちゃんのかもしだす空気に飲み込まれたらどうしようって不安がありました、最初は。でも、実際にお会いしたら、思ったより接しやすかったです(笑)」
桜田 「うれしいです!(笑)」
神尾 「もちろん本当にしっかりされてるし、スゴイなぁと思うことありましたが、結構ボケたりもされるので、空気がすごくなごやかになるし、現場に入ったら緊張がほぐれてよかった」
桜田 「よかったです!私は、お目にかかる前から、きっと”陽”じゃないんだろうなぁと思っていて(笑)。だからこそ安心してました。自分もすごく陽なわけじゃなくて、”陰の中でちょっと明るい方”なので(笑)。現場にいる時間やお芝居をする上では、そのバランスがすごく大事になってくるので。現場はなごやかで穏やかな時間が流れていました」
神尾 「うんうん」
桜田 「緊張感?は全く伝わってこなかったですね。初日から気さくに話しかけて下さったので、ステキなお兄さんだなぁと思っていました(笑)」
神尾 「そこは、こっちのペースにしないと飲まれると思って(笑)」
桜田 「そういうことだったんですね(笑)」
Q. 実際に演技をしてみて感じたことや刺激を受けたことはありますか?
神尾 「目が強いですよね。そらしたくなっちゃうぐらいの真っ直ぐさで、そのまま見てたら吸い込まれてしまいそうなくらい、強い力がある。スイッチが一個入った時の桜田ひよりはスゴイ(笑)。でも、それは丈流(たける)という役を演じる上ではありがたかったです。丈流と美優(みゆう)がぎくしゃくするシーンがあるんですが、そこでの目の強さが一番印象に残ってます」
桜田 「カフェのシーンですね。顔も見たくない相手と会わなきゃいけない、早く帰ってほしい、でも自分の気持ちも煮えきれないままでって。だから、すごくにらみました(笑)。でも、私こそ、神尾さんの目はとっても印象的で、丈流と目が合った瞬間に美優ちゃんがドキッとするところは、自分にとっても心が動く瞬間でした。神尾さんの目ヂカラが発動すると引き込まれちゃうんです(笑)」

Q. 映画は偶然から紡がれる物語ですが、お二人にお偶然から生まれたエピソードはありますか?
神尾「この仕事を始めるきっかけはオーディションなんですが、何もできなかったので受からないだろうなぁと思ってたんです。でも、オーディションの資料が重ねられたデスクの横を社長がたまたま通りかかった時、その資料の一番上にたまたま僕の履歴書が置かれていたらしいんです。それを社長が見て、こいつを所属させようって言ってくれて決まったんです。サッカー部だったので、伸びかかった坊主頭の写真だったんですけどね、それがよかったみたいで。本当に偶然が重なりました」
桜田「犬を飼ってるんですけど、飼いたいなぁと思ってた頃にたまたま入ったお店で一目惚れしたんです。抱っこさせてもらった瞬間に、このコと住んでいる様子がパーッと想像できて。絶対このコを家族に迎えようと思ったんです。本当、偶然の出会いでしたね。もうすっごく可愛くて♡、今日も出かける時に、頑張ってくるねって言ったら尻尾をフリフリしてくれました(笑)」
Q. 脚本を読んだ時はどんな第一印象でしたか?
神尾「ストーリーにすごく引き込まれました。過去パートと現代パートが交互に描かれるですが、すごくまとまっているので、混乱することもなくすんなり感情移入できました」
桜田「私たちは現代パートを演じていたんですが、過去のパートがどうなっているのかわからなかったので、どう現代に繋がってくるんだろうと、脚本を読みながら想像力を広げていました。実際に出来上がったものを試写で見せていただいた時に、あぁここがこう繋がってるんだぁ!とか、一観客として新鮮に映画を楽しめました」


1980年代の高校生たち。顔を見たことのないペンフレンドとの文通を楽しんでいた。
Q. 現代はバイト先の連絡帳で、過去パートではペンフレンドとの文通で、と文字だけで心を通わしますが、共感できる部分はありましたか?
神尾「実際に経験はないですけど、手書きの文字の方がメールより気持ちが伝わるんじゃないかと思います。文字に人柄もあらわれると思いますし。メールって便利だけど、無機質なだけに受けとし方によってはニュアンスも変わってしまうこともあるけれど、手書きの文字だと伝えたいことがちゃんと伝わる気がします」
桜田「仕事先でお世話になった方や、友達の誕生日プレゼントにお便りを添えたりします。送る相手のことを考えながら、どういう便箋にしようかとか考えている時間が私は好きです。顔の知らない相手に出したことはないですけど、想像しながら想いを乗せて書く時間ってすごく大切な時間だなと思います」
Q. 過去パートを見て時代の違いにびっくりしたところはありましたか?
神尾「手紙を速達にしようと郵便局に行くシーンですね。たとえ速達にしても、手紙だと今伝えたいことも今すぐには伝わらないと言うのがもどかしいなぁと思いましたね」
Q. スマホなしで待ち合わせするのも今じゃ考えられないですよね
桜田「今は無理だと思います。相手を見つけられないと思いますね」
神尾「この前カフェにいたら、おじいちゃん3人が入ってきたんですけど、”あれ?●●さんは?”って言ってて。もう一人一緒にいた人がいたみたいなんですけど、”いなくなっちゃったね、まぁいいか”って言ってる!いや、よくないでしょって思ったんですけど(笑)。みなさん携帯も持ってないから大丈夫なのかなぁ、って心配になって。そうしたらちゃんと合流できていたんで、スゴイなぁ、携帯なくても合流できるんだと思って(笑)」
桜田「一回やってみたいですね!」
神尾「やってみたい!?」
桜田「時間に余裕がある時に、その日は携帯を持たず現金だけ持って待ち合わせして1日楽しむって良さそうじゃないですか?…あんまりですか?」
神尾「う~ん…あんまり(笑)」
桜田「あんまりだったか(笑)。ペンフレンドを募集する雑誌に顔写真も住所も載ってるというのは驚きましたね。今それは難しそう。でも、その当時は自分の知らない世界の人と文通してみたいって純粋な気持ちだったんでしょうね。それってすごくいいなと思いましたし、楽しかっただろうなと思います」
神尾「昔は芸能人とか野球選手とかの住所もバレちゃってたとか聞いたことがありますけど、それはイヤだよね」
桜田「はい(笑)」

Q. 映画では音楽が二人を繋ぐ重要なモチーフになっていますね。音楽の持つ力を感じました。
神尾「僕はすごく共感できました。好きなアーティストがいるんですけど、そのアーティストが好きだという聞くと、あまりよく知らない人でも一気に距離が近くなるというか、いい人だ!ってなっちゃう(笑)。好きな音楽でひとつ扉が開く感じはよくわかります」
桜田「同じものが好き、ってそれだけでテンションが上がりますね。私自身も共演者の方やスタッフさんの中に自分と同じアーティストやグループが好きという方がいると、つい話しかけなくなっちゃいます。それで一気に距離感が縮まるので、音楽の力ってすごいなぁと思います。私も毎日音楽を聴いていますね、J-POPもK-POPも色々と聴きます。音楽には生活を支えられているなぁと思います」
Q. 日本武道館にライブを観にに行ったことはありますか?
桜田「行ったことないんです。いつか行ってみたいです。ライブは年に1~2回は行ってるんですけどね」
神尾「日本武道館、今年初めて行きました。イエローモンキーのライブ、最高でした!距離の近さとかも含めて、他の会場とは全然雰囲気が違うなと思いました。これはみんな来たいってなるなって気持ちがわかりました。ドームともまた違うんですよね」

村越美優(桜田ひより)は、カフェ「Double」でバイトしている看護学生。自分の夢をまっすぐに追うあまり、できない自分が嫌になる。

堤丈流(神尾楓珠)は、バー「Double」でバイトしている大学生。将来に希望が持てず就職活動もとどこおり中。
Q. 演じた役に共感できた部分はありますか?
神尾「丈流が就活で迷っているんですが、僕は高校生の時に進路をどうしようかと迷っていて、それは丈流と同じような感じでした。将来に大した期待はしていないけれど、でも周りには負けたくない、みたいな。そんな丈流の葛藤みたいなものには共感しました」
桜田「私の演じた美優は、好きなことをしているはずなのにちょっとしたことでくじけてしまったり、イライラしている自分にまたイライラしてしまう。好きなことをしているのにそういう気持ちになってしまう自分がツラいんです。私も好きでこの仕事をしているので、もどかしい部分とか、壁にぶつかるとことかは共感できました」
神尾「丈流はひねくれてはいるんですけど、母親に対する思いはブレないように演じようと思っていました。そこに愛情を感じないと観ている人が丈流のことを好きになってくれないと思ったので。ただ捻くれて対立してるだけじゃなくて、そこにはちゃんと自分の中の正義みたいなものが見えるようにと」
桜田「美優も真っ直ぐなコゆえに、受け取り方によってはキツく聞こえることも言っちゃう。そこはあまりいい印象を抱かれないかもしれないです。でもそれは将来のことをきちんと考えていたり、いろいろな壁にぶちあたったりしての人間味のあるところだと思っています。緊張感のある仕事場と、ちょっとした息抜きになるバイト先での、かもしだす空気感の違いを大切にしたいと演じました」
Q. では最後に、この映画を観るうえで、お二人の注目キャラを教えてください!
神尾&桜田 「喜一(きいち:中川大輔)!」
神尾「喜一が僕ら二人とこの物語自体を動かしてくれるキャラクターです。ぜひ喜一を追って観てください!」


[桜田さん]衣装協力:ドレス¥264,000/ZIN KATO、その他スタイリスト私物 ※税込価格
PROFILE/かみおふうじゅ●1999年1月21日生まれ、東京都出身。2015年『母さん、僕は大丈夫』(NTV)で俳優デビュー。以降、ドラマ、映画と数々の話題作に出演。4月25日公開予定の映画『パリピ孔明 THE MOVIE』では孔明の最大のライバルとして出演する。
PROFILE/さくらだひより●2002年12月19日生まれ、千葉県出身。2018年~2023年までseventeen専属モデル。幼少期からキャリアを重ね、2024年に第47回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。今年の1月期ドラマ『相続探偵』(日本テレビ)に相続調査事務所のアシスタント・三富令子役で出演中。

映画『大きな玉ねぎの下で』
2月7日(金)よりロードショー
出演:神尾楓珠 桜田ひより
山本美月 / 中川大輔 / 伊藤蒼 藤原大祐 窪塚愛流 瀧七海
伊藤あさひ 休日課長 和田正人 asmi / 飯島直子
西田尚美 原田泰造 / 江口洋介
Inspired by 爆風スランプ「大きな玉ねぎの下で」
主題歌asmi「大きな玉ねぎの下で」(Sony Music Labels Inc.)
制作委員会/東映 U-NEXT ダブ ニッポン放送
配給/東映
©2024映画「大きな玉ねぎの下で」製作委員会
<ストーリー>
丈流(神尾楓珠)と美優(桜田ひより)は、「Double」という店でそれぞれ働いている。昼はカフェ、夜はバーになるその店で、丈流は”夜の人”、美優は”昼の人”として、バイトノートに共有すべき連絡事項を書き込んでいた。同じバイト先でも顔も知らない、会ったことのない間柄の二人だったけれど、バイトノートには次第に趣味や悩みを綴るようになっていた。まるで交換日記のように。でも、実は二人は顔見知りなうえ、お互いに印象は最悪。そうとは知らず意気投合した二人は日本武道館のライブで初めて会う約束をするが……。
一方、あるラジオ番組では30年前の文通相手との恋の思い出話が語られていた。文通を続けるも会ったことのない二人もまた日本武道館で初めて会う約束をしていた。
令和と平成、顔も知らないけれど心を通じ合った2組は、大きな玉ねぎの下(日本武道館)で出会うことができるのか。時代を隔てた2つの恋は交錯し、やがて一つの奇跡が彼らを待ち受けていた。
チェキをプレゼント!

【応募方法】
① X(旧Twitter)でSeventeen公式アカウント(@SeventeenJP_mag)をフォローしてね。 ② 記事の感想と、#ST_ 大きな玉ねぎの下で のハッシュタグをつけてツイートしてね。 応募期限は2月14日(金)23:59まで! ※当選者にのみTwitterのDMでご連絡します。
【当選通知】
・抽選の結果、プレゼントに当選された方には2月下旬までに本アカウントからダイレクトメッセージでご連絡します。
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・ 当選の権利を他人に譲渡することはできません。
・ 転売行為、もしくは転売行為への加担は厳禁です。
・ 賞品の換金、交換はできません。
・ 本キャンペーンの内容は予告なく変更、または終了する場合があります。
・ 第三者が応募者の投稿内容を利用したことによって受けた損害については一切の保証をいたしかねます。
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撮影/高橋明宏 スタイリスト:寒河江 健[神尾さん]、津野真吾(impiger)[桜田さん] ヘアメイク:奥山信次(barrel)[神尾さん]、池上豪(NICOLASHKA)[桜田さん] 構成/鹿住恭子