女優まなみんにインタビュー♡
ST㋲でもある江野沢愛美ちゃんが、7年ぶりに映画に出演♪ 『Comico』で人気の、いじめが題材の『傷だらけの悪魔』の映画化でいじめっこ役に挑戦したまなみんに、その心境などを聞いてみたよ。
Q久しぶりのお芝居、どうだった?
「ずっとモデル一本でがんばってきて、いきなりこの役かって(笑)。私はワナにハメていじめを起こしていく役なんです。ST㋲として、そういう役をやってもいいのかなっていう迷いはあったな。それと、私自身もいじめというか、嫌がらせを受けたことがあって。だからお話をいただいたときは、監督に"やる側にまわるのはしんどいです"って言いました。そうしたら"役の中でやり返せばいい"って言われて。なるほどと思ったんですけど……リハ中は本当にしんどくて、力が出せなかった。"なんでこんなひどいことしなきゃいけないんだろう"って。でも、本番でカメラマンさんや照明さんを見たときに"ああ、みなさんすごいな"と思って吹っ切れました。そこからどんどん役に入り込んでいったかも。カメラが回ってないときでも、ヘアメイクさんに"今、私のことにらんだでしょ!"って言われたくらい(笑)」
重くてつらい内容の映画だけれど、休けい時間は和気あいあいで楽しかったそう♡
「みんなで楽しく恋バナしながらご飯を食べたりしてました♡ サイレントでみんなで野球やったりね。全然おもしろくないのにみんなで盛り上がっちゃう、みたいな(笑)。でも、足立梨花ちゃんだけはずっとひとりでいて、入ってこなかった。梨花ちゃんはいじめられる役だから、撮影の間ずっとみんなと口をきかなかったの。役作りなんですよ。すごくない? クランクアップしたときに"今度みんなで恋バナしようね!"って言われたから、ずっとガマンしてたみたい。演技もすごかったし足立梨花は本当にヤバい!」 じゃあ、完成した映画を観てみて、どう思った? 「編集の仕方がすごくオシャレ! ふだんPVを撮ってる監督だから、重すぎない感じになってるので、注目してほしいです。内容は……今の女子高生の中には、こういういじめと戦っているコがいるんだろうなって、すごくリアル。最後のシーンを撮っているときは舞のセリフに共感しすぎて涙が止まりませんでした。みんなもこの映画を"どのキャラの立場で観られるか"考えながら観てほしい。やめろと言えるのか、言えなくてもいじめを止めるための行動ができるのか、自分を守って傍観者になるのか。観たあとは、"私はいじめはしない"と思ってくれるとうれしいです」
重くてつらい内容の映画だけれど、休けい時間は和気あいあいで楽しかったそう♡
「みんなで楽しく恋バナしながらご飯を食べたりしてました♡ サイレントでみんなで野球やったりね。全然おもしろくないのにみんなで盛り上がっちゃう、みたいな(笑)。でも、足立梨花ちゃんだけはずっとひとりでいて、入ってこなかった。梨花ちゃんはいじめられる役だから、撮影の間ずっとみんなと口をきかなかったの。役作りなんですよ。すごくない? クランクアップしたときに"今度みんなで恋バナしようね!"って言われたから、ずっとガマンしてたみたい。演技もすごかったし足立梨花は本当にヤバい!」 じゃあ、完成した映画を観てみて、どう思った? 「編集の仕方がすごくオシャレ! ふだんPVを撮ってる監督だから、重すぎない感じになってるので、注目してほしいです。内容は……今の女子高生の中には、こういういじめと戦っているコがいるんだろうなって、すごくリアル。最後のシーンを撮っているときは舞のセリフに共感しすぎて涙が止まりませんでした。みんなもこの映画を"どのキャラの立場で観られるか"考えながら観てほしい。やめろと言えるのか、言えなくてもいじめを止めるための行動ができるのか、自分を守って傍観者になるのか。観たあとは、"私はいじめはしない"と思ってくれるとうれしいです」
Q女優としての必需品を見せて!
「フリスクはマナー&リフレッシュのため。リップはメイクさんが忙しいから自分で直してた。いつも持ち歩いてたよ」
『傷だらけの悪魔』【公開中】
東京から田舎に転校した舞(足立梨花)。目立たないよう、うまくやっていこうと決め、いいスタートを切ったはずだった。しかし、クラスには中学時代、舞が属するグループからいじめを受けていた詩乃(江野沢愛美)がいた。復讐として舞は策略にはめられ、ひどいいじめを受けるようになる。
©2017 KIZUAKU フィルムパートナーズ
えのさわまなみ●96年11月1日生まれ、千葉県出身。ST専属モデルとして活躍中。バラエティー番組『すイエんサー』(NHK Eテレ・火曜夜7時25分〜)にレギュラー出演中。モデル一本だった愛美が久しぶりにスクリーンへ復帰! ●公式Twitter→@manami_enosawa ●公式Instagram→enosawa_manami
撮影/藤原宏(Pygmy Company) 文/東美希 (Seventeen3月号)